杖立温泉の侘びしさは
転身を図って頑張りながらも
昔の夢も忘れきれない
ところにあるかもしれません。
何だかこれから先の日本の縮図を
見る思いが致しました。
ダウンサイジングって難しいよね。
昔の夢を見る
いかがわしい新成長戦略とかに
誤魔化されてはいけませんです。
さて、6日朝、宿を早めに出て、
「薬師湯」にでも、と思ったのですが、
お湯の入れ替え中でありました。 ↓
しょうがないのでバス停で
そのまま長めにバス待ちをして、
(寒さに震えて~。)
次の黒川温泉をめざします。
まず小国町の「ゆうステーション」まで出て
そこからさらにバス乗り継ぎです。
一本逃すと2時間先ありません。
乗客はなべさんとご老人3人。
ご老人方が、老人保健センターで
一斉に降りると、後は
なべさんお一人です。
(のんびりほのぼのよ~。)
ゆうステーションで
バスの時刻やら帰りの便やらを
お店のお姉さんに聞くと
親切に色々教えてくれました。
(事前に調べた時刻表も
現地に行けば違っていたり
するから、要注意ね。)
ゆうステーションは
「道の駅」になっています。 ↓
外壁が全面ガラス張りになっていて
鏡状態ですので、
思わずパチリ、と。
セルフポートレートね。 ↓
さて、次のバスは
最初から最後までなべさんお一人。
しかもまっすぐ行けば
10分少々の所なんですが、
あちこちの集落を巡回するバスなので、
35分もかかってしまいました。
(ちょっと贅沢な気分よ。)
黒川温泉到着ね。 ↓
もう20年近くも前に
久住山で吹雪かれて、そのあと
牧ノ戸峠から筋湯へ下り、
さらに地熱発電所の脇を越えて
この黒川温泉まで
下ってきた事がありました。
一人旅の登山者なんぞ
受付もしない旅館ばっかりで
恨めしい思いが残っております。
でも、さすがに
現代のおしゃれな観光温泉地。
杖立を見てきただけに明るい雰囲気で、
お店の人も何だか勢いがありますな。
思い出しつつ、あちこちを散策です。
温泉ゆでたまご。1個いただきました。 ↓
地蔵湯。共同湯ね。 ↓
寒いです。凍っています。 ↓
ちょっとこじゃれた休憩所。 ↓
ちょっと豪華な旅館に
立ち寄り湯をしてみました。 ↓
たぶん人気の露天風呂ね。 ↓
あったまって風呂から出ると団体のお客さんが。 これは、韓国の団体旅行さんのよう。 ↓
今や、韓国からのお客さんが
どうやらお得意さんのようです。
共同湯の穴湯です。もちろん入ってみたのよ。 ↓
お一人様入浴です。百円です。 やっぱり共同湯の味わいも良いよね。
ちょっと休憩して「ぜんざいセット」です。↓
そんなこんなで、
充分堪能させて頂いて、
お帰りの時間となりました。
バスを逃すとこの日のうちに
帰阪できませんです。
1日2本しかない高速バスで
博多駅まで直行するのですが、
この乗客もたった
二人なのでありました。
完全に赤字運行ですよね。
(どこで元取っているんでしょう?)
ちなみにバス内の
インフォメーションアナウンスは
日本語と韓国語でありましたよ。