that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

喉元過ぎれば暑さも忘れるような男

2007年01月12日 | なんとなくアレなやつ
昨日に引き続き白州次郎です。
今日のは普通に笑えます。

当時、飛ぶ鳥を落とす勢いであった首相の田中角栄に対してさえも、ルールを守るということを第一にした。白州が理事を務めるゴルフクラブに、ある日秘書らしき若者から「これから田中がプレイしますのでよろしく」 と挨拶があった。応対した彼が「田中という名前は犬の糞ほどたくさんあるが、どこの田中だ」と返したところ、「総理の田中です」と返答があった。「それは、(ゴルフクラブの)会員なのか?」と彼が尋ねると相手からは「会員ではありませんが、総理です」と返答があった。「ここはね、会員のためのゴルフ場だ。そうでないなら帰りなさい」そう言い、そっぽを向いたとのことである。

クラブのトイレに「洗面所のタオルを無断で持ち出さないでください」という理事長の張り紙があったにもかかわらず無視した田中に「おい、お前は日本語が読めねえのか」とやった。

(中略)

ただし、彼はそのような田中を批判するばかりではなかった。ロッキード事件が起こると、各新聞は「容疑者の田中は…」と書きたてた。次郎は新聞社の社長に向かって「田中角栄さんを叩くのはいいですが、あなたの新聞は四年前彼を今様太閤として、「戦後日本が生んだ英雄」とおだてていました。今、容疑者田中と書くなら、なぜその前に『本誌はかつて彼を英雄扱い致しました、これは読者を誤らしめる不正確な報道でした』と、お詫びと訂正を載せてからにしないのですか」と主張した。


いやはや、やっぱり痛快な人ですね。
この人の下で働きたくはないけど、一緒には働いてみたいですね。
お前何様だ発言ですが。

<出典:Wikipedia
コメント (1)
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