初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続・初めてのカラーフィルム

2009年11月20日 16時27分40秒 | Weblog


現像処理を終わったフィルムは、普通の現像ではなく反転現像です。

現像直後で水に濡れたフィルムの映像は,ポジ(陽画)で見えます。

被写体は普通の風景でしたが,陽の当たる明るいところは,

少し赤味を帯びています。

陽の当たらない影の部分は青い影になっていました。

影の部分は北側の青空からの反射ですから、

色温度が高いのでそれが正直に写ったのでしょう。

風景を撮影するとき,構図を考えて被写体の色彩を見て写真を撮ります。

風景の影の部分を見ても青くは見えません。

それが写真になると、影の部分が青く写るのです。



人間の眼は完全自動の脳髄で、色温度の補正をやってしまいます。

昼間の高い色温度の太陽光から,

夜の室内でタングステン電球の低い色温度も、眼は調節してしまいます。

昼間見る白い紙は夜の電球の下でも,同じ白い紙に見えます。

従って,人間の眼には分からない,被写体を照らしている明かりの色温度を

フィルムの側から計らなくてはなりません。

そこで、色温度計(しきおんどけい)が出てきます。




また、人間の眼は,明るいところではまぶしいので虹彩を絞って

光量を調節します。

また映画館の中のように暗いところでは,

虹彩を開いて座席が見えるようになります。

人間の眼は明るさを自動で露出を調節してしまいます。

融通の利かないカラーフィルムの露出に,

フィルムの側からの「露出計」が必要になります。

              … … …

白黒フィルムの場合は,露出にある程度融通がききましたが、

露出範囲の狭いカラーリバーサルフィルムの場合は,

「露出計」を使わざるを得なくなりました。



長年の勘と経験で仕事をしてきたプロもカラーに関しては

バカにしていた「露出計」を使わざるをえなくなりました。




初めてのカラーフィルム

2009年11月19日 17時29分04秒 | Weblog




大阪・外環状線(国道170号線)沿いにジャンボという名前の

大きなスーパーマーケットがあります。

地下一階、地上二階、屋上は駐車場になっています。

一階の奥にあまり利用されない駐輪場があります。

ときどき単車というのか、スクーターというのか、

自転車に交じって高そうな車両が止められています。

スーパーマーケットには不思議な取り合わせです。




カラーフィルムの昔話を書きます。

学生時代に,初の国産カラーフィルム(オリエンタル製)の

リバーサルが発売されました。

フィルム感度、ASA6~12ぐらいでした。

この低感度フィルムの露出は、明るい昼間の外で、

レンズ絞りF4、シャッター1/100秒の暗いものでした。

コダックの内式カラーフィルムでもASA25ぐらいでしたから、

手持ちのカメラで,レンズを絞って焦点深度を深くして

撮影したくてもできません。

35㍉カメラでワイドレンズはレンズ開放でも

50㍉の標準レンズに比べて焦点深度は深いですから

カラーにはワイドレンズと流行りました。

当時のワイドレンズは35㍉、F3、5で、28㍉レンズは高価でした。





フィルム単価が高いのでフィルムの長さは,

35㍉で6枚~12枚。

ブローニー判(6×6)で、6枚でした。

フィルムは大事ですから,めったな被写体はもったいなくて撮れません。

それでも、フィルム一本、撮り終えれば現像することになります。

フィルムメーカーのオリエンタルからアマチュア用に

「現像キット」が同時に発売されていました。



全暗黒の暗室で撮影済みフィルムを現像タンクに巻き込みます。

説明書通りに,薬品を溶いて,第一現像を行います。

途中で,薬品で濡れたフィルムを電灯にかざして中間露光を行います。

第二現像→脱銀→定着,水洗いしてフィルムを見ますと,

なんとも、すさまじい色彩のカラー陽画が浮かんでいました。




クリスマス・イルミネーション

2009年11月18日 17時02分39秒 | Weblog


年末が近付いて,クリスマス関連商品が店に陳列されます。

LED照明のサンタクロースの電飾セットです。

早いものです。ますます年末を感じます。

散歩の途中にロイヤル・ホーム・センターの売り場に並んでいました。

              … … …

私の周りの家々でも,住居に電飾を施すイルミネーションが見られます。

なかにはテレビに登場できそうなものすごく凝った電飾があります。



市役所も3年前に寺ケ池公園の広場に電飾を施しました。

去年,ブログに載せた写真です。



以前は,ガラスチューブに,タングステンの豆球を埋め込んで、

それをシリーズにつないでありました。

各豆球を点滅させるには,小型のモーターで回転させるドラムに

電気接点を付けて、それで点滅させていたのですから,

メンテナンスも大変でしたでしょう。

             … … …

電飾を施したお家の方に聞きましたが,セッティングも大変ですし。

電気代も××万円掛かると聞きました。

1度,電飾をすると,ご近所から

「来年が楽しみです…」

と変に期待されて止めることができなくなると聞きました。



いつからか、タングステンの電飾が売り場から消えて,

今は,LED(Light Emitting Diode=発光ダイオード) になりました。

ダイオードと言えば,中学生時代に,鉱石ラジオを作るのに使いました。

当時は,鉱石に針を触れさせて,電波を整流(検波)させていました。

ダイオードとの付き合い始めでした。

その後,鉱石からゲルマニウム・ダイオードや

シリコン・ダイオードなどが出ます。

そのダイオードに電圧をかけて電流が流れ出すと

光を出す発光ダイオードが出ました。

応答性の良い高い周波数で使えるものもできているそうです。

省エネ、高輝度で長寿命を実現できる白色LEDの開発で

発熱によるエネルギー消費の大きい電球に代わり

新しい屋内・屋外照明材料として期待されています。

デザインや光色なども調節できるため自由度の高い照明が可能になります。



現在は既存の照明に置き換わる性能をもった製品が発売されています。

懐中電灯、

乗用車用ランプ、

電球型照明、

スポットライト、

常夜灯、

サイド照明、

街路灯、

道路照明灯

大型ディスプレー

など、LEDは大活躍です。










雨の日の散歩

2009年11月17日 17時05分30秒 | Weblog


ブログ用の写真は毎日、撮らないと載せる写真がありません。

ブログの写真では、その日暮らしの有様です。

この二、三日,雨が良く降ります。

以前,雨の日に銀塩カメラを持ち出すのはいやなものでした。



銀塩カメラは,フィルム交換があります。

フィルムを入れると,24枚,36枚写すと,

巻き戻してフィルム交換があります。

傘を差しているとはいえ,雨の中でカメラの裏蓋を開けるのは何とも,

うっとうしいものでした。

最近,雨の日に散歩用のコンパクトデジカメを持ち出しても,苦になりません。

写真の横断歩道の向かいが「河内長野警察署」です。

河内長野警察署交差点です。

左右の道路は大阪府河内長野市を通る外環状線(170号線)です。

             … … …

交差点をいろんな車が通過します。

写真写りの良い珍しい自動車が来ないかと待っていました。



そこへ 若い女性とコートを着た男性がやってきました。

雨の交差点で信号待ちの人のスナップに切り替えました。

右の女性は普通に信号待ちをしているのですが,

左の男性が靴に水でも入ったのでしょう、不思議なボーズを取りました。



散歩の途中で,珍しく感じるもの,鮮やかに咲いている花を見つけると,

カメラを縦位置と横位置に構えて撮りまくります。

下手な鉄砲数打ちゃ当たるです。



散歩が終わるころは、昼食前になります。

PhotoShopの整理モードでSDメモリーから撮影データを取り込みます。

自分で気に入らないものは、消去します。

パソコンにデータを取り込んだ後は,

カメラのSDメモリーも完全に初期化して明日に備えます。

銀塩フィルムの時代は,くずネガが沢山出ましたが、

デジタルはデータですっきり整理できます。

すごい時代になりました。












写真展・二科会

2009年11月16日 18時21分53秒 | Weblog


天王寺公園にある大阪市立美術館で,第94回、二科展が開かれています。

11月15日は二科展の最終日でした。



私は一電車早い時間の南海電車で新今宮に着きました。

JR環状線に乗り換えて天王寺に行きます。

天王寺公園には朝,9時15分ごろ着いてしまいました。



天王寺公園の9時30分開園を公園の外で待ちます。

             … … …

写真研究会OB会のHさん、Tさんと美術館内、二科展の

展覧会場での待ち合わせです。

二科展は美術館の地下展覧会室で開催されています。

             … … …

二科展は古い歴史の美術展です。



写真家の大竹省二、早田雄二、秋山庄太郎らが努力して

絵画の二科会に写真の部を作りました。

この3人の作品も展示されます。

              … … …

この二科会の写真の部に3年連続して入選しているNさんは

我が写真研究会OB会の会員です。

彼は3年連続の入選です。スゴイです。

1度入選するとその作者にはハードルが高くなります。

年々ハードルが高くなっても,入選するのですから大したものです。

彼の作品は今回もなかなかの力作でした。



天王寺公園では,毎年,秋に大阪市菊花大会が開催されています。

菊花の優秀作には賞があります。

それらの作品は,まさに見事なものでした。



天王寺市立美術館の「二科展」を見終わって,Hさんの車で和歌山へ行きます。

二科展,出品者のNさんが関係の写真クラブの

展覧会「やまびこ展」を見に行きます。



会場は紀の国文化センター、一階ギャラリー『紀風』であります。

展覧会初日で、講師、照井四郎氏の展示写真の講評がありました。

クラブ員が大勢集まってなかなかの盛況でした。



ギャラリー『紀風』のオーナーの趣味の銀塩カメラコレクションがありました。

久しぶりに,往年に活躍した銀塩カメラを眺めていると,

それぞれ個性的な形をしています。

それにしても、最近のコンパクトデジタルカメラは,

外から見ただけではメーカーが分かりません。

皆同じカメラに見えてしまいます。

中身のソフトが違うと言うのでしょうが、外観が同じなのは,どうも…。





和歌山市内のボルトヨーロッパの夕景を見物して,

隣の「黒潮市場」に行きました。

写真鑑賞,菊花鑑賞,市場見物と結構な一日でした。







写真研究会OB会

2009年11月15日 21時35分19秒 | Weblog


写真説明:京都市三条大橋東詰(三条京阪)に皇居望拝

(誤って土下座と通称される)姿の高山彦九郎の銅像があります。

戦時中、金属回収令で供出され、現在の銅像は再建された二代目です。

              … … …

久しぶりに京都へ出ました。

今日は,昼から大学時代の写真研究会のOB会の

来年度の定期展覧会出品写真の選定会が四条通り

大丸百貨店の北側で行われます。

              … … …

私は早く家を出たので,京阪電車「祇園・四条」に早く着きます。

時間に余裕があるので次の「三条京阪」まで行きました。

前は,京阪電車の終点が「三条」で、駅の横を豊かな水量の疎水が流れていました。

電車も鴨川の堤防の上を走っていました。

京都へ入る電車では一番好きでした。

今は,地下を走っています(終点は,出町柳)。上は,川端通りになりました。







三条大橋を渡ります。

鴨川はいつ見てもほっとします。

             … … …

鴨川の三条と四条の間に,橋を架けるという話がありました。

しかも、その橋はフランス製の橋だと聞きました。

誰がそんなバカなことを言ったのでしょう。

結局,市民などの猛反対で計画は無くなりました。

             … … …

三条小橋の下を流れる高瀬川は,川の水が抜かれていました。

高瀬川の川底を清掃しているのでしょうか。

京都生まれの私にも、初めてのことです。




三条大橋を渡って河原町三条までの間に池田屋の跡と

石柱が建っていたところに新しい居酒屋「池田屋」ができていました。



大きな写真機店のあとが料理店になっていました。

京都の四方の山にある神社仏閣はそのままですが、



繁華街は古い店と新しい店が激しく入れ替わっています。



観光都市とはいえ,150万人京都市民の日常の生活があります。

南北,東西に地下鉄があります。







昔は,四条通りの人の流れが,南側の道より北側の道が

混んでいたのですが、今はどうなのでしよう。



私には懐かしい京都駅前の「丸物百貨店」が跡形もなく

撤去されていたのには驚きました。



駅前では大きなビルディングで、朝日に東側が照らされると

ビルの東側が10㌢膨張し,

夕方、西日に照らされて,今度はビルの西側が10㌢伸びると

言われていました。

その姿がすっかり無くなってしまいました。

<

              … … …



目的の,写真研究会OB会、出品の写真選定会は大勢の会員で、

無事終了しました。









記録アルバムの製作

2009年11月14日 16時28分43秒 | Weblog


やがて,無事に同時プリントが仕上がってきます。

アルバムの構想を練ります。

花婿,花嫁の表情は笑顔も良いのですが,

真面目な顔のカットも考えに入れます。




決まりのショットは6切プリントに伸ばします。

大伸ばしのプリントは,6切ワイドと少し値段が高いですが

ワイドのプリントにします。

最初から6切で注文して、

縦位置のプリントで花嫁のドレスの裾を切られたことがありました。

ワイドと縦長に依頼して,出来上がったプリントを見て,

画面の上か下をカットして6切に仕上げるようにしています。

アルバムは,6切プリントが丁度収まります。



いつか、アルバムを注文したら、DPE店に在庫がなく

取り寄せの問屋も「寿アルバム」がないことがありました。

大阪難波のビッグカメラ、道頓堀のナニワまで探しに行ったことがありました。


最近は、デジタル写真でアルバムに貼らないのでしょうか。

最初の,同時プリントのときは、サイズをKG(ポストカード)にします。

アルバムは,両家と若い2人にと三冊作りますから,

同時プリントでも使えるものはアルバムに使います。

「寿アルバム」は表紙に値段がかかっているのか、中の台紙が少ないです。

同じカタログ番号の台紙を余分に買います

アルバムの写真サイズは,KG, 2L, 6PWの3種類です。

同時プリントの仕上がりを見て,もう少し,焼き込んでくれ…、

とかこの同時プリントのまま…と注文を付けます。

仕上げ依頼のDPE店と我が家と2,3度往復します。




挙式、披露宴後二週間以内にアルバムは完成します。

              … … …

残った,同時プリントとカラーネガは若い2人に渡して終わります。

手元には,今までの結婚式・披露宴のネガもプリントも残っていません。

             


記念アルバムを止めて,DVDの「スライドショー」を考えました。

ズーム,パンと色々なワイプを使って写真を動かし,

メンデルスゾーンの「結婚行進曲」を伴奏に

タイトルをと欲張りました…。

              … … …

短時間に作るのは困難と諦めました。



披露宴の記録 ③

2009年11月13日 16時50分56秒 | Weblog


やがて披露宴も終わりに近付くと、司会者の案内で,

花嫁は父母に感謝の手紙を壇上で読みます。

横にいる花婿と花嫁のルーズなツーショットを撮ります。

会場の後で聞いている父母も同じようなルーズショットで撮ります。

              … … …

披露宴をここまでリードしてきた司会者を、友人,ブロを問わず、

アルバムの中にワンショット貼りたいものです。





両家の両親は,会場後に並びます。

そこへ花婿,花嫁からそれぞれ花束を貰います。

母親の和装の裾模様を切らないように

花束と二人をあちらこちらから連写で撮ります。

それぞれ挨拶で披露宴は終わります。

             … … …

会場の金屏風の前に六人は並びます。

参列者が出てこない間に,膝ぐらいの低い位置から記念に一枚、

記念写真を撮っておきます。

このカットも私は好きです。

参列者がそれぞれ新婚の二人と握手しながら帰っていきます。

ここのスナップは参列者がかぶったり、

両親の誰かがよそ見したいるショットが出ますが、仕方がありません。



撮り終わったフィルムは巻き戻して,プラスチックケースに入れて,

鞄の決めたポケットに必ず入れます。後で入れれば良いなどと、

洋服のポケットなどは入れません。

必ず,最初用意したフィルム本数と,

撮影したフィルムの本数を確認しておきます。

披露宴途中でカメラのフィルム交換でも、

カメラで巻き戻した撮影後のフィルムの扱いは確実に行います。


平均して結婚式・披露宴で使用したフィルムは大体5本になります。

これ以上撮影しても,一冊のアルバムに貼りきれないことになります。

36枚×5本=180枚

が私には適当です。



なじみのDPE店に同時プリントの仕上げに出します。

同時プリントが出来上がって見るまで何度撮影しても毎回、不安なものです。




披露宴の記録 ②

2009年11月12日 21時34分33秒 | Weblog


披露宴のハイライトです。

ウェディングケーキの入刀があります。

司会者が突然言うときがあります。まず注意事項です。


司会者が

「カメラをお持ちの方はどうぞ…」

コンパクトカメラ,携帯電話のカメラなどがケーキの周りに集まります。



私は,ワンカットは背の高いケーキの頂上が切れないよう

ルーズなカットを心掛けます。

画面の横に携帯電話のカメラマンが入ることがありますが無視します。

それを入れ込んだ画面も後では2人にとって

懐かしい思い出になるでしょう。

ケーキの頂上を欠くと納まりの悪い絵になります。

広い絵が撮れますと,ケーキに入刀する2人のカットを連写します。



花嫁のお色直しがあります。

花嫁が会場から出て行く,2人は入り口で挨拶をします。

お色直しの新しい衣装で入り口で挨拶をします。

2人の入り口の姿を同じ場所から,同じ高さ、

同じ焦点距離で同じ構図になるように心掛けます。

花嫁のスカートが画面から切れないように注意します。

             … … …

続いて,キャンドルサービスが始まります。

私は,懐中電灯でカメラのフィルムカウンターを照らして

フィルム残数に注意します。

途中で,フィルムが無くなると困ります。

各テーブルのフルショットを同じサイズのワイドレンズで撮ります,

時々、テーブルで中座している人もいますが無視します。

             … … …

最後に,2人は壇上で大きなローソクに点灯します。

そこまで、少し忙しい撮影になります。

             … … …

参列者からハプニングで余興があることがあります。

これは、何回記録してもうまくいきません。

2人に対する参列者の祝辞のカットは膝から上の

サイズで全部撮ります。




披露宴の記録 ①

2009年11月11日 16時14分26秒 | Weblog


結婚式が無事済んで,披露宴が始まります。

ホテルで結婚式、披露宴とセットになってるのが普通でしょうか。

キリスト教式、仏前結婚式で結婚式場と披露宴会場が離れていたことも

ありました。



「披露宴」

参列者が大勢の場合は,参列者の記帳の受付が設けられます。

受付係は新婚2人から頼まれて4人ぐらいがいます。

受付係4人の記念写真を撮っておきます。

受付の机と「受付」の名札を入れて,すこしルーズショットで表情は,

笑顔でも真面目でもそのときの雰囲気で撮ります。



「▲▲家、●●家ご両家結婚披露宴会場」の案内立て札、

新婚の2人が「2人の名前入り手作り縫いぐるみなど

(私たちは結婚しました…)」を机に飾っている場合

、その他,「生け花」があればそれも全部、撮っておきます。

              … … …

あとで,記録のアルバムを作るとき、

写真と写真の間に挟むと唐突になるストーリーがうまくつながります。




金屏風を背に,赤い絨毯の上で新婚の2人を真ん中に

両親が並んで宴会場に入る招待客に挨拶をします。

カメラを膝ぐらいの低いアングルで,6人を撮るカットは大好きです。

キチッとした真面目な写真はワンカット必要です。

これはアルバムの決まりものです。

金屏風は、ストロボにとってはいやな存在ですが、

金屏風のない写真はなんとなく間の抜けた写真になります。

両家の母親が和装のときは,裾模様を切らないように,全身像で撮ります。



宴会場に招待客が入ります。

花婿,花嫁が入り口で一礼挨拶して場内を壇上の席まで歩きます。

花嫁がウェディングドレスの場合は,

長い裾を画面から切れないよう横からルーズショットで撮ります。

              … … …

「乾杯」の合図で,参列者が杯を掲げたときに,

後の方から16ミリワイドズームで会場の広い場面を撮ります。

ストロボを使うと画面の手前だけが明るく写るので,ストロボは使いません。

つづく…