何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

海南神社 (三浦)

2010年12月15日 | 寺社巡り-神奈川

【神奈川・三浦市】平安時代の天元五年(982)、藤原資盈を祀るために建立されて三浦郡の総社に。 江戸時代の承応二年(1653)に正一位に列せられ、享保四年(1719)に三浦半島の総鎮守となった由緒ある神社。 56代清和天皇の治世、皇位継承争いに巻き込まれて左遷された藤原資盈公が、任地の筑紫国へ赴く途中で暴風に遭って三浦半島に漂着(平安時代貞観六年(864))。
土地の長に推戴された後、房総の海賊を平定したり、地元の福祉や発展に寄与したので地元民から尊崇され、2年後の貞観八年に没した後、地元民が花暮海岸に祠を建てて祀ったのが縁起。

三崎港から市街地を少し山手に入った所に建つ、三浦七福神の第3番で弁財天を祀る海南神社を訪問。
明神鳥居をくぐって境内に....他に参拝者や訪問者がいないせいか静かだ。 直ぐの左手に入母屋造りの屋根の神楽殿が建ち、その少し先に源頼朝が植えたと伝えられる樹齢約800年の銀杏の大きな古木が聳え立つ。 この神社には、毎年1月中旬に奉納される歌舞「チャッキラコ」や11月に演じられる神楽「神代神楽」が有名とのこと。

明神鳥居
 
鳥居から眺めた境内全景                      手水舎越しに眺める社殿
 
手水舎....水が張ってあり時々参拝者があるようだ 狛犬越しに眺める拝殿

見事な朱色の拝殿

拝殿の後ろの社殿がちらっと見える
 
拝殿の近景....それにしても鈴を鳴らす紐の多いこと!
 
樹齢約800年の御神木の銀杏   入母屋造り瓦葺の屋根の神楽殿
 
歴史を感じさせる神楽殿

金毘羅宮の入り口の小さな明神鳥居
 
金毘羅宮への参道....奥に小さなお社がある
 
相州海南高家神社

福徳稲荷神社....赤と白の2つの明神鳥居が立つ
 
古そうな狐たちに守られている福徳稲荷神社
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