けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

Stephan Eder ...Please come back!

2008-08-27 05:32:01 | ヨーロッパアルプス
帰国しましたが、シャモニから突然の訃報が…信じられません…
AGのガイドとして今夏頑張ってくれたオーストリーのステファン・エデルが
24日に発生したモンブラン・デュ・タキュルの雪崩に巻き込まれていたって…。

地元の報道では、絶望的な行方不明者のリスト8名の筆頭に彼の名があるし、
彼の故郷のチロルのホームページには「冥福を祈る」の文字が載ってるって。
なんてことだ。まだ埋まっているんだよ。死んでない!

事故当日にチャンスがあったら僕たちはシャモニで会うことになっていました。
その日に雪崩があったことはヤスから聞いて知っていたけど、まさか…。
ステファンの携帯に電話しても、コールはするけど出なかったんです。
あいつの携帯は調子悪かったし、山に入っていて出られなかったと思ってたし。

携帯が鳴るってことは、電波が届くって事は、そんなに深くないんだよね。
もしかしたら空気が溜まっていて、そこで頑張ってるかもしれない!

たくさんの笑顔と夢と希望を僕たちに与えてくれたステファン。
M田グループのメンヒから始まり、クスノキFAMと主催マッターホルンまでガイド。
神様、まだ連れて行かないでください!お願いです。

グリンデル移動&シャモニ日帰り!

2008-08-23 06:17:57 | ヨーロッパアルプス
登山ギアを整理して、ツェルマットとグリンデルにデポ。
預かってくれる地元の若者たちにはいつも感謝です。

23日は、楠木FAMと主催ツアーを見送ってからザースグルントの岩場へ下見。
それからグリンデルワルドへ移動して、翌日は会いたい人がいるので、
シャモニにデイトリップに行きます!

今年最後のアルプスガイド!

2008-08-22 09:56:39 | ヨーロッパアルプス
なんだかんだ早かったですね!
今年の締めくくりは、シュヴァイフィーネンのヴィアフェラータです!
地元で働く若者も集い、クスノキFAMも盛り上がってくれました!
    

今夏も無事に終了しました。出会った全ての人に感謝です。
ありがとうございました。

ブライトホルントラバース成功!

2008-08-19 16:49:21 | ヨーロッパアルプス
雪が付いていて、オールクランポンのクライミングでした。
KEIちゃんは、なんと初アイゼンでしたが、ステファンが、
「No Problem!YOU CAN!」と言って連れて行ってくれました。

のこぎりの歯のような峰が続く、高度感抜群のハーフトラバース。
みんな良く頑張りました!コンプリート!

ブライトホルン登頂&滑走!

2008-08-18 09:34:00 | ヨーロッパアルプス
昨日までの降雪の量に加え、なんとか天候がもちそうだったので、
今年初のブライトホルンにスキー&ボードを持って行って来ました。
そして、一日遅れで合流した楠木パパとサム、そしてKEIちゃん&SONOちゃんと
山頂から滑走~!8月というのに素晴らしいPOWDERでした!
Photo:山頂から滑り降りるKEIちゃん!
今日は、雪がしっかり氷河の表面にのっかっていたので、
テオド-ル氷河をトロッケナーシュテークまで滑り降りることができました。
もちろんガイドつきだから許されるオプションですけどね。。。

友人のステファンがオーストリーから来て助っ人ガイドしてくれました!
  
  

テオドール氷河滑りました。

2008-08-16 14:35:45 | ヨーロッパアルプス
関西裏山滑走隊のSONOちゃんとKEIちゃんに合流。
ガスで何も見えない、クラインマッターホルンに上がりました。

山頂に着きかけると一瞬青空が広がり、ロープウェイ内でも歓声が上がりました。
午後1時には、またガスとなり雪も降り始めましたが、
つかの間のパウダースノーを満喫しました。

そして、またまたツェルマットへ移動です。

2008-08-14 21:52:42 | ヨーロッパアルプス
今年最後のマッターホルンのゲストと合流します!
スイスの山々には新しい雪が降り、各山のルートは心配ですが、
希望をもって、安全登山ができるようにしたいと思います。

アルプスの後には、すぐに大変な遠征がまたまた続きますから…。

アイガー登頂しましたぁ。

2008-08-11 05:20:56 | ヨーロッパアルプス
雪が多くて、条件が悪かったけど、M渕さん登頂しました。
先行しているパーティーをパスして、ほぼ先頭集団で登頂。
アイガーヨッホのナイフリッジのトラバースは、
昨日の雪でステップがなくなっており、しかも風で磨かれてキョリンキョリン!
REGA(スイスのレスキュー隊)まで出動して上空でホバリングして待機してるほど。
一歩一歩、慎重にステップカッティングして先頭を進まなければならず、
かなり時間がかかってしまいました。でも、山頂からの眺めは最高でしたね。
  

Ⅿ渕さん、一生懸命に登って、下って、歩いて、歩いて、歩いて!
やっとの思いで、ユングフラウ鉄道の下りの最終電車に乗り込みました。
残念ながら、彼女はピッケルを山頂から西壁に落としてしまいました。
すると、西の空に女神が現れて…。
「あなたのピッケルは、金のピッケル?それとも銀のピッケル?…」と…
…はなりませんでした。ああ、ピッケルよありがとう。永遠に眠れ。

2008年夏のアイガーの予定は終了です。今年も無事で何よりです。
応援ありがとうございました。
  

愛が、、、アイガー!

2008-08-10 03:41:12 | ヨーロッパアルプス
またまたアイガーに来ています。

グリンデルワルドに移動してM渕さんと合流して、
ミッテルレギ小屋に入って来ましたが雪が多くて、
本日は誰も登頂できてないそうです。

  
アイスメーア駅から通路を辿り外へ出ると、いきなりシュルンドが口を開いている。
小屋へのトラバースの取り付きは、ホールド&スタンスが乏しく緊張します。

地元のガイドもキャンセルになったそうで小屋は少なめ。
さーて、明日はトップで頑張らなくちゃならないかな。
雪がどのくらい着いてるかが問題だね。
  
脆い斜面をトラバースして槙有恒さん由来のミッテルレギの小屋へ。
ここの夕焼けは本当に綺麗です。うっとりと眺めてしまう。

マッターホルン、まったーまた登頂!

2008-08-07 00:47:10 | ヨーロッパアルプス
なんと、3名全員登頂です!
そして、無事に下山しました~。

今日は大変な数の登山者が殺到し、M川さんは出だしが少し遅れて、
ほぼ最終スタートだったので、ちょっと厳しいかなぁと思いましたが…。

はっははは(黄金バット風?)、12組抜きですよ!
M川さん、本当に本当に頑張りました。

しかし、帰りはかなり足元がふらついてしまい、
ヒヤリ!とする場面もありました。まじヤバかった。
本日100人以上の登山者が挑戦しましたが、登頂者は半分以下でしょうね。
これがマッターホルンです。

サーモメーター・エッグ!

2008-08-04 22:18:36 | ヨーロッパアルプス
本日はリッフェルホルンのサーモメーターエッグ&MTBの組み合わせ。
写真屋のシンタローが飛び入り参加でカメラマンをしてくれました。

なかなかの高度感でグレードも高く、登山靴で登るのは難しかったですが、
T口さん、さすがKAJIスクールで頑張ってきただけのことはあります。
サーモメーターを見事登りきり、バイクのライディングもなかなか!
楽しい一日を満喫してくださいました。