九州から大阪の自宅に戻ったのは7日であります。
翌日はさすがに疲れたのか、終日こたつでうたた寝でありました。
やっぱり、お歳なんでありましょうか。
翌々日、ようやくいつもの公園にお散歩できると、
何だかほっとしたのであります。
森の中はすっかり冬枯れの木立になって、陽射しがあちこちに入り込んでいます。
ルリビタキのオスとメス、それとジョウビタキが三つ巴で縄張り争いを
何だか鬼ごっこのようにしておりまして、しばらくじっと観察したりしておりましたね。
長崎に帰ると、市の中心部を流れている中島川の川筋を歩いて見ます。
以前、カワセミを見かけたことがあるからです。
こちらは、中島川に架かっためがね橋ですね。↓
カワセミとの出会いはありませんでしたが、
イソヒヨドリが飛んでいました。 ↓
あまり成果のない散策のあとは旧友との会合でした。
2年ほど前に中学時代の古い友人らと再会して以来、
帰省すると、会合を持つのが恒例となって、もう4度目になります。
いつもすき焼きなべということにもなっています。
このメンバーね。 ↓
中学時代から高校まで続いたマンガグループです。
Y君はリフォーム会社を経営。
1年前からすると仕事量は6割に減ったと言います。
笑顔でいながら、相変わらず、経営は火の車のようです。 (アベノミクス何するものぞ!というところです。)
O君は、施設に入っている義母の慰問を毎日欠かさず、加えて、
義弟の世話も焼きつつ、短歌グループやら聖歌隊への参加やらで
何かとユーモアを混ぜ込みながら
相変わらず飄々と生活を楽しんでいるようです。
(なかなか感心なことであります。)
M君は、酒におぼれているはずのところが、このところ断酒しているとのこと。
たしかに少しは顔色がましになっておりました。
(だから、この日はノンアルコールのビールね。でも煙草はやめていませんね。)
今回は当時私らが作っていた漫画同人誌を持参。 ↓
中学から高校まで編集すること20集。その最終号であります。
たまたまこの20号をなべさんが保持していて、
あとはすべて散逸して、どこへいったかわからなくなっています。
表紙を飾っている絵はかの蛭子さんですね。
さて、帰省の目的は何より施設に入っている母親訪問でありましたよ。
ところが今回訪問して母親に会うと、何だかきょとんとしております。
妹が、「あれ誰かな?」と言うと苦笑いしながら、名前が出てきません。
「あれれ、困ったねぇ、むさくるしい顔がわからんのかねぇ。」
と言いながら、10月訪問のときの写真を見せて、
なべ嫁さんを指して「これは誰?」と聞くと、
「ノブエさん!」と言います。「そしたら私は?」と聞くと
「…ノブエさんの○△×…」と言うのであります。
普通は逆だと思うんですけどね。
(息子が先にわかって、ノブエさんがその妻だとね。まあいいですけど。)
そんなこんなで、施設の帰り道、坂道を下っていくと
カーブミラーの上に、ジョウビタキが止まっておりました。 ↓
施設の建物の背後は奥深い裏山になっておりまして、
しばしばアオジやらツグミを見かけたりします。
そしてジョウビタキもここらが縄張りらしくよく飛んでいるのでありました。