散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

ヒヨドリの雛、拾わないで

2015-05-27 22:05:06 | 日記

信州旅行が終わって、いつもの近場のお散歩。
相変わらず、暑いばかりで鳥さんはぱっとしませんね。

 

自宅マンションは10数階にもなる棟が3棟、コの字型に並んでおりますが、
そのビルの谷間のような空間をイソヒヨドリが最近良く飛んでいます。
夜でも高い鳴き声をいつまでも出していたりします。
2羽のつがいのときもありますね。
繁殖期で、雛の子育ての時期のはずですが、何か関係でもありましょうか。

 

そのマンションの近くの公園でヒヨドリの雛が地面に落ちていました。
お孫さんを連れたおばあちゃんが拾って、近くの木の枝に止めてあげましたが、
すぐまた木の枝から落ちてしまいました。


巣立ち間際の雛鳥のようです。↓

 

 

 

少し羽ばたいて飛び跳ねる力はあるようです。
様子を見ていると、少し離れたところに親鳥がバタバタしています。
おばあちゃんには通り過ぎてもらって、こちらも離れて
しばらく遠目に様子を見ることにしました。

人がいると、親鳥も近づいてきませんので。


もし雛がまだ巣立ち時分でもないのに巣から転げ落ちたものでしたら、
ちょっとこの雛の運命はむずかしいなぁ、と思うのでありました。


じっとした雛鳥にセキレイが近づいてきて様子伺いです。↓

 

 


雛鳥がピーピー鳴き声を出し始めました。少し羽ばたいて飛び跳ねます。
親鳥を呼んでいるのでしょう。  ↓

 

 

 

ようやく、親鳥がそばにやってきました。↓

 

 

 

親鳥はやがて雛のそばまで降りたって、雛を誘導するようにして、
木の枝の繁みの中へ連れて行きました。

どうやらカラスの餌食にならずに済むようですね。

(やれやれ、ようございました。)

 

ようやく雛鳥の巣立ちの時期になってきたようです。
時に道端に巣から転げ落ちた雛鳥がじたばたしてることがあります。
「かわいそうだからといって、拾わないで!」と鳥の本にあります。
人の匂いがついてしまうと親鳥も近づいてこないとも言います。

安全なところに移してあげるぐらいは良いのでしょうが。

 

こうして雛鳥も巣立ってくると、再び鳥さん達も群れを成して
飛び交うようになり、森の中も賑やかになってくると思うのですが。


 

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