けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

11月27日(月)のつぶやき

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2017-11-12 04:37:31 | AGアマダブラム 登山隊2017

11月9日(木)のつぶやき

2017-11-10 04:35:32 | 日々あれこれ…

アマダブラム 山頂アタック! …天をつく山頂へ!

2017-11-09 06:43:01 | AGアマダブラム 登山隊2017
けんけん@ルクラエアポートです!

昨夜は呑み過ぎてブログアップできませんでした。
ただいま空港の雑踏の中で飛行機待ち!
プロペラ音がするたび落ち着かないけど…。





さてさて…



C3にやっとの思いで到着した一行は
テント内ですぐに休息をとり
夕食を済ませてすぐに就寝。

AGのC3は数年前に上方のセラックが崩壊して到達し、
3人のシェルパが犠牲となった場所です。

しかし、ここ以外にテントを張る場所がなく、
止むを得ずここをキャンプ地として選びました。

一段下のスペースはより安全なキャンプ地であるが、
すでに大手チームがひしめきテントを張るスペースが残っていない。

パンボチェで祈り、BCでプジャをして、
更にパサンキダーは自宅に電話をして
奥さんにお祈りに行ってもらったという…。

オーマオーマオーマ…
ただただ祈り、崩壊や雪崩がないことを祈り
僕らはそこで身体を休めました。



アタックは夜中の0時起きの1時出発だから
かなりの体力と寒さに対する予防が必要です。

もう山頂に向かえる服装のまま寝袋に入りました。

さすがに6400mでの睡眠は辛く、
咳き込みながらの呼吸ではかなり苦しいです。

病みあがりの(ほんとはあがってない)ミキティと
SPO2が低いケーコちゃんに酸素睡眠を推薦。
リラックスして体調回復にのぞんでもらいました。

(…と、ここまで書いてたところで搭乗アナウンスがきて機内に)


というわけで…


けんけん@カトマンズです。(^O^)
無事に下界に下りてこられました!!!

すいません、カトマンズても次々にやる事があり…ブログアップ遅れました…m(_ _)m


つづきを…


C3からの出発時の天候は穏やかで、
気温は−20度近いけど風はそれほどない。

チラチラと雪は降っているが問題ない。

月が出ているために明るい中を登攀。
アッセンダーを持つ手は冷たいが、
落ち着いてロープへの架け替えができてる様子。

一段下のC3から追従してくるグループもなく、
とりあえずは本日のトップとして先行しているAG隊。



私を先頭にミキティ、泡爺、サオリ、ケーコちゃんの順だろうか。
しっかりヘッドランプの光がつながって見えている。

しかし、しばらく登ると後尾のヘッドランプが遠のいてるか…



昨日に調子の上がらなかったサオリか、又はケーコちゃんか…

雪壁のルートは急峻で、自分のアイゼンワークだけでは
かなりの体力を消耗すると判断して
ダワテンジン、パサンキダーに先行させてステップを作らせる。

メンバーのサポートも含めて、
この高度でしっかりと仕事をこなせる彼らが頼もしい!

ゆっくりと歩みを進め縦に縦に上がって行く。


実は昨夜には韓国隊が遭難し1人は行方不明に…。
C3以上の出来事だったので、何かの痕跡があるかもと恐る恐る歩いていると黒い物体が。

韓国国旗のついたザックと、なぜかアイゼンが置いてありました…。

詳細は分かりませんが無事であるとは全く思えない状況です。
一歩間違えば確実に命を失う山です。




と、その頃に下の方からの伝言が…

「ケーコちゃん、登れなくて帰ります」と。

酸素を使いながらも歩いてもらったのだが…
スピードがあがらなくて限界となったよう。

ダデンディが付き添いC3に戻るとのこと。
残念だけど仕方ない。

しばらく動きが止まってしまってたけど、
気持ちを切り替えてまた一歩…
ミキティとの距離感を保つように登りだす。

ミキティとの距離感を保っていたつもりなのに
少し足早となり離れてしまったために…

先行ステップカッティングの氷がシャワーのようにミキティに降り注いでぶつかってしまい、
更にケーコちゃんのその知らせが聞こえてしまっていた事もあり、
ミキティは呼吸困難となり泣き出してしまった…。

しまった!と思った。

すぐに近づいてミキティに謝って氷の破片が先に自分に当たるような位置に…。



月が西の空に沈み暗くなり、周りの景色が見通せなくなった。

ヘッドランプの光量をあげて行動していると
だんだんと周りの空が明るくなってきた。

ひときわ高いチョーオユーの山頂に日が差し、
高い山から順番に太陽の光を浴び美しい山容が僕らの目の前に現れる。

アマダブラムもその競演にさほど劣らずに色を染めているはずだが、
山頂付近の裏から光が当たっているだけで僕らのいる北西の壁には全く陽の光が当たらない。

暖かくなるかなと思いきや、寒さは全く変わらない。

たかが400m登るのにいったいどれだけ時間を費やすのか…
自分達の歩みの遅さを痛感し始めた頃…

数メートル先を歩いていたパサンキダーとダワテンジンに陽の光がさしたと思ったら、
さっと彼らが膝をついて座りこんだ。

ん?まさか…

久々に見るその光景…

シェルパ達は先に雇われ主に山頂を踏ますために少し手前で道を譲る。


その完全なる“ナイト座り”っぷりに感服し、
じわっときてしまった。



地を這うフィックスからアッセンダーを外してミキティのランヤードと直接接続する。

ショートローピングのように数歩あるいた。



2017年11月3日08時20分

アマダブラム 登頂。


応援ありがとうございました。

隊員達もいろんな想いを背負ってここまできたと思います。

ミキティもサオリもうるうると感無量、
泡爺はそのまま山頂に倒れこみました。

私はC3に下りたダデンディの携帯に電話しケーコちゃんの安否を確認。

ケーコちゃんと電話代われるというので…
一緒に行動できなかった事をお詫びすると…

「挑戦させてくれただけでも嬉しかったで!楽しかっあたよ。ありがとう!」

…と、(ToT)







とにかくホッとしましたが…

まだまだ難しい下山が待っていますので、
緊張感を絶やさずに、
自分達しかいない山頂の景色を堪能するAG隊でした!!!

11月7日(火)のつぶやき

2017-11-08 04:33:52 | AGアマダブラム 登山隊2017

11月6日(月)のつぶやき

2017-11-07 04:31:39 | AGアマダブラム 登山隊2017

山頂へのアタック…天空の城C2へ

2017-11-06 17:11:26 | AGアマダブラム 登山隊2017
けんけん@パンボチェです。
ベースキャンプより本日におりてきました!

ここは電波の環境が良いのでできる限りのアップをしたいと思います!

C1より上が本当のアマダブラム と紹介した通りに、
核心的な岩壁が次々に出てきて、楽しいやら辛いやら…。(^O^)



お祈りをしてBCを出発して各メンバーがスタート!



C1に宿泊してからイエロータワーと言われる岩峰の先端にあるC2に移動!
クライミングの核心部が連続します!



とんでもない所に…

テントがのってる…(≧∀≦)






このキャンプで寝れるのだろうか…´д` ;