毎年、梅雨入りの季節になると玉ねぎが送られてくる。新玉ねぎは
スライスオニオンにすると、とても美味しい
肉じゃがにいっぱい入れるとお砂糖をあまり使わずにすむし、重宝する。
そして忘れてはいけない事玉ねぎの飴色炒めを大量に作る事だ。
それを冷凍しておけば一年は大丈夫
しかしこの作業は忍耐力がいる忍耐の”に”の字も無い私には辛い
土曜夜の「チューボーですよ!」で未来の巨匠というコーナーがある。
駆け出しの新人料理人がひたすら料理の下ごしらえをするコーナーだ。
まるで自分が未来の巨匠になった気分でひたすら玉ねぎと格闘する。
この玉ねぎを洗って皮を剥く作業の時点ですでに投げ出したくなる
ゴーグルをかけても涙が止まらない・・・
そしてここからが勝負強火で炒める事1時間。新玉ねぎは水分が多いので、
この量だと強火で炒めなければならない。
弱火で小1時間・・・ようやくこの色に途中で何度も「この位でいいんじゃないの?」
と悪魔が私に囁く。しかしその誘惑に負けずにこの色まで辿り着いた
頑張れる子だ自分で自分を誉めてやる
ジップロックに入れて、小出しにし易いように菜箸で折り目を付ける。
フライパンを洗わずに、オリーブオイルを足してアンチョビを炒める。
アンチョビがグチャグチャになったら、もとい!アンチョビの形が無くなったら
火を止め、少し残しておいた玉ねぎ炒めと合わせる。
ガーリックトーストを作りこのオニオンペーストをのせパルメザンを振れば
おつまみの出来上がり
このアンチョビ風味のオニオンペーストは、スープ等の隠し味に入れると
スープをランクアップさせますパスタにも良いし。
コンソメを切らして、和風白だし地の汁にこれを入れただけで急に洋風スープに
大変身!キャベツ等を入れてインスタントスープが美味しく出来た
洋=コンソメorヴイヨンとの固定概念が覆された