けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

日本、ただいま!です。

2008-06-19 12:16:29 | マッキンリー
お待たせしました。
日本に帰ってくると、いろいろありまして…と
早速言い訳をしていますが、マッキンリー登山隊無事に帰国しました。
週末には到着しておりました。ご報告が遅れてすみません。

あっという間に月、火、水…。
しかし、来週にはヨーロッパへ向けて出発です。
目指す第一目的地はベニス!
う~ん、生まれて初めて行きます。
映画で見るような、あの三日月みたいな船に乗って運河をドンブラこ、
そして船頭の歌声を聞きながら、うっとりと…な、わけないか。
AGのツアーですからね。

マッキンリーの写真、整理次第アップしていきますからお楽しみに!
さて、今日は「山に役立つテーピーング講習会」です!
Photo:成田空港に到着したマッキンリー登山隊の面々!顔、真っ黒です。

応援ありがとうございました!

2008-06-12 12:07:51 | マッキンリー
けんけん@AK(秋田じゃない)です。
ただいまタルキートナに帰還しました!
登頂後、速攻で降りてきましたが、みんな元気です。
メールメッセージなどもたくさん頂いていますが、
アウトルックからの返信がなぜかできないし、
まだ、シャワー浴びてませんし、写真の整理もできないし、
もちょっとお待ちください。
とにかく、隊員全員笑顔ですから!
ご心配かけました!ではでは。

速報!

2008-06-10 18:04:06 | マッキンリー
飯田橋の留守番隊より発信しております。

本日AG隊、登頂したもようです

Photo:2005年/AGマッキンリー隊より

通信状況が悪いため、詳しい状況はわかりませんが、
みなさん元気だそうです。

また情報が入り次第お伝えします!

ハイキャンプに到着!!

2008-06-07 10:24:54 | マッキンリー
飯田橋の留守番隊より発信しています。

現地時間の6/4(水)、AG隊は最後の荷揚げとなるハイキャンプ(約5,200m)に到着しました。この日を含め5回の荷揚げが必要でしたが、これで後は個人の装備だけを背負っての登山になるので、隊員もまずは一仕事終えた達成感に浸っているのではないでしょうか。

隊は同日中にC4に戻り。1日の休養日を挟んで
現地時間6月6日(金)にハイキャンプに移動です。

ハイキャンプに移動後、いよいよ山頂へのアタックとなります。
現地からの情報では、現地時間7日(土)~9日(月)の間の
天候、条件が揃った時点で山頂に向けて出発するとのことです。

ここまではパーフェクトで日程をこなしてきています。
天候の安定が、隊員の頑張りを後押ししているようですね。

後は天候のみ!!



C4(メディカルキャンプ)到着

2008-06-03 18:15:30 | マッキンリー
飯田橋の留守番隊より発信しています。

現地時間の6/1(日)、AG隊は予定通りC4(約4,330m)に到着
しました このC4は、通称メディカルキャンプと呼ばれています。

Photo:2005年/AGマッキンリー隊より

隊員達は荷揚げで疲れてはいるものの、みんな大変元気だという
報告をもらいました。とても嬉しいことです


そして、今後のスケジュールは↓↓↓(日付は現地時間)

6/2(月) 休養
6/3(火) 荷揚げでC4⇒C5⇒C4
6/4(水) 休養
6/5(木) C5へ移動

天候がよければ、6/6(金)~8(日)の間で山頂へのアタックと
なるでしょう

あと1週間好天が続くことを皆さんも祈って下さいね。





飯田橋の留守番隊です( `ω´)ゞ

2008-05-30 16:02:44 | マッキンリー
お久しぶりです。飯田橋の留守番隊より発信してます。
アラスカより連絡が入りましたので、隊の様子をお届けします。

現地時間の5/24(土)にフライトが飛び、登山の起点となるランディング
ポイント(約2,140m)に到着。ついにAG隊はマッキンリーの麓を流れる
カヒルトナ氷河に降り立ちました。

Photo:2005年/AGマッキンリー隊より


マッキンリー登山は荷物を載せたソリを引き、自分達で荷揚げをします。
ここからは荷揚げ、荷揚げの日々(笑)です。

Photo:2005年/AGマッキンリー隊より


5/26(月)C1⇒C2(約2,930m)に荷揚げ⇒C1。5/27(火)にC2へ移動。
5/28(水)C2⇒C3(約3,420m)にまたまた荷揚げ⇒C2。5/29(木)には
C3に到着予定。その後休養を取り、さらに荷揚げをした後、6/1(日)C4に
移動するというのが、今のところのスケジュールです。
(この後、C5まで高度を上げ、頂上アタックとなります。)

隊員はというと、もちろん元気にマッキンリーでの登山生活を楽しんで
いるようです。今のところ、空は青く、風もなく、良い天気が続いてます。

このまま晴天が続くことを祈って、、、




残念…飛べませんでした。

2008-05-24 17:42:08 | マッキンリー
本日のフライトは、やはり風が強くて飛ぶことができませんんでした。
一日のスケジュールをスムーズにこなして、ランチの後に飛行場へ向かい、
せっかく皆さんから応援を頂いたのですが、、、とても残念です。
Photo:エアポートで静かに飛ぶのを待つ荷物と飛行機。
でも、ここで落ち込まないのがAG流。
今夜の宿を探して「スイス・アラスカ・イン」という老舗宿をとりました。
(私は「植村直己物語」の撮影以来だから実に24年ぶりにここに泊まります!)
そして、偶然にもK2エアーサービスが主催するBBQパーティーがあって、
その会場に乱入!食べ物も飲み物も全て無料!生演奏までやっています!
AG隊がよくお世話になっている山岳ガイドのトッド&ウィンズローも加わり、
楽しい夕食となりました。なにせ全部無料ですから!
明日の天気の回復を祈ってそろそろベッドで休みます。

Photo:新しいAAIの倉庫でギアチェック。トッド・バールソン社長の自家用機が置いてある!
     パークレンジャーのオフィスの後にピザ屋さんへ。


Photo:ランチの後は装備をエアポートに運び、待ち時間に氷河レスキューの練習。
    スイスアラスカインの懐かしい建物とK2エアーのパーティー。

タルキートナは曇り、ときどき小雨。

2008-05-24 08:23:47 | マッキンリー
山は風が強くて、しかも麓は小雨だから上は吹雪だろうね。
当然フライトは飛べません。

今日は、午前中にギアのチェックを2時間くらいかけて行い、
午後一には、公園事務所で入園料金の支払いと入山のレクチャーを受けました。
今は、タルキートナの「マウンテンハイ・ピザパイ」でランチしています。

この後に天候が回復して飛べることができれば予定通りで最高ですが、
それまでに空港の航空会社の倉庫を借りて、氷河レスキューの練習でもしようと
言うことになりました。なんかやろうとすると天気が変わったりするから、
ま、いんじゃないかな!?時間つぶしにもなるしね。

タルキートナ到着!いい天気です。

2008-05-23 07:51:22 | マッキンリー
ただ、残念ながらマッキンリーは雲の中に隠れて見えません。
ロードハウスでランチして、これからラチチュード62で、
加藤さんにピックアップしてもらい、今夜のお宿へ。
タルキートナ、なかなか賑やかです。
Photo:タルキートナ手前の展望地よりマッキンリー方面を望む。


Photo:ロードハウスにはワイヤレスがあります。手作りパンを食べました。
     ラティチュード62は植村直巳さんの常宿でした。


Photo:AGチームはファイヤーウィードへ。ヤナギランという意味だね。
     目の前にはアラスカ鉄道の線路が。チキンを焼く若女将のホッブス。

アンカレッジです。

2008-05-23 02:51:53 | マッキンリー
3年ぶりにこの地へ帰ってきました。
アンカレッジの加藤夫妻も暖かく迎えてくれて嬉しい限りです。

REIにも立ち寄り、不足した装備を買い込みました。また大きくなっていたな。
日本料理の「やまや」にも行って、キングクラブとダンジネスクラブを貪り、
アラスカアンバービールをごくごくと飲みました。

さて本日はタルキートナへ移動し、最終の装備の点検とガイドとの打ち合わせを
済まして、明日のランディングポイントへのフライトを待ちます。
タルキートナでもブログアップできることを祈って。
Photo:アンカレッジの加藤ハウスより見下ろすクック湾の夕陽。


Photo:アンカレッジの空港にはアラスカ航空機が並びます。アンカレッジの
    街を眺める丘に立ち寄ってから加藤夫妻が経営するオッカー&オットーハウスへ。


Photo:ハウスでウェルカムメロン!懐かしい人もたくさんいるんじゃないかな?
    夜は「やまや」でシーフード三昧。キャプテンクック像の立つ展望台から
    クック湾を見下ろす。美しい白夜のはじまりです。