散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

山田温泉の仙人風呂です

2013-04-30 00:03:21 | 温泉


GWをちょっとフライングして信州お出かけでした。

小布施の街から車で15分ほども山側へ上がっていくと、
もうそこは深山の雰囲気で、ここに少し鄙びた感じで、
蕨温泉があり、さらに山田温泉があります。

 


26日は、曇り空で、時に晴れ間、しばしば雨で、
どうにも落ち着かない天気でありまして、早々とお宿入りでありました。

 

                       

 


4月下旬の信州はまだ早春。本来ならもう少しさわやかなはずですが、
あいにくの雨は、ついにはみぞれになってしまうという寒いお天気。
お山のてっぺんのほうは最近降ったらしい雪を被っており、
山肌はいまだ冬枯れの様子であります。
山桜の蕾がようやく開こうとしているところで、凍えてしまっているようです。

(お宿の炬燵がありがたいことでありましたよ。)

 

 


お宿は山田温泉風景館。お気に入りでもう3度目の訪問になります。
お宿のすぐ下に外湯の「山田温泉大湯」があるのですが、ここは今回初めて入湯。
なかなか風情があってグッドでありました。(ちょっと熱いけど。)
「いつもは、こんなに熱くないけど、今日は外が寒いからかな~。」
と、近辺からのお客さんは申しておりましたが。

 

 

ここにも山頭火の碑がありました。  ↓

(山頭火も「あつい」と言ってるよね。)

 


松川渓谷の崖っぷちに建ったお宿から                                                  その下の渓流沿いに名物の仙人風呂があります。
いっとき雨が上がって、                                                                         晴れ間も見えた頃合に150の階段を下りていきます。 ↓

 

 

             

                               

 

 


先客のおっちゃんがおりました。
どうやら神奈川から湯巡りにやっておいでのようであります。
同類のようですので、しばし、九州、東北の温泉談義でありました。

この仙人風呂、景観といい、風情といい、実に絶妙なバランスで、
居心地の良い露天風呂になっています。大のお気に入りです。
ついついなべさんは先客さんを相手に褒め上げてしまいました。

 

(でもって、いつも写真は撮っても、撮られない私めですが、                                    この神奈川のおっちゃんが無理矢理私めを撮ってしまいましたね。)↓

 


湯船を上がって、階段をちょうど上りきったところに飲み水があります。
これまた絶妙のところに配置してあって、実に美味しいのであります。

 

 


でもって、いつかは、紅葉の秋にまたやってこようと思うのでありました。


 

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ご近所の野鳥です

2013-04-25 01:10:03 | 日記


毎度のご近所散歩は、大体コースも似たり寄ったりで、
飽きてもくるのですが、それでも季節の変わり目は
目新しくもあり、それなりの楽しみというのもあるものであります。

 

今はフジの花の季節。民家の庭先です。  ↓

ヤマブキも咲いています。  ↓

 


とはいっても、早々毎日変化があるわけではないですし・・・。
と、思っているところに、最近は少しばかり、野鳥に眼がいきだしまして、
一度カメラに収めて、ネットで調べたりすると、名前がわかったりして
「これは、なかなか面白いかも・・・」と思い出しているところなのです。

 

これはヒヨドリみたい。 ↓

 


ご近所の散歩で、1,2キロも歩けば、3つ4つの公園を巡ることが出来ます。
あらためて関心を寄せると結構いるものですね。
カメラに収めるのが、なかなか難しい分だけ、暇つぶしになりそうですよ。

 

先日のれんげ畑にまたムクドリがぴょこぴょこしていました。↓

ムクドリ、多いです。 ↓

 

これはツグミのようです。 ↓

 

これはお池のかもさんね。 ↓

 


子供の自分は近所のあんちゃんが、とりもちでメジロなどを捕まえて
鳥かごで飼っていたものですが、「カスミアミで捕る悪いやつもおるけんね。」
などと何だか密やかに言っておりましたね。(とりもちだって、違法だったかもね。)

今やもうそんな風景はなくなりましたが。

その代わり、自然のまま観察して、うまくデジカメ写真に収まったら、
ネットの野鳥図鑑で調べて、充分楽しめるので、何ともお手軽便利であります。

 


というわけで、とりあえず自前のデジカメでうまく写真に撮れないか、
うまく撮れたらネットで調べて、ということがしばらく続きそうでありますな。

(でも、文系なべさんは飽きっぽいですから。)

 

 

 

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春樹の新作、読んでみましたけど

2013-04-23 16:14:15 | 


村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

 

 

1週間で50万部も売れる本なんて、あまり読みたくはありませんが、
まあ、今までの付き合いもあることだし、つい買って読んでしまいました。


あやふやな印象評だから、当てにならないけど、
何だか、60を越えた村上春樹が、もう一度「ノルウェーの森」を
書き直してみました、という感じね。今度は、羽目をはずさず、たがを緩めず
60代の分別を少し持ち込んでもみました、というところでしょうか。


「ノルウェーの森」の筋立てなんて、ほとんど覚えていないんですが、
それまでの文章、構成の抑制をはずして、叙情に流れを任せてしまって、
ほとんどハーレクイーンの小説一歩手前まで行ってしまったよ、という印象でした。
(ご本人さんは「リアリズム小説」と言ってるようですけど。)
でも、そのために、作品はばか売れしてしまって、一挙に世界的作家にまでなってしまったのでした。


でも、同時に、作家自身はそこから立ち直るのは実に大変だったのではないかと思い、
その後はどんな風に立ち直ってくるのか、その試行錯誤を見守る感じで読んで来たわけですが。


それにしても、次はどんな小説を書くか、今や世界中からの期待を背負ってしまった作家になられました。
そのプレッシャーがどれほどで、どんな心境にあるのか、想像を超えてしまうのですが、
「これはこれで、いや~なかなか大変だよね。」と思ってしまうわけです。

 

でもって、本日のお散歩も曇り空。


別に猫好きではないけれど、猫って、
ニャンともカメラの被写体になりやすいよね。    ↓

 

 

 


 

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相変わらずのお散歩、曇り空

2013-04-20 18:38:20 | 日記

 

(今は、ハナミズキが公園を彩ってきれいですな。)

 


相変わらずのお散歩です。

ポカポカ陽気だと、どこか遠くへお出かけしたくもなるのですが、
今日は曇り空で、少し肌寒くもあります。
昨今相変わらずの三寒四温とはいえ、ずいぶんと落ち着いてきたようで、
これはこれで、しっとりとしたお散歩になってまんざらでもありませんな。

 

 

これはれんげ畑にむくどり?かな。  ↓

れんげ草ね。 ↓

 


お仕事のほうは、往復3時間かけて、45分の授業を1回やって
ハイ、おしまいという始末で、何ともやるせないものでありますが、
まあ、生徒も今や孫みたいな世代で、可愛くありますので、
良しとしましょうか、といった具合であります。
(ちなみに、孫はおりませんですが。)

 

それでも、まだまだリズムが落ち着いたとはいえませんな。
いまだ、どこか気分がそぞろなままの日々であります。
と、思いなしながらのそぞろ歩きでありましたが、
雨がぽつり、ぽつりとしてきましたので、
早々に退散。本日のお散歩は、短めで、ここまでね。

 

 

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「カウントダウン・メルトダウン」を読む

2013-04-17 00:43:01 | 

 

 


「真実は熱いうちにつかめ!」

その通りだと思います。
貴重な記録を残していただいたことに感謝したいですね。
国際派ジャーナリスト、著者の力量でしょう。


いくつかの事故調査報告書が出されたものの、
実際その大部な記録に素人が目をを通すのは大変なことで、
それでもあのパニックの数週間、ことはどう動きどう対処されたのか、
しっかりと俯瞰したいものだと思っておりました。


最近、「2年経ってもう福島のことは忘れられている」とか
また「福島のことは忘れない」とかよく言われますが、
忘れろと言っても、早々簡単に忘れらるわけではないし、
第一、福島の危機はまだ終わってないでしょう、とも思うわけであります。


3.11があった当初、「第2の敗戦」とか
3.11後の世界は、日本は変わるとかも言われましたけど、
「むむ、第2次大戦後の日本はどれだけ変わったの?」
と問い返したくもなっておりましたね。


当時の菅内閣の対応があれこれ批判にさらされました。
震災危機と原発危機が続くなか、「菅おろし」の政局も一騒動でありました。


原子力村、経産省、文科省は全くひどいもので、(特にこの本の中で
SPEEDIを取りざたした章のところの官僚たちの動きは読むに耐えません。)
それでも、菅首相以下、官邸の対応が、もちろん批判される点が多々あって、
最良のものでなかったとしても、
最悪でもなかったようにも思うのであります。


そもそもが自民党が作り上げた原発体制の中での事故、
今、その自民党がもうあの事故はなかったかのように、
そしてかつての高度成長・バブルの夢にすがりついて浮かれ踊っているさまは
何ともしゃれこうべのダンスのようで、こちらもいよいよ
死に時を間違ったのかな、という気分に陥ってしまいます。


ともあれ、浮かれ景気と憲法改悪の動きの傍らで
今は静かに潜行しつつも、きっと、しぶとく
定着していってるはずの希望ある動きに
落ち着いて、気持ちを馳せるべきなのかもしれませんね。

 

 

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火曜日は休日です

2013-04-16 18:45:00 | 療養記


新年度になって、火曜日は休日と相成りました。
旧年度中に予定が立たないまま
CTやら内視鏡やらの検査予約を入れておりましたので、
本日は予約日変更の手続きに病院へ行ってまいりました。


電話ですむ話なのですが、電話は私め苦手なほうでありまして、
また、ちと面倒な変更でありましたので直接お出かけであったのです。
内視鏡検査室、泌尿器科受付、放射線科受付、外科受付、
4箇所の順々巡りでありましたが、(結構大変ね。)
たまたま泌尿器科では主治医とばったりでしたので
「どうですか。」「はあ、ぼちぼちですねぇ。」のご挨拶でありました。


初夏のような本日の日和ですが、ついでのお散歩。
若葉がまぶしくなってきましたね。

 

若葉の下でセキレイがぴょこぴょこ遊んでおりました。↓

 


遅めのお昼をうどん屋さんでいただきました。

 

 

そして、やっぱり、うどんは肉うどんやね、                                              と、思ったりしたのでした。

 

さて、セーターなんぞももう仕舞う時分でありましょうか。
でもまた寒の戻りがありますかね。
中々安定しない最近の天気であります。

 

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4月半ばの風ですな

2013-04-15 00:04:12 | お出かけ


大阪へ出てきた姪っ子が、
働きながらの一人暮らし。
去年まではあけっぴろげな沖縄暮らしだったので、
たぶん慣れないはずの大阪暮らし。
でもって、土曜日、ちょっと呼び出して
夜桜見下ろしながらのお食事でした。

 

8階のビルから天満橋の川岸を見下ろしています。                                                         夜桜見物の水上バスが天満橋を通過中。      ↓

お食事ね。栄養つけないとね。 ↓

まもなく造幣局の通り抜けが始まると                                                               大混雑することでしょうね。            ↓

 

ちょうど、この日の早朝、地震でありましたが、
一人暮らしの地震も初めて味わって、

「大阪、何というところじゃ!」

と別に言ったわけではありませんが、
さぞかし泡食ったことでしょう。


さて、私めも、そろり、そろりと、お仕事初め。
週4時間の講師は、何とものんびりしたものではありますが、
これはこれで、なかなか調子がつかみにくいものであります。
ちょうど、昨今の寒くなったり、
暖かくなったりの天気のようでもあります。
そのうち、さわやかな風が吹くこととは思うのでありますが。

 

ため池の桜の木はすっかり葉桜状態。 ↓

通勤途上のあべのハルカスとピンクのハナズオウ。 ↓

 

(本日吹いている風は、まあまあさわやかでしたけど。)


 

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散り残りの桜もきれい

2013-04-10 22:48:24 | 日記

 

 

世間様はとっくに新年度の
あわただしい大忙しの状況のようです。
近くを歩いていても、ちょっと正装した姿や、
ま新しい感じの服装で、
何だかリセットした雰囲気でありますね。


毎日が日曜日状態の私めはのんびりしていても
どこか置いていかれたような気分でもあって、
ちょっと落ち着かない風でもあります。


それでもどうやらこの長い春休みも本日まで。
ようやく明日から少しだけのお仕事です。
何だか、海の底からそろりと這い上がっていく感じ。

とはいえ、本年度は週4時間の時間講師で、
ほとんどご老人のボランティア授業のようです。
でもわずかに世間様とつながっている窓口であります。
少しはさわやかな風が入ってくれば良いのですが。
何せ、メディアから入ってくる世間様の様子は
憂鬱なことばかりですから。

 

 

 

 

 


桜も、あっという間に散ってしまいましたね。
次は目に沁みる若葉の季節ですか。
色とりどりの花々も風に揺らいで
きっとさわやかなことでしょう。

 

ハナミズキの花が咲き始めています。 ↓

 

 

 


と、まあ、ご老人は、こんなふうに、
もう移りゆく季節のことばかりですな。

 

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山里の桜がいいね

2013-04-06 02:01:21 | お出かけ


土日はどうやら天気が大荒れとの予想なので、
天気が良いうちにと思って、奈良大宇陀方面へ。
桜巡りをかねて山里の春景色を味わっておきたいところです。

 

大宇陀の又兵衛桜。
例年ちょっと遅かったりしてはずしていたのですが、
今回はどうやら満開時期に当たったようです。

 

 

 

 

 

 

又兵衛桜、豪快で男性的なんですが、
すぐ近くの北向き地蔵桜もお気に入りです。

 

 

 

榛原から曽爾村へ行くルートの途中に仏隆寺があって
谷筋の道をさかのぼっていった所、長い石段の上に
お寺があり、その石段の途中に千年桜があります。
こちらにも回ってみました。これはまだ3分咲きというところ。
さすがに樹齢900年を越えると標榜するだけに
中々の堂々たる老木です。

 

 

 

 

 

 

でもまあ、こうして桜をネタにしながらも、
野山を彩る山桜や山ツツジやらを眺めつつ、
大宇陀の山里をあちこち経巡っていくのが、
何とも春を感じていいものであります。
車でありながらもハイキング気分にもなりまする。

そして、もちろん曽爾高原の温泉立ち寄りもね。

湯浴みで一休みした後、序でですので、
もう少し野山を越えて、東吉野村へ回って宝蔵寺へ。
ここにも静かにひっそりと見事な枝垂桜があります。

 

 

 

 

 

「いや~こんなところに、こんな桜が、、、」

と、同じように桜巡りをされている
ご高齢者の方がため息をついておりましたね。
思わず二人で並んで、佇んでしまいましたが。
中々女性的で、ひっそりとしている分、風情があります。

 

そうして、高見川に沿って、吉野へ出、
帰路についたのはもう日暮れ時でありました。

 


自宅へ戻ると、またまた、福島原発使用済み燃料プールの
冷却停止のニュースが流れておりました。
世間様の時間は一時も休まず流れているようでございますね。

 

 

 

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桜も満開ですが

2013-04-02 00:20:21 | 日記

 

 

今日もお散歩日和。相変わらずだけど
「散歩するなべさん」ブログだから
しょうがないよね。

 

お散歩は私だけじゃないけど。 ↓

 

そして本日は4月1日。年度初めで
きっと騒がしくも初々しい日であるはずなのですが、
何だか、道々「皆さん、苦労やな~」という
あれこれの友人の顔ばかりが浮かんできまする。
年寄りの心配性か、はたまた時代のせいでしょうかね。

 

 

 

 

 

桜も5分咲きにもなる頃から、もう散り際に思いが走って、
満開の桜を味わう気分も少々戸惑い気味ですかな。
何ともやるせないところですが、5月には
5月のさわやかな風がきっと吹くことでありましょう。

 

 

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