Notting Hill Carnival

近所でNotting Hill Carnivalというものをやっていましてですね。
これはロンドンで毎年開催されるかなり大規模なカーニバルでして、イメージとしては浅草のなんちゃらサンバカーニバル祭りフェスティバルみたいな感じでしょうか。

ただ、毎年500万人ぐらい押しかける大規模なイベントでして、それこそ死者とかも出てしまうような物騒さもあったりするわけです。

で、去年も見に行ったし人込み苦手だし、今年はもーいっかなぁ・・・なんて思っていたのですが、先輩から「うちから良く見えるから暇ならおいで」というお誘いを受けまして行くことにしました。



というわけで、交通機関は当然のように麻痺しているので徒歩でテクテクと向かったわけです。







要所で板張りされているところがありますが、これはお店が被害を防ぐためにベニヤ板を張っているそうです。

「大袈裟な・・・」と思われるかもしれませんが、歩いていても割れたビンの破片や、大量の缶ビールがそこらへんに転がっていたりですね、たまにマリファナの匂いとかもするし、スリの被害も多いみたいですし、そう、それこそ死者も出ますからね。

いやね、ホントそんなに軽い気持ちで行くようなものでもないんですよ。



というわけで、パレードを横目に見ながら、通常であれば15分で着く距離を1時間かけてようやく到着。

「おー、いらっしゃい」

と迎え入れてくれた先輩は三国志をやっておりました。



パレード見ろ！



というわけで、ビールを片手に特等席からパレードを見てきましたよ。

確かにここから見るパレードは壮観。



大型改造トラックに巨大スピーカー乗せて、ガンガン音を流して（主にレゲエ）、後続の団体が踊ったり、山車引っ張ったりとヤイノヤイノやっているわけです。



で、当然と言えば当然なのかもしれませんが、警察が総出。
治安面も去ることながら、交通整備なんかもしているわけで、こっちの方を通したら、



お次はこちら、



という具合に人を流しているわけです。
お疲れ様です。



さぁ、日も暮れてきたし、そろそろクライマックスか・・・





と思いきや、ジャンジャンとアレが出てくるわけです。







もうね、楽しいとかウルサイとか、そういう次元を超えてスゴイ。




ちなみにどうでも良いんですがね、夜も更けてきたのでフラッシュで写真を撮り始めたわけですよ。
すると、こう。





フラッシュを消すとこう。



あの反射塗料？材料？ってすげーな！と変なところで感心しました。



で、随分と静かになったなと思って外を覗いてみると



まさに後の祭り。

キレイさっぱりパレードがなくなってました。



という感じでした。

あとはダラダラしながらビール飲んで、人込みが少なくなった時間帯を見計らって再び徒歩でテクテクと帰ったわけです。

それにしても帰る途中、わずか20分ぐらいの間に3台ぐらいの救急車とすれ違った・・・やっぱり今年も色々とあったんだろうか。

というわけで、もし来年行かれる方いらっしゃいましたら、是非とも楽しんで頂きたいなとは思いつつも、くれぐれもアレとかに色々と気をつけてくださいな。