けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

PRAY FOR NEPAL ネパールのために。。。そして

2015-07-13 07:35:57 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
モンスーンに入ってるネパール。


いま僕はスイスに来ていますが…

みんなどうしてるかな?




写真は「しゃくなげの花プロジェクト」での活動で

ソルクンブーのほんとに小さな小さな村に支援が届いたときのものです。


ネパール政府も他の団体もまったく手つかずの村に

支援物資を届けることができました。


ご支援いただきました皆さん、本当にありがとうございます。


現地視察をしてくれた、なすびちゃんやAGエベレスト隊の隊員、

そしていろんな障害を乗り越えてくれたネパールスタッフのお陰で

なんとか成立し、しかも村人全員に喜ばれたものとなってくれて…。


エベレストを後にした全隊員の笑顔とスタッフの笑顔と

努力してきた皆の顔、協力してくれた日本の皆さんの顔を浮かべて

ウルウルしてしまいました。



とても嬉しいし、やっと形のある、目に見える支援ができたかなっと思います。






みんな秋まで耐えてほしい。

頑張ってほしい。


秋にはまた、ネパールの大地をこの足で踏みたいと思ってます。

支援ツアーの企画も確定しました。

「ネパール復興支援ツアー企画3本立て」

是非是非、みなさん、ご一緒してくださいね!




ネパールは、一日も早く皆さんが来るのを待ってます!




エベレスト街道のネパールの人々は、

日本の3・11の大震災の時に



彼らの平均月収の約3分の1に相当する10ドル以上を

惜しみも無く募金してくれました。



「日本には、たくさん助けてもらっているから。。。」



そう言ってね。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らすことなく育てていける」と誰が言い切れる?

それでも、この小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り

また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく

沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから

あわてなくても いいよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




原点に戻って、

この映像をもう一度アップします。


When we meet with an accident of erthquake on 11 Mar 2011.
Nepal peaple fund raising for Japan.

We must think again for Nepal.


PRAY FOR NEPAL!

PRAY FOR JAPAN!

※ここをポチっとしてください! click here!



https://www.youtube.com/watch?v=R1CMM5Zcle4&list=FLDdFEHz1JYKpZK73iKRGXmg

なすびさんも帰国して…

2015-06-12 00:02:58 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
まさかの飯田橋留守番隊です。

皆さんご存知のとおり、なすびさんもネパールの震災支援活動に区切りをつけて、無事帰国されました。

帰国直後から国内でも引っ張りだこの様子。

なすびさんはもちろんのこと、けんけん隊長も各方面で、ネパールでの活動報告に大忙しの日々を送っていま
す。これで終わりではなく、まさにこれからの継続的な支援活動が大事です。

引き続き、ネパールへの支援活動へご協力お願い致します。

しゃくなげの花プロジェクト
http://i-shishi.jp/sagasu/syakunage.html


AGエベレスト隊、ヤンマー帰国しました!

2015-05-29 20:44:42 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
飯田橋留守番隊です。
成田空港より…

AGエベレスト隊のヤンマーが無事帰国しました!
最後までネパールに残り、震災の支援活動を続けてくれました。

顔を合わせたものの、お互いに何を話して良いのか分からず、お疲れ様でしたとしか言えませんでした。
色々ありすぎて、立ち話では無理があり過ぎます。

精力的に活動し、素晴らしい活動報告をフェイスブックにアップしてくれたことにも感謝します。
きっと、これからもネパールに優しい眼差しを向け続けてくれることでしょう。

本当にお疲れ様でした。


今夜はけんけん隊長のネパール報告会をコロンビア原宿店にて開催中です。
2015エベレスト&ローツェ&ロブチェ隊の皆さん、改めて感謝致します。
お疲れ様でした!


コロンビア ネパール報告会

2015-05-25 17:57:17 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
ネパールの登山と支援活動報告会があります。

以下、
コロンビアのホームページより。



4月25日のネパール大地震発生時、

コロンビアがウェアサポートをしている
国際山岳ガイド・近藤謙司氏をはじめとするAGエベレスト公募登山隊、
「WIN THE SUMMIT ACADEMY コロンビア登山学校エベレスト公募登山隊応援トレッキングツアー」への参加者が

エベレストベースキャンプに滞在しておりました。



エベレスト登頂は断念することとなりましたが、
近藤謙司氏と数名の隊員はそのままネパールに滞在し支援活動を継続しておりました。


現地での作業に一区切りを付けて帰国した近藤謙司氏本人より、
ボランティア活動を通して見たネパールの現状を広く皆様にお伝えする報告会を開催させていただきます。




日時
2015年5月29日(金)20:00
※席数に限りがございます。あらかじめご了承ください。

会場
コロンビアスポーツウェア原宿店
東京都渋谷区神宮前5-11-11 [Google Mapを見る]
TEL:03-6418-8140




近藤 謙司氏
1962年東京都生まれ。国際山岳ガイド連盟公認ガイド。アドベンチャーガイズ代表。
エベレスト登頂7回、チョモランマ冬季北壁最高地点到達などの記録を持つ。国内及び世界各地での山岳ガイドのみならず、映画・テレビ・CMの出演やコーディネート、講演会や登山商品開発などでも精力的に活動中。コロンビア登山学校「WIN THE SUMMIT ACADEMY」では学長として、海外の高峰登頂を目標とした登山技術の講習会を開いている。著書に「エベレスト、登れます」(産業編集センター)、「ぼくは冒険案内人」(山と渓谷社)などがある。

お申込み・参加費
予約不要/参加費無料


※当日は“しゃくなげの花プロジェクト”の募金活動もさせていただきます。


<しゃくなげの花プロジェクトはこちら>
http://i-shishi.jp/sagasu/syakunage.html

カトマンズの世界遺産たち…

2015-05-24 14:09:10 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@東京です。

カトマンズで「しゃくなげの花プロジェクト」の活動を未だ続けている
AGエベレスト隊のヤンマーからのレポートがフェイスブックにアップされましたので、
ここに紹介します。




「ネパールに行こう!」とは言っても、震災後のネパールで何を見れるのか、分からないよね。

と言うわけで、次の活動までの空き時間を利用して世界遺産の状態を確認してきました。

①カトマンズダルバールスクエア
(Kathmandu Durbar Square)


シヴァ寺院(Moju Deval)、ナラヤン寺院(Trailokya Mohan)などが倒壊、
カスタマンダプ寺院(Kasthamandap)、旧王宮(Hanuman Dhoka)は一部損壊で立入禁止。

タレジュ寺院(Taleju Mandir)、シャガナート寺院(Jagannath Mandir)、カーラ・バイラヴ(Kala Bairav)は無事。
バサンタプル広場(Basantapur)は避難所になりテント村に。

 



とりあえず近いところから、ということでまずはタメルから歩いて行ける場所を優先して回りました。

②スワヤンブナート
(Swayambhunath)


一直線に登る参道の階段は通行止め。頂上近くの駐車場からの二つの階段は現在は早朝(朝9時まで…!)のみ通行可能、と言われたものの、係員と話していたら何故か入れてくれた(笑)。

中央のストゥーパ(仏塔)は無事だが白く高い仏塔が一つ倒壊。

Cafe de Stupaも損壊により営業せず。ゴンパは修復中。ハリティ寺院は無事、展望台も無事でカトマンズ盆地を一望でき眺めは良い。

 

続いてはカトマンズの東側へ。タメルからはタクシーで300ルピーくらい?200ルピーだと厳しそう。

③ボダナート
(Boudhanath)


ネパール最大のストゥーパ(仏塔)があるが、現在は中段まで登ることはできず、下部から見上げるのみ。最上部の金色の塔部分(地水火風空の火の部分)に一部損壊があるための措置。

アジマ寺院は最上階まで立入可、バターランプに火を灯してのプジャ(祈祷)は100ルピーから、金額はランプの大きさによる。

周囲のカフェ、土産店などは営業中。ここを訪れるならぜひアジマ寺院でのプジャを。来世で幸せになれます、きっと。


 


カトマンズ近郊には幾つかの世界遺産があるけれど、ゆっくりじっくり見るならば一日に3つくらいまでが良いと思う。詰め込めば数はこなせるけど、想いを寄せることは難しそう。

④パシュパティナート
(Pashupatinath)


"only HINDUS(ヒンドゥー教徒のみ立入可)"な建物への影響は分からず。概ね無事に見える。パシュパティナート寺院の金のナンディ像は無事に見えた。あちこちのシヴァリンガは無事^^

火葬場(アルエガート)は利用されている。本当に遺体があるので、生と死をしっかりと見つめてください。写真は載せません。

マナカマナ寺院、ゴルカナート寺院は一部損壊で立入禁止。自称ガイドは健在、しつこさも健在。


 


明日からは少し山の中に入り、集落の被害状況の調査を行ってきます。多くのトレッカーは通らない場所のため、仮に観光産業が復活しても恩恵を受けにくい場所です。しばらく連絡が取りにくくなりますが悪しからず…。

⑤パタンダルバールスクエア
(Patan Durbar Square)


ハリ・シャンカール寺院(Hari Shankar Mandir)とジャガナラヤン寺院(Jagannarayan Mandir)が倒壊。

その他の寺院は残っているが、倒壊の危険があるため現時点では広場内は基本的に立入禁止。広場の外側から眺めることになります。

カフェ・ド・テンプル(Cafe du Temple)は営業中だがその他のカフェは閉店。土産物屋は一部営業中。

寺院の柱などにある彫刻がすごく細かくて美しいので、ぜひどうぞ。

 

なすび、ヤンマー、峻の三人は被災地視察にジリと並ぶエベレスト街道の始点である
パプルーに移動し、そこからダワザンムーの村に向かいました。

現在は電波の届かないところにいるので、
もうすぐ次のレポートが届くと思います。

<しゃくなげの花プロジェクトはこちら>
http://i-shishi.jp/sagasu/syakunage.html

けんけん隊長帰国しました。

2015-05-20 10:11:17 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
飯田橋留守番隊です。

現地での作業に一区切りを付けて、けんけん隊長と高ちゃんが帰国しました。
早朝到着となりましたが、画像を見る限り、爽やかな笑顔ですね。

まだ現地に残っている隊員もいますが、まずは自分達の体調を万全にしてから、
次のプランへの準備開始です。

お二人ともゆっくり休んで下さい。
お疲れ様でした❗️



<しゃくなげの花プロジェクトはこちら>
http://i-shishi.jp/sagasu/syakunage.html

AGエイド活動は「しゃくなげの花プロジェクト」へ…

2015-05-18 14:49:56 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@カトマンズです。


毎日のように被災地に出かけて、
できることを少しでもやろうと活動してきた。

しかし、

僕らの思いと住民の思いは必ずしも一致しない。


いや、一致するものではないだろうと思っていたけど、
いざ、住民からの要望が形になると、

それは僕たちにできることじゃなくて、
誰も助けることができなくて、
自分たちの無力さにガックリしてしまったり。


JICAやNGOの団体の話も聞き、
実際の現場も同行させてもらった。

とても勉強になった。
そして感心とともに、敬意を抱きました。

20年以上もこの国のためにやってきたり、
農業始動をしてきたり、
頭が下がりました。


AG隊は登山隊であって、
ボランティアのプロじゃない。

ベースキャンプの生き残りが、
その余力で人助けなんてできるもんじゃない。

痛感しています。

AG隊のマンパワーも資金も限界に近いです。

でも、まだエイド活動をなんとか続けたい。
なんとか、支援を必要としている村に通って笑顔を作りたい。
そして、AG隊のネパールスタッフ達の生活を支援したい。

そこで、なすびのエベチャレのシステムを利用して、
「しゃくなげの花プロジェクト」というファンドを立ち上げました。

詳細は是非以下のURLからお願いします。
http://i-shishi.jp/sagasu/syakunage.html


今後は、AG隊ではなく、
しゃくなげの花プロジェクトとして活動をしたいと思います。

しゃくなげは、ネパールの国花です。
そして、福島の県花でもあるそうです。

この活動が、永く永く続くよう祈ると共に、
しっかりと目に見える活動ができるように努力していきます。

皆さん、引き続きの応援を宜しくお願いいたします。


さて、昨日までの活動レポです。

    

<NGO団体のラブグリーンジャパンさんと支援活動したデビタール村とアナイコット村>


   

<ラブグリーンさんの施設や活動に敬意、大きく感心するとともに僕たちの非力さも感じました>

  

<数年前にマオイストに爆破されたこともある建物の前で。泣けてくる努力の結果です。>






<昨日は、カカニの丘方面の視察の後にドルマスタリへ。軍の歩兵や重機が入って瓦礫の撤去をしてました。>
<住民も積極的に動いていて、なんとなく復興の風が吹いてきて嬉しい。僕らの活動も少しは役にたったかな。>
<治療用コットンが届けたり、けが人の家を一通り回って。そこで「あなたたちのことを忘れない!本当に感謝している!」って言われて…感無量。>


  




<帰り道にもう1つの村を視察しに…この建物の下でお二人亡くなったそうです…>





エベレスト隊の2名が帰国しました!

2015-05-16 19:41:36 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
久々に飯田橋留守番隊です。

先ほど成田空港にエベレスト隊の2名が無事到着しました。

バンバンと梶さんです❗️なんとも爽やかな表情の2人。

ボランティア活動もお疲れ様でした。

きっと、本人が感じているより、ものすごい経験をして、大きな財産を持ち帰ってきたはずです。

まずは、ゆっくり休んで下さいね。







AG隊エイド活動報告

2015-05-14 17:59:48 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015


今週の月曜日からボランティアでのエイド活動を続け今日で4日目。



初日の月曜日は、大木ハカセ達とブンガマッティへ。
2日目の火曜日以降は、推薦のあったダルマスタリへ通い、
本日で3日間通ってくることになりました。

 
<レンガが落ちてきて頭に当たった女性。とても痛そうなのに明るいんです。>

僕らの活動は、村人の安否の確認と簡単な怪我や疾病の対応、
薬や食料などの配布作業が主な仕事ですが、

やはり、僕らの個人資金は枯渇してきており、
僕らの活動費用や移動交通費用、支援物資の費用なども
かなり厳しく、苦しくなってきました。

AG隊の有志メンバーとコスモの協力なくしてはできない作業ですが、
自らも被災しているにもかかわらず、ボランティアにでていくネパールスタッフにも
頭が下がると共に、なんとか彼らのホームへの支援もしたいと考えています。

 

そのための直接的な資金援助のためのファンドを近々弐立ち上げたいと考えています。
皆さんからの大きなサポートをいただければ幸いです。



そんな、こんなですが、
その活動中にあの大きな余震もやってきて…。

隊員たちもかなりの頑張りをしています。
是非是非、この後も応援をしてください。



この後は、レポートの時間の余裕が無いので、
まだ報告させていただきます。


では、本日もダルマスタリに行ってきます。

秋になったら、ネパールに、ヒマラヤに、エベレストに、
そして、この小さな村にたくさんの日本人が立ち寄ってくれると
嬉しいと思っています。

またまた。


<i-nacの生徒だった峻にばったり出会って、その1時間後にはAG隊の活動に参加!即戦力です!>

ネパールでのボランティア活動には登録が必要です!

2015-05-14 17:57:02 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@カトマンズPART2です。



さて、こちらでのエイド活動ですが…

ネパールでのボランティア活動には登録が必要となりました!
先週末に政府の発表がありました。


<こちらは英訳したもの。>

それは、支援活動中の事故やトラブルが多く、
それらを最小限に押さえたいためとの見解だそうだけど…。

実は別の大きな意味もあります。


それは…

ボランティア活動という名目で、自分の店や家の修復費用に使っていたり、
集まったテントなどの支援物資をさらに横流しして販売してたり、
集まった募金額をNPO団体の上役が自分の生活に使っていたり、

などなど…。

もっとも悪質なのは、
身寄りの無くなった子供をボランティア団体が保護すると言って
連れ去られて、人身売買というケースもあるらしいんです。

酷い…。


25000人いたボランティアは土曜日までで活動を制限され、
医療関係のボランティアは厚生省など、技術者は関係各省庁、

それ以外の特殊技術の無い人は、地方公共団体に届出をする事がきまり、
AG隊は、カトマンズ市に、その初日に申請を出し受理されています!

その手続きの際に、カトマンズ市のCDO(最高責任者)より
推薦された村が「ドルマスタリ」でした。

ここは政府のサポートや警察、軍の手が入っていなくて、
ちょうど、「まわりから忘れ去られた村」との事でした。


実際にはシャブルベンシやカカニの丘にむかう幹線道路より
少し外れただけの、小さな丘の上にたつ小さな村でした…。

  
<ドルマスタリに赤十字が浄水器を設置してました。絵を描いて記録してチャリティしようという若者も。>


<支援活動の後のタメルの夕食。この日に自衛隊の方にあってお話も聞きました。>

カトマンズに下山して一週間が経とうとしています。

2015-05-13 19:57:35 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015

けんけん@カトマンズです。

いろんな事があって何から書いてよいか分からずにいて、、、
しかも現場からホテルに戻るとバタンと倒れてしまい、、、

ヤンマーやなすびがアップしてるから甘えちゃうか、、、とか思って。

でも、フェイスブックではなくブログにアップする義務が俺にはあって。

このまま、言い訳100連発したいけど、、、(笑)


<コスモの募金箱は東日本のためでなくネパールのために…と書き直されました>

まずは、余震が続き、そのニュースが日本にも流れ
みなさんに大変ご心配おかけしております。



一昨日の大きな余震(M7.3)には僕らもかなり驚きましたが、
夜就寝中にも午前2時頃にM4.5、3時頃にM5.5の余震が続きました。

僕は珍しく夜中に寝ながらにして気づきましたが、
AG隊の数人は、疲れていたのか、かなり深く寝ていたのか、
気づかなかった人もいたみたいです。


<2回目の大きな余震が来て、メインストリートの建物が煙をあげて崩壊しました。>

昨日、今日はいまのところ大きな余震は起こらなかったと思ってますが、
なんとなくいつも揺れているような気がして、
みんな代わる代わる「あれ?揺れてる?」なんて言ったりする。

そして周りの隊員たちも、
本当に揺れているのか、気のせいなのかわからないでいる。

なんか「もしかしたら揺れてる症候群」になっちゃってるかも…。


<ホテル宿泊費がキツイのでタメルの安い宿に全員で移動しました!>

カトマンズ、久しぶりの晴れ間かと…

2015-05-11 15:24:59 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@カトマンズです。

昨夜はえらい雷で停電も起こるし、ゲリラ豪雨もあったし、

この国は大丈夫なのかと思いましたが、まだまだモンスーンには早いですからね、
もうちょっと太陽には頑張ってもらわないと…

っと思ってたら、本日は快晴。
晴れた青い空にオスプレイが飛んでます。

肉眼で飛んでるの見るのは初めてだけど、被災地にいる率直な感想としては頼もしいシルエットです。

でもこれが過疎村に降りてきたら2~3件の屋根は吹き飛ぶだろうけど。


さて、カトマンズレポートですが、一昨日はダテンリの家にご招待され
充実のひと時を過ごさせてもらいましたが、
体調はやはりイマイチのまま…。




結局のところ情けないですか昨日に病院のお世話になってしまいました。

ずいぶんと抵抗してたんですが、100対1くらいの多数決もあり、
昨日のネパール登山協会でのミーティングの後にCIWEC病院に行ってきました。


<NMA会長のアンツェリンさん以下みなさんに歓迎されましたが、これは昨年の雪崩事故に対するJMGAからの寄付。今回の地震に関しての募金も始まってますので、その旨もお伝えしてきました。>


ドクターの所見としては、極度な低血圧。下は60以下で上は90以下でした。
朝はもっと落ちてるかもと…こんなの初めてだな。

なるほど、それでグラグラしてたのか…納得。

しかし、なんで低血圧なんだろう。わからない。
止まらない咳痰鼻水鼻血は別の症状なんだろな。

とりあえず薬飲んで、栄養のある食べ物食べて、興奮するようにしようか。



<病院では大津家の二代目、孝宣くんの娘のカヤちゃんが相手をしてくれました。
絵のプレゼントまでくれて、癒される~。>


AG隊はエイド活動のためにカトマンズ近郊の村、ブンガマティへ。

山の日制定フォーラムでもお世話になったアウトドアプロデューサーの大木ハカセ君が
支援隊仲間の南極観測隊の村上くん、秘境カメラマンの角谷君と昨日にカトマンズ到着。
そのプロジェクトにAG隊も加わりました。



そして、体調イマイチの僕だけは、みんなの足手まといになるので、
ルクラからの第3便となる荷物を待ち受けるためコスモへ。



そうそう、チベットチームだったチェパやカルザン達もラサから到着して、
一緒に帰ってきました。チベットにもたくさん話が山盛りみたいでしたが。

荷物は概ね送られてきたけれど、まだ全部じゃない。
明日にも届きますので、荷物をまとめてロブチェ隊、先発隊のものを
まず送れるようにしますね~。洗濯もしましたよ~。


とういわけで、それぞれ、なんとか頑張っています。
隊員への引続きの応援をよろしくお願いいたします。

ではでは。




エベレスト隊の先発隊、無事成田に到着されました!

2015-05-09 21:16:51 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
飯田橋留守番隊です❗️

エベレスト隊メンバーのうち4名が本日無事成田に到着されました!

様々な想いがある中で、元気いっぱいの笑顔を見せてくれました。

急遽、駆けつけて下さったお出迎えの皆さんもありがとうございます!

隊員は皆さん、すっかり精悍なお顔になり、日本での大反省会(報告会)を約束して

それぞれの帰路につきました。

本当にお疲れ様でした❗️



カトマンズはどんより…

2015-05-09 16:15:15 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@カトマンズです。

なんかモンスーンでも無いのにカラっとしてないね。
たくさんの人の気持ちを表してるのかな。

そう、モンスーンが始まる前にいろんな復興が進まないと大変だね。


さて、AG隊は4人の先発組が日本に向かい、先ほど帰国できたみたいで少し寂しくなっちゃったけど、
これから第2段階に入り、ますますネパールのために動けるトランスフォームになる予定。

ですが、肝心の僕はなかなか体調が戻らず…、
もっとアクティブにいろいろ動かなきゃいけないのに。

もどかしい。
さて、今夜はダテンリの家にお招き。

NHKにも取材されたお家だね~。

カトマンズは見た目は変わらず…

2015-05-09 13:52:19 | エベレスト&ローツェ&ロブチェ登山隊2015
けんけん@カトマンズです。


<この鉄のテーブルは200mも吹き飛んでた…>


一昨日前はネパールスタッフへの感謝の会を
お馴染みの韓国料理ヴィラエベレストにて。

プラチリの家族が全員で参加したり、
パグディンのピーギャルツェンの宿の娘たちも
ウプレッティみきちゃんも参加してくれて盛会でした。



みんなそれぞれの家は少しダメージがあったりもしたけど、
家族に怪我人も無く無事でした。

不幸中の幸いが身内スタッフにはあって安堵してますが…。




そして昨夜はプラチリのお宅にご招待されました。

毎回恒例となると、奥さんも大変だなぁとおもいますが…σ(^_^;)
プラチリが大人しく家事を手伝ってる姿を見るのは楽しい。(≧∇≦)
子供達もとびっきり元気だしね。

そんな姿を見てると、この国に起きたことは夢だったのかもと思わせてしまう。


<慰霊の灯火が薄暗い街中を照らしてます。それはハッとするほど美しく…。悲しい光のはずですが…。>

帰国先行組に合わせて、少し早めのスタートでしたが、
四人はしっかりとご馳走を食べてから空港に向かいました。

少し寂しくなるな。
でも残された仕事を頑張らないとな。

ではでは。