媽祖祖廟 (中国)

【中国・福建省・莆田市】媽祖祖廟は、宋建隆元年(９６０年)に湄州島で誕生した媽祖の才能と偉業(慈善行為)を称えて湄州島に建立された。
媽祖の本来の名前は林黙（黙娘、娘媽とも呼ばれる）といい、頭が良く、天体現象を熟知し、医療技術で才能を発揮し、何より多くの人々を救った慈善行為が語り継がれている。　宋雍熙四年(９８７年)に海難に遭遇した人を救おうとして亡くなり、湄州島で昇仙(神仙になる)したと千年以上前から伝えられている。

寒い季節、客船で湄州湾に浮かぶ湄州島にある媽祖祖廟を訪れた。
パンフレットから創建は１１５０年頃と推察されるが、小高い丘の斜面に建立された祖廟は素晴らしく....その古さと壮大さに圧倒された！　聞けば、媽祖祖廟は現在、世界遺産登録を申請中とのことだ。
　
堂々たる構えの経旨門

媽祖祖廟の全景

太子殿と鐘楼(右)

後からみる鼓楼(右)と鐘鼓....遠くに湄州湾が見える
　
太子殿(正殿)....重厚な感じの建物　　　　　　　　　　　　　　　　太子殿近景
　
太子殿から眺める朝天閣(右奥)　　　　　　　　　　　　　　　　　　最も高い位置に建つ朝天閣　　　　　　

堂々たる風格の朝天閣

眼下に湄州湾、右は朝天閣
　
寝殿近景　　　　　　　　　　　　　　　　　　寝殿全景　　　　　　　　　

寝殿の全景
　
昇天楼と朝天閣(奥)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昇天楼

昇天楼と朝天閣(左奥)