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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家プロジェクトがテレビ番組に出る

2013-06-21 | 喜久家ボランティア

 伊方町平礒の喜久家プロジェクトがテレビ番組に放送される。

 テレビ愛媛の「ふるさと絶賛バラエティー いーよ」という番組。

明日6月22日(土) 昼12時~1時。


 http://www.ebc.co.jp/bangumi/iyo/



 この番組のねらいは、

『長引く不況に高齢化…。衰退する地方を元気にできるのは、
結局、そこに暮らす人々しかいない!

 私たちは、ふるさとで歩み未来を見つめる全ての県民に
熱いエールを送ります。

 県内の津々浦々をめぐり、地域の魅力を再発見。
これを見れば愛媛がもっと好きになる、「いーよ!」探しの旅が始まります。
地元民だからこそ知っている、反対に地元民ゆえに
気づいていない、魅力あふれる「人」「モノ」「場所」…。

 そんな地域の“絶賛ポイント”を個性派の出演者たちが
楽しく探していきます。』



というとてもすてきなねらい。



 リポーターは、お笑い芸人のハライチさん、岩井さん。
すでにコマーシャルなどで流れていて、何人もの方から
「楽しみにしています。必ず見ます。」
の声をいただいた。

 収録されたのは、1ヶ月ほど前になる。
 喜久家ボランティアの早川愛ちゃん、そして先日出発した
アメリカ、ワシントン出身のセーラにスポットライトがあてられた。

 また、となりの地区、二名津の田村菓子舗のよっくんも
喜久家とのつながりで出てくれた。
とてもたよりになる応援団。
若者たちは、田村菓子補のパンや「浅野さんちのデコポンろーる」ケーキが大好き。



 収録日、平礒ではおばちゃんたちがはしゃいでいたそうだ。
この番組を通して、日本一細長い四国最西端の小さな小さな郷が
元気になっていく。

 一人でも多くの方や地域の元気につながればうれしい。
 

http://www.ebc.co.jp/bangumi/iyo/


人が人をよぶ

2012-12-01 | 喜久家ボランティア
平磯、喜久家にインドネシアの留学生たちがくることで、たくさんの人たちがかかわり、訪れた。
まず愛媛大学の担当事務局のルース先生。アメリカ生まれのとてもおおらかな女性。
コーディネーターのNice職員、山口沙矢香さん。明るくて、かわいくて、かしこくて、今回の活動が大成功したのは、彼女がいたからこそ。
常に寄りそい、絶大な信頼を得ていた、愛媛大学四回生のふさだ君。途中、お別れの時は、みんなを涙でぬらした。もちろん、それ以上に彼の涙は多かった
お別れパーティーに再び来てくれて、再会の喜びを感じさせてくれた
後半から参加してくれた愛媛大学大学院生、やない君。インドネシアに一年間留学し、インドネシア語ぺらぺら 楽しくムードを盛り上げてくれた このやない君を慕っているのが、愛媛大学一回生、ちさとちゃん 後半最後に参加し、授業を休んで最後までいてくれた今を大切にするエネルギッシュなルーキー
この他、愛媛大学農学部、笠松先生率いる学生さん六人。

まさにすてきなインドネシアのみなさんが、すてきな人たちを呼び寄せた

人のつながりは、おもしろい
そして、すごい力を生み出す

田舎の人たちの良さ ~喜久家ボランティア あっこちゃんの言葉より~

2012-09-17 | 喜久家ボランティア
 昨日まで2泊3日で平礒へ郷帰りしてくれていたあっこちゃん。
ドラマ「美丘~君がいた日々~」の吉高由里子に似たとっても明るい子。
昨年2011年の3月に2週間の喜久家国際ワークキャンプに参加してくれた。

 このときのメンバーでは、リーダーだったちあきちゃんに次いで2人目の郷帰り。
受け入れしている僕たちにとって、初めて来てくれる以上に、再び帰って来てくれることがうれしい。
なつかしい話に花が咲く。

 佐田岬リゾートに住む大利さん夫婦を弟とあっこちゃんと3人で訪ねた。
広い自然の庭に、さまざまな草花や木々。



 大きな自然の木の下にブランコがある。
大利さんにすすめられ、あっこちゃんも乗ってみる。



 庭を歩きながら楽しい話をする。
辺りが暗くなり始め、家の中へ。



 大利さん夫婦の話に聞き入るあっこちゃん。
そしてあっこちゃんの話を聞きたがる大利さん。
おじいちゃん・おばあちゃんと孫のように見える。



 話は尽きないが、夜9時になったので、帰ることにした。
わずか2時間半前の出会い。
でもお互いに大きな感動が生まれた。

 帰りの車の中で、あっこちゃんが言ってくれた言葉が強く心に残った。

「こちらで出会った人って、
(洋海さん、長武さん、田村さん、そして大利さん夫婦も)
みんな私の話に耳を傾けてもらえます。
 都会では、こんなに歳の離れた若者だから、見下ろされているような話ぶりの人もいるんです。
だから一緒の気持ちで、話を聞いてもらえるみなさんとの時間がとってもうれしく思えます。」




 とてもうれしい言葉だった。

 僕たちは、自分たちの良さに気づいていないが、
誰の言葉にたいしても耳を傾ける姿勢は、
とっても人を大切にしているということを。

 都会に住む若者に、田舎の人の良さを気づかせてもらえる。

 ありがとう。

                  岬人(はなんちゅう)

 

喜久家ボランティアあっこちゃんの郷帰りと新たな出会い ~よっくん と 大利さん~

2012-09-17 | 喜久家ボランティア
 1年半前の3月。
喜久家国際ワークキャンプで活動してくれたあっ子ちゃん。
昨日まで2泊3日の里帰り。

 このように里帰りしてくれることが最高にうれしい。
いろんななつかしい話に花が咲く。
 彼女は、あれからもさまざまな経験をし、
ますますすてきな女性になっていた。

 経験や人との出会いを大切にする。
その考え方が、清々しいほどぶれない。



 会ってもらいたい人がいた。
田村菓子補の3代目、よっくん。
リホームした田村菓子補で、2時間ほどの話。
両方にとって、新鮮な考えを感じるものになったようだ。




 もう一人は、佐田岬リゾートに住む大利さん夫婦。
僕の大好きな夫婦。
自然の中で、ゆったりと過ごす生き方はまさに理想。
時々、喜久家の若者を連れては訪れる。
1000坪の庭には、もともとあった自然の森。
少しずつ植えていった四季折々の草花。
手のひらに種を乗せると、それを食べに来る鳥たち。
そしてあたたかい木の家。

 

 自然な生き方の話で盛り上がった。

 大利さん夫婦もあっこちゃんのことをとても気に入り、
「都会にもこんなすてきな娘さんがいるのね。」
と、喜ばれた。
 それは、あっこちゃにとっても同じだっただろう。

 出会いが、また新たな出会いを生み出していく。
田舎には、人の数こそ少ないが、心をゆさぶる出会いがあるものだ。



 

日本が大好きなケルト

2010-05-12 | 喜久家ボランティア
 初めての日本。
もちろん、受け入れとしてもエストニアなんて初めてです。

 写真は、昨年の夏喜久家で3ヶ月活動してくれたケルトです。
隣は、姪の白澤百恵、両側は私の双子娘。
 8月14日の平礒盆踊りで撮ったものです。

 子どもたちは、みんなケルトが大好きでした。
イラストが得意なケルトに、絵を描いてもらったり、
エストニアの写真を見せてもらいながら、お話を聞かせてもらったり。

 ある日ケルトが来ていたかわいいシャツを見て、
姪が
「それは、どこのブランド?」と聞きました。
するとケルトは、
「これはとても安く買って、自分でかわいく作りなおしたのよ。」と。

 多くの日本人は、豊かさに埋もれ、
「かわいいものや良いものは、ブランド品」
「ブランド品を持っていれば、どこか誇らしげ」
と、いったところがあります。
 
 でもエストニアのケルトは、
「世界にたった1つしかないものを持っている」
ということがうれしいようです。
だから、自分が思うようにアレンジしたり、手直ししたり。
とっても、物づくりが好きで、得意なのです。


 ケルトに聞くと、
エストニアでは、そんな人が多いらしいです。

 私たち日本(人)は今、
とても大切なことを忘れているのかもしれません。
物づくりは、私たち日本人にとって、
とても楽しみなことであったし、世界に誇る得意なことであったはずです。


 ケルトから届いた手紙を読みながら、
こんなことを思い出しました。

                   岬人(はなんちゅう)
 

おおずふれあいスクール農業体験

2010-02-18 | 喜久家ボランティア
 今年も楽しみなメンバーやってきました。
国立大洲青少年交流の家にある「おおずふれあいスクール」農業体験。
2月16日(火)~18日(木)の3日間。
今年で3年目になります。

毎年参加のメンバーもいて、受け入れ農家さんとの親しい交流が積み重ねられています。
 現在喜久家には、恭平君・藤井君・韓国のソンミちゃん・エンちゃんの4人が共同生活。
昨夜は、ふれあいスクールのメンバーと一緒にカレーライスを作り、夕食会をしました。
こんな夕食って本当おいしいですね。
「同じ釜の飯を食う」一体感もあるし。

 夕食後は、お茶をしながら、喜久家の話などで花が咲きました。
いつしかマジックショウも始まり、とっても楽しい時間が流れました。
喜久家は、こんなつながりを大切にしていきたいと思っています。
 帰り道、澄みきった夜空の星が、いつもより輝いて見えました。

 おおずふれあいスクールのみなさん、ありがとうございました。
最終日の農作業もよろしくお願いします。

              
                   岬人(はなんちゅう) おさむ