渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

玉屋(たまや)

2023年08月04日 | open



ビリヤード場の事を古い日本の
撞球者たちは「たまや」と呼ぶ。
パチンコ屋の事ではない。撞球
場の事をそう呼ぶ。
ビリヤードの事は「たまつき」と。
「玉突」とか「玉撞き」と表記
される。
撞球という呼び名は私は好きだ。
突く時もあるが、ビリヤードは
物理的動作として撞く(貫くの
意味が漢字の原意)事が技術の
基本だからだ。
つまり、キュー出しをきちんと
やって、チョン当ての玉転がし
突っつきではなく、キューで
手玉を撞くのである。
これ、撞球ではかなり大切。

やはり、アミューズメントでは
なく、この画像トップのような
本物の「玉屋」で玉撞きをする
のが気分がいい。
1986年からの玉屋育ちで、かつ
ては玉屋以外では撞かなかった。
しかし、今はネットカフェで
撞いている。
理由はただ一つ。
それは、現在住む市内には玉屋
が一軒も無いから。ナッシング。
東京・横浜・京都・大阪等では
考えられないが、地方とは得て
してそうしたものだ。