that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

セビルロー、再び

2009年09月24日 | ロンドン探訪
ちょっと前の話ですが、シャツを作りに



再びセビルローへ。



シャツは消耗品だから、そんなに金をかけるものじゃないってのは重々承知しているのだけれども、イギリスには自分に合うサイズのものが無い。
なので、仕方が無いと割り切るしかないわけです。



それにしても、生地選びに始まり、カラー、ステッチ、ボタンの類を細かく決めていくのはなかなか楽しい。
自分の体型にピタッと合うシャツに袖を通す時のワクワク感と言ったら・・・。

とは言いつつも、この一連のアレが単なる自己満足なんだろうなとも思ったり思わなかったり。

まぁ、良いんです。
楽しいので。

というわけで、出来上がるのは1ヵ月後ぐらいでしょうか。
早く出来上がらないかなー。

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めんどくさい

2009年09月23日 | なんとなくアレなやつ
とてつもなく面倒くさい仕事に巻き込まれ、コツコツと消化しているときのこと。
あまりにもやる気がなくなり、ボソッと「めんどくせぇ・・・」と漏らしてしまった。
すると、目の前の同僚(イギリス人)がすかさず「今、日本語で何か言った?どういう意味?」と聞いてきた。
仲の良い同僚だし、日本にも興味を持ってくれているし、意味を教えてあげようとも思ったのだけれども、ただ良い言葉が見つからなかった。



敢えて訳せば "cumbersome" だとは思う。
だけれども、これはどちらかと言うと「煩わしい・煩雑・嵩張る」という意味を持ち、単純に「面倒くさい」場合は "cumbersome" とは言わない。

こういう場合、イギリス人なら "Bloody Hell!", アメリカ人なら "F*cking Hell!" と、どちらかと言うと捨て台詞的で、負け犬の遠吠え的な、あまりよろしく無い言葉を使ったりする。状況的には「面倒くさい」と似たような使い方だけれども、実際には「面倒くさい」とは一線を画している。

"cubmersome" 以外にも "I couldn't be stuffed / bothered" とか "I can't give a toss / sh*t" という表現もあるのだけれども、これはそもそも単語じゃなくて文章になってしまっている。しかも、厳密に言えば「しらね、やってらんねーよ」という意味だし、「放棄」の意思表示も内包している場合がある。

その点「面倒くさい」は、決して「放棄」はしていない。放棄はしていないけれども、鬱積したマイナス感情をどこかで吐き出したいから、それを全て「面倒くさい」というその一言に託す。



そういえば、以前、というか、だいぶ前(2006年5月9日)に、"MOTTAINAI" も大事だけど "MENDOKUSAI" も良いよね!的なことを書いたのだけれども、改めて考えてみると「面倒くさい」ってとても素敵な言葉だな、と思った。

軽度の苛つきを伴うチクチクさ。
気の抜けたぬるいコーラを飲むようなやるせなさ。
抑揚の無い鈍色のドンヨリドヨドヨ雲のような気だるさ。

そういったハッキリしない、どことなく中途半端で倦怠感を伴う感情がこの「面倒くさい」という一言に凝縮されている。
「面倒くさい」のくせにとても情緒的だ。

日本語って素晴らしい。
「面倒くさい」ってポエムだ。

そんなことを考えていました。
めんどくさい仕事から現実逃避をするかのごとく。

まぁ、目先の仕事がなくなるわけじゃないので、「めんどくせぇ」とボヤきながらボチボチやっていきたいと思います。

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自分プレゼント

2009年09月22日 | なんとなくアレなやつ
外でタバコを吸いながら考える。



せっかく30歳になったんだし、何か自分に誕生日プレゼントあげても良いよね・・・。



というわけで買ってきました。





目覚まし時計。



か、悲しい・・・。



普通に考えていくら何でもこれは自分が可愛そう。

なのでカフリンクス買いました。



再びTATEOSSIAN。
タテオシアンだかテートシアンだか。

地球儀です。
クルクル回ります。

というわけで30歳。
頑張るであります。

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090921

2009年09月21日 | 仕事とか堅苦しい話
090921

この「ビバリーヒルズ青春白書」みたいな数字の羅列に畏怖の念を抱いていたことがあった。

入社して数年が経った頃だろうか。
自分は目先のことを消化するので精一杯。
なのに、仕事はめまぐるしい速度で流れていく。

気分はまるで各駅停車の電車のよう。
終点まで急いで行きたいのに、急行が通過するからと待ち合わせ。
そんな自分を尻目に周りは急行でドンドン先に行ってしまう。
中にはお構いなしに新幹線でビューッと通り過ぎてしまうような人もいる。

自分はこうやって各駅停車で愚図つき続けるのか。
30歳になってもこんな愚図ついていたら、俺、どうなっちゃうんだろ。

そんな焦燥感を常に抱えていた。



気付けば急行には乗れていたものの、そこで新たな疑問が湧き上がる。
自分はこの急行に乗っていたいのか。

言ってみれば、多少の差はあれ、この線路を走っている以上、みんな同じようなキャリアパスを歩むことになる。
だから先輩たちを見れば自分の将来がどうなっているかも凡そ察しはつく。

良いのか、これで?
あと何年かで30歳だぞ?
このまま平坦な道を歩み続けるのか、俺?

そんなことで悩んでいたら、ドタバタと色々なアレが起きてイギリスに来ていた。



思い返してみればイギリスに来た当時は本当に浅はかだった。
任期を精一杯頑張って過ごすぞ!という意気込みも去ることながら、「イギリス」の醸し出すなんとなくかっこいい響きに陶酔していた自分がいたことも事実。

いずれにしても、はちきれんばかりの夢や期待を膨らませて渡英した。
お上りさんもいいところだ。

ところが現実は甘くなかった。
甘くないどころか、正直なところ精神的にはかなり辛かった。
仕事量が多いからという意味ではなくて、イギリスにおいては自分の存在価値があまり無いという意味で。



例えばの話として、自分の職場に中途半端に日本語を喋れる外国人がいる場面を想像して欲しい。

ドキュメントを書かせても最終的には修正を加えなければならないので逆に面倒。
特に海外関係の仕事をしているわけでも無いから、その外国人が活躍出来る場面も無い。
カジュアルな会話、例えば『オレたちひょうきん族のパーでんねんの台詞って何だっけ?』という話をしたところでついてこれない。

要するに、邪魔じゃないけど使えるわけでもない。
居ても良いけど居なくても良い。
多分、そういう存在だったんだと思う。

故に自己否定すること山の如し。
ものすごく卑屈になっていたのも事実。



ただ、一方で予想していなかった学びもあった。

通常では生半得られないであろう経験や知識を身に付けられたという点も去ることながら、一番良かったなと思うのは、日本という国を客観的に見れるようになったということ。

日本という国がどういう国で、どう素晴らしく、どうダメで、日本人である自分とは一体何者なのか。
これについては、ここ1年強、散々考えてきた・・・というか考えさせられざるを得なかった。



ということを踏まえて、じゃあ自分はこれから何をしたいのか。

それがですね・・・正直に言うと具体的には分からないのですよ、残念なことに。
「三十而立」じゃなくちゃいけないのに。

ただ、自分の根っこにある想いは何なのかはオボロゲながら分かっていて、これからすること成すことは、それを軸に動いていくんだろうなとは思っています。
まぁ、それも所詮浅はかな想いなのかもしれないので、これからどうなっていくかは分からないんですけどね。

いずれにしても30歳になりました。

まだまだこれからですね。
頑張ります。



・・・という何となくしみったれたアレで今日のブログを終わらせるのもアレなので、ちょっと面白い話でもしましょうかね。
この前、とある女性と飯を食っていたときの話です。

女「けんたくんの声ってヘリウム吸ってるみたいだよね」

け「・・・は?」

女「声低い割にはヘリウム吸ってるような変な高さもあるじゃない?」

け「・・・それ、マジでへこむわぁ」

女「あ、いや、でもさ、普通の人がヘリウム吸わないと出ないような声を普通に出せるんだからお得だよ!」

け「・・・そこで傷口に塩を塗るようなことを言うか」

というわけで、30歳になっても、相変わらずグダグダな人生を歩みそうな気配がプンプンと漂っておりますが、今後ともアレを色々とよろしくお願いします。

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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

2009年09月20日 | なんとなくアレなやつ
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

これがですね、長いですけどなかなか面白いです。
どこまでが本当かは分からないけど、まぁ、それはさて置いても良く出来た話です。

どうやら映画化もされているらしいですな。
ちょっと見てみたい。

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