散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

むむ、49キロ!?

2010-02-26 18:51:19 | 療養記

ご無沙汰であります。


本日は、診察日。暖かいけど、雨。

傘を差して、病院に行くと、
待合室のテレビは、延々と
フィギアスケートの様子を
映し出しております。
バンクーバー、フリー演技の開始前。
何やら観ている患者さんも
そわそわ風でありましたな。

さて、血液検査をやってそれから診察。
なべさん、肝臓の数値が悪いです。
(お酒も飲んでないのに~。)
あとは特にどうということもなし。

でも、体重はとうとう50キロを割って、
49キロ。
「ちょっと顔が細くなりましたね。」
と、Dr。

なべさん、頑張って食べるようにしましょう。


いよいよ次回の5月は、術後1年目ということで、
CT検査に胃カメラ検査ね。
(これが苦しいのでいやなのね。まだ先だけど。)

とぼとぼと家に帰ったあと、
フィギアスケートの様子を観ていました。
そのうち、うつらうつらと、
こたつで寝てしまいました。

(肝心の選手らの演技は観ていないのよ~。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「人間は考える管である」

2010-02-20 00:40:35 | 





福岡ハカセの本(「動的平衡」)を読んでいたら
こんな箇所がありました。


ミミズは人間の遠い遠い祖先。
消化器の管のようなもの。
この消化器の周りの神経が
ミミズの生命活動を支えている
脳のようなものである。

この原始性を人間も保持している。
そこで人間の消化器の周りの末梢神経は
リトルブレインとも呼ばれるのである。

「私たちは、もっぱら自分の思惟は脳にあり、
脳がすべてをコントロールし、
あらゆるリアルな感覚とバーチャルな幻想を
作り出しているように思っているけれど、
それは実証されたものではない。」
「消化管神経回路網は…脳と比べても全然リトルでないほど
大がかりなシステムなのだ。私たちはひょっとすると、
この管で考えているかもしれないのである。」
だから、

「人間は考える管である。」

とまあ、こういうことになるようです。


たぶん、初めて聞くお話ではないのですが、
消化器をあちこち寸断したなべさんとしては

「ふむふむ、なるほど!?」

とうなってしまいます。


すると何ですな。
胃を切って、残胃と小腸をつないで、
その周りの神経もたぶん寸断されたなべさんは、
リトルブレインを寸断されたというわけね。


単に、体調が一定せず、何やらいつもストレスを
抱えているような体調不良だけでなく、
どこか思考も乱されてるのでしょうか。
思考の底流みたいな所ね。

「そういえば…。」

と思い当たるところがあるような、
ないような。

意外と周りの人が
「このごろなべさん変ね。」
と思ってたりして…。どうでしょう?

(ちょっと、老化が早まっただけでないのかね。)


先日の主治医の話では、

「神経が寸断されて、腸のぜん動運動がうまく調節されないけど、
そのうち神経もまた再生されてコントロールされるようになるからね。」

と仰せでありました。


そのときは、
なべさんのリトルブレインも
きっと復活するのね!?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お餅がつかえて

2010-02-18 02:20:21 | 療養記

ひと頃、お年寄りが、
のどにお餅がつかえてどうのこうの…
とは、よく聞く話でありました。

なべさんの場合は、
残胃と小腸をつないだ部分で
よく食べ物がつかえ(たぶん)、
苦しい思いをします。

それで、警戒しておったのですが、
先日、薄切りのお餅に挑戦してみました。
ぜんざいであります。

何ともなかったのであります。
というわけで、本日も安心して
薄切りお餅に挑戦してみたのですが、

これがなかなか
苦しかったのであります。

今日一日、
お腹の中で何かがつかえているような感じで、
「やれやれ」でありましたね。

たぶん、お餅だと思うのですが…。


(一歩前進二歩後退なのよ。)




今日のお散歩の公園の梅ね。 ↓







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アラ還世代のバレンタインデー

2010-02-15 02:01:20 | 日記

本日はアラ還世代
男女8人集会でありました。



 
 



普通、この世代が集まれば、
あっちが痛い、こっちが痛いだの、
大概は病気ネタと思うでしょう?
それがないわけじゃないですが、
もうそんな境地は通り越しておりましたね。

「お葬式」ネタから、
昨今の地方疲弊状況はどうじゃ!
田舎の畑はどうじゃ、池のフナは!?
湯治場は東北か、九州か、レバノン状況は、
はたまた末期の洗礼問答、
誰ぞのクリスチャンネームは何ぞや!?等々。

話は四方八方乱れ飛ぶ有様でありました。
(もうボケが始まっているのかもしれませんよ。)

あっという間の4時間でありましたね。


これ、パエリアね。↓




お店の人は、きっと

「どげな集会じゃろー?」

と思ったことでありましょう。
(写真まで撮らされてね。)


それではまた、
「夏に大集会を!?」
とお別れしたのでありますが、

帰り道は、雨でありましたね。


皆様ご苦労様でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は「ちゃんぽん」ですよ

2010-02-12 00:28:04 | 療養記

食事が相変わらずです。
なかなか食が進みません。

少し前は、肉類を見ると

「あ~おいしそうやな~」

と思い、でも実際に口に入れると、
お肉のにおいが鼻について、

「おいしくないな~」

と途中でいやになってしまいます。
それでもやっぱり目で見ると
おいしそうやなと思うのでありました。

これってたぶん、
以前の脳内イメージなんでしょうね。

こんな失敗をしつこく繰り返していると、
最近少しずつ入れ替わってきたのか、
お肉類を目で見ても、
あのタンパク質の
鼻につくイメージが起こってきて、
食べたいという気がはじめから
起こってこなくなりました。

(これって、寂しいですよね。)

でも、柔らかいビフテキなんて
どうなんでしょうね?
術後まだ挑戦していない分、
以前の脳内イメージは
温存されているようなんですが。
(期待してるのよ~。)


さて、本日の夕食は、
郷里土産でまだ残されていた
「ちゃんぽん」ですよ。

久しぶりの料理写真ね。↓




最近に珍しく、なべさん、
完食でした。

もちろん、なべ嫁さんの完食は
言うまでもなしね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本です

2010-02-11 00:05:29 | 

ライブに出かけたあと、
しばらくダウン気味でありました。
日がな1日体調不良。お腹の据わりが悪いです。
仕事はしていますけど。

三寒四温と言うけど、
なべさんの体調も三寒四温なのね。

ゴロゴロしながら最近、読んだ本をあげてみましょう。


藤沢周平;「用心棒日月抄」「静かな木」「冤罪」(文庫本)

やっぱり武家物が面白いね。貴重な癒し本。
でも周平作品を全部読んでしまったら、
楽しみなくなってしまうのが、こわいですね。
まだ読んでないの大部残ってるけど。
(なべさんの寿命も心配ですが。)


大江健三郎;「臈たしアナベル・リイ総毛立ち身まかりつ」(単行本)

最新作の「水死」を一応買ってみました。
でもその前に、つん読状態だった
この本を読んでおこうと思ったのですね。
どうも最近は大江に食指はあまり動かないのですが。
文体が持って回った言い方のように感じられて、
最近は気になってしまいます。


マルコ・イアコボーニ;「ミラーニューロンの発見」(ハヤカワ新書)

以前ある臨床心理の本を読んでいたら、
ミラーニューロンに触れているところがありました。

「手を振る相手を見ているあなたの脳では、
あなた自身が相手に向かって手を振るときに活動する
神経回路の一部が実際に活動する。」
「すなわち脳は、相手の行動の意味を、
一度自分の神経回路を意識下で動かすことで理解する。」

「へえーそうなんだ、これは大変。」と思って感心しました。
(ん?何が大変?)
それでもって、素人向けの解説本が
ようやく出たので、読んでみようと思ったのでした。
池谷裕二の脳の本なんかと重なるところもあるみたいで、
面白かったですね。


鶴見俊輔;「言い残しておくこと」(単行本)




俊輔さん、面白いですね。
戦後の彼の周りの人脈地図なんかが浮かび上がって興味深い。
とくにベ平連の動きなどは、
なべさんの高校生の頃を思い出して、
重なったりしますから、面白いです。

なべさんの最初の大がかりなデモ参加は
「佐世保エンプラ闘争」でありました。
高校3年の卒業前でありましたよ。
(わけもわからない後ろの方で、ショボかったけどね。)



福岡ハカセとか、池谷裕二とか科学読本を流行にまかせて、
読むんですけど、読んでるときは

「ふむふむ、なるほど、これは面白いね。」

と感心もし、啓蒙もされるのであります。
ところがいかんせん、文系頭のなべさんは、
読んでしばらく立つと、

「あれって、どんな内容だったかな?」

と、あまり頭に残ってないような気がするのです。



(悲しいですね。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャズ・ライブへ行ってきました

2010-02-07 19:14:07 | 日記

寒いですね。
北国の方は大雪のようで、
大変そうです。

昨日は、なべさんも、扁桃腺が腫れるやら、
お腹がゴロゴロ状態やらで、
ダウン気味でありました。
(風邪の前兆じゃないの?と、なべ嫁さん。)

でも、ジャズ・ライブへ行く予定でありましたので、
着ぐるみ状態でお出掛けしたのであります。


お店の入り口ね。 ↓




お店の中ね。↓(フラッシュは遠慮したから、ぶれてるよ。)

   


件の主治医ピアニストのライブであります。


前回は、なべさんにもなじみのある曲が多くて
感動したのでありますが、
今回はあまり知らない曲が多かったようです。
でも、前回と併せて聞くと、意外とこの先生、

「エモーショナルタッチが好みなのね」

と、感心したりもしたのでありました。


今回はピアノトリオの演奏。↓






2ステージ目に入ると、
調子に乗ってきた様子がありあり。
リラックスもしたのか、
快調なノリぐあいでありました。
(鍵盤の前で体全体が踊っておりましたよ。)



演奏の合間に、思いがけず、Drと
親しくお話しすることが出来ました。

1月にCDの録音を行ったとか。
初のCD発売になりそうです。
これも、楽しみですね。

いつも、診察室では、せいぜい5分ほどの診察で、
世間話のゆとりもありません。
たくさんの患者さんが控えている中、
こちらが気をつかってしまいます。
だから、とってもありがたいことであったのです。

それにしても、週2回の手術をこなし、
入院患者から外来患者まで診ているのですから
仕事はハードなはず。
こうやってライブを続けているのに
感心してしまいますね。

(だからこそ、面白いんですけど。ねえ。)



余韻を残して、深夜気持ちよく、帰宅すると
北国の大雪のニュースをやっておりました。
志賀高原のホテル玄関口まで
雪崩の雪が押し込んできたとか。

その昔、泊まったことのある
ホテルでありました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分寒波とか

2010-02-04 00:32:29 | 療養記

窓から見える青空に
そそらられて、散歩に出ました。

ところが、風が強く、空気も冷たく、
寒うございましたね。
何やら、「節分寒波」だそうで。


空気が澄んでいます。
金剛山の頂付近も雪が見えます。




冬の青空です。暖かそうですが、寒いです。↓





いつもは行かない公園まで行くと、
梅が咲いているのを見つけました。 ↓







数ヶ月前は、ゆったり、ゆったり散歩し、
途中にベンチがないとダメだったのが、
ふと気付いてみると、
ベンチもなしに、遠くまで軽々と
散歩しているのであります。

食事は相変わらずだけど、
そうは言っても、
コーヒーなんか平気で飲んでるし、
まあ、ちょっとずつなのね。


寒すぎて誰も座らないベンチ。 ↓





(春までもう少しね。)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする