散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

梅雨明けではないけど、クロツグミ、ソウシチョウなど

2022-07-21 01:23:57 | お出かけ

 


気が付けば、子どもらにとってはもう夏休み。
なのにいまだに梅雨の真っ最中のようなこのところのお天気です。
本日は晴れ間が広がっているものの、この先、雨はまだ続きそう。


ウクライナにコロナに、ヨーロッパの熱波の異常気象。山火事大変。
世界は何だか次から次へと騒然としております。
この国でも政府はしれっとして元総理を「国葬」にするとか。
すべてに蓋をして美辞麗句以外何もなかったかのようにしたいのでしょうか。

何もかも異常なことばかりで、異常なことがもう普通のことになってしまっています。


午後の昼下がり、いつものお山に上がってみました。

もう遅い時間ですし、暑いですから、精々ヤマガラさんぐらい。↓

 

 

と思って諦め気分で一巡りしていると、
林の奥にクロツグミ! 枝止まりを見るのは久々です。

 

 

 

そしてその木の繁みに寄ってみると、近くにソウシチョウが飛び交っておりました。

 

 

 

ソウシチョウはこのところよく見かけるほう。

 

 

 

最近よくきれいな声で囀りますから、「はて、この鳥さんは?」などと
分からなくなったりもするのですが、
そのうち、「ガチャガチャ」という聞き慣れた鳴き声になりますから
「あ~ソウシチョウね。」と納得するのであります。

 

 

 

 

高いマツの木にオオアカゲラが飛んできました。

 

 

ちょっと撮り損なって、ワンショットのみ。


あっという間に夕刻の閉門時間。焦り気味で引き上げていくのですが、
その途上、広場の片隅に野ウサギでした。ちょっと大きめでしたね。↓

 

 

 

まあ、短い時間のわりには色々見られたほうでしょうか。
少々しんどくあっても野山散策はサボらないで、ということですね。                             それにしてもじっとりと暑いこと。

 

 

 

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梅雨の合間に、まあぼちぼちです

2022-07-16 23:58:03 | お出かけ

 


先日のサンコウチョウ観察の折のIさんから

「雛が2羽巣立ちしました!」

と、連絡がありました。巣の近くの枝に止まっているところへ
親鳥が代わる代わる飛んで来て給餌をやっているとのことです。
よろしゅうございました。この後も無事に育ってくれることを願っていますよ。


さて、こちらは1日出かければ、そのあと3,4日はゴロゴロと
自宅引き籠りの日々。お天気も不安定で暑くもあります。

でもって、久々お山の上にあがってみれば、やっぱり暑うございます。
せめて、少しでも風のあるところのベンチに寝そべってと、少々のお昼寝なんぞ。

池畔のアジサイに少しは涼感でもあるでしょうか。

笹隠れのソウシチョウ2羽ね。↓

 

 

小枝に飛んできたコゲラさん。

 

 

ひと頃、不思議と見かけないねと思っていたホオジロさん。
再びよく見かけるようになりました。↓

 

 

 

こちらは、たぶんセンダイムシクイ。若しかして幼鳥? ↓

 

 


お疲れですから、重たいレンズを避けて軽いレンズでの散策。
だからというわけでもないでしょうが、
撮り逃がした鳥さんはコサメビタキにエナガさん、そしてイカルさん2羽。
残念だったのはすぐそばでドラミングしていたオオアカゲラさん。
どこ?どこ?と繁みに目を凝らしている間に飛び去ってしまいました。                                  飛んでいく後姿が憎らしいこと。

 

あちこちで大雨洪水被害が出ています。
梅雨明け宣言以来、戻り梅雨やら何とやらでお天気はなはだ不安定。
そのうち、正真正銘の梅雨明けが来るのでしょうが、
さて、その時気象庁は改めて「梅雨明け宣言」をするのでありましょうか。

ともあれ暑い夏はまだまだこの先長いようですな。

 

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サンコウチョウ再訪、子育て中です

2022-07-12 15:34:39 | お出かけ

 

 

以前探鳥でお世話になったIさんから連絡。

「卵が一つ孵ったようで、親鳥が給餌に活発な様子です。また観察にどうぞ。」

Iさんの案内でサンコウチョウの巣作りの様子を観察できたのが
ちょうどひと月前。ハタさん、お弟子様との3人でのお出かけで、
その折は3人ともが初見のサンコウチョウでしたから、感激でありました。


でもって、11日早速の現地入り。今回はハタさんとの二人。
Iさんは先に入っておられて、私らの到着を待っておられた様子。恐縮ね。

 

 

「雛が2羽孵っています。親鳥が飛んできたところで、ちょっと伸びあがって、
嘴を広げますから見えたりしますよ。」

 

 

 

 

杉林の林道では鳥さんの鳴き声がにぎやかです。                                     「これはクロツグミ、これはオオルリ、そしてヤブサメね。」
と、鳥さんの鳴き声を色々指摘してもらうのですが、なかなか姿が見られないのが残念。

 

 

 

「先日は別なとこでメスが2羽で巣作りするのを見ました。
片方のメスはヘルパーさん。どうも巣作りの指南役みたいです。
オスは少し離れてお任せという感じでしたね。」

Iさんの観察はなかなか鋭いです。色々薀蓄も聞かせてくれます。

 

 

 

定年後5年ほど前に東京から実家へ帰郷されてきたというIさん。
自然豊かな周辺を野鳥に限らず、植物、昆虫やらも日々観察の散策三昧です。

 

 


サンコウチョウが餌を与えた後、巣のふちに留まったまましばらくは動きません。
相棒がやって来て交替するまでお守りをしている様子です。
動きがないと、Iさんは周辺をうろうろ。でもって拾って来たものを披露です。
「これはイズモマイマイ(×サンインマイマイ)の抜け殻。」
カタツムリの16,7個の標本も作っておられるとのこと。
どうやらかっても今ももっぱら自然に遊ぶ少年であったようですね。

 

 


オスもメスも交代の時には巣に直行。近くの木に枝止まりすることもありません。
時折、ホバリングしたりしますが、暗いスギ林の奥まったところでは
シャッターを切っても、ものになりませんな。
ですので、巣のふちに留まった同じような写真ばかりになりました。

 

 


さて、今回もIさんには大変お世話になりました。感謝であります。
ハタさんにも車の運転、お世話様です。充分にナビの役割できず、
高速の出口を行きすぎたり致しましたが、まあこれは愛嬌ということでお許しを。


そうそう、この日はハタさんの古稀の誕生日。遅ればせながらおめでとうさんです。
翌日にはアユ釣りのお出かけ予定とのこと。お元気なことでありますよ。

 

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ブッポウソウは今、子育て中です

2022-07-08 09:26:38 | お出かけ

 

 

前回抱卵中の雰囲気だったブッポウソウのその後を様子見です。
たぶん雛が孵って子育てに忙しい頃。

炎天下の観察はなかなかしんどいですが、この日は曇天。
それでも湿度が高いのでムシムシです。熱中症がやばいです。


親鳥がカップルで餌取をやっては交互に巣箱へ飛んで行ってます。
頻繁というわけでもありませんが。
巣箱の近くの電線は、周りの様子見。中継地点のよう。


少し遠くの小高い丘の一本杉。このてっぺんが採餌の物見。

 

 

トンボはそれほど目立ちませんが、餌を目指して飛び回ります。

 

 

餌を咥えて、巣箱へ。雛の姿は見えません。まだ乗り出してくるほど
大きくはないのでしょう。

 

 

 

 

 

 

餌を与えると、電線の上で小休憩。しばらくしてまた飛び立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、遠くからの観察でしたけど、あまり長居はできませんです。
鳥さんのためにもそうですが、こちらの体力もあまり持ちません。暑さ指数が相当ね。

 

 


帰りにもうひとつの巣箱のそばを車で通りかかると、
年配のおばちゃんらが巣箱の間近でイスまで用意して観察中。
何だかあっけらかんとおおらかな風情でもありました。
「あらま、あまりにあけすけで、ブッポウソウもびっくりでないの。」
と思ったものの、
そのまま通り過ぎてしまいましたよ。

 

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遠く森の上の松の木にクロツグミです

2022-07-07 10:04:11 | お出かけ

 

 

猛暑に続く戻り梅雨と台風で、気温も高く湿度も高い日々。
身体も「ダルおも」。
よって自宅でごろごろの引き籠りが続いておりました。

ようやく雨があがった様子の6日、久々出かけようとすると、
スコールのようなにわか雨。出鼻をくじかれたようなのですが、
それでも、お山の上にあがってみました。やれやれのお天気ですな。


雨上がりのお山で見られたのは、ホオジロさんにヒガラさんぐらい。

 

 

 

 

久々のお山ですから、もう少し愛想良くってもいいのでは、とも思いますが、
お愛想どころか、にわかに黒雲が迫って来てまたまたスコールのようなにわか雨。

しょうことなく四阿で長居の雨宿りでありました。

 

 

雨があがって、ガスにもやった高木の枯れ枝にコサメビタキ(?)。↓

 

 

池畔を歩きますと、木の繁みに飛んでいたのは幼鳥さん。これもコサメビタキ(?)

 

 

やや晴れ間も広がった中で遠くから聞こえてくる澄んだ鳴き声。
どうせ姿は見えないだろうと思いながらも、鳴き声の遠い森の上を見やってみました。

オオッと見つけましたよ。500㍉のレンズの向こうにクロツグミ!

 

 

かなり遠いです。目いっぱいのトリミングですね。

 

 


ずいぶんと遠すぎたのが残念ですが、
今季ようやく見られたクロツグミです。鳴き声付きです。
ま、こんなところでよろしいね、と退散でありました。

(お山も閉門時刻ね。)

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