色々な写真を撮っていますと,
自分で気に入った写真を作品として,発表したくなります。
いい加減にカメラを構えて写した写真が仲間から褒められることもあります。
どんな撮り方をしても、プリントのサイズが
キャビネ判(2Lサイズ )ぐらいまでは、良いのですが,
作品として発表する場合は,それ以上に引き伸ばします。
四つ切り半切に引き伸ばすと,
僅かなカメラブレやピンボケが目立ってきます。
作品をものにしようと,カメラの角度や,
レンズを変えてフィルムをどんどん消費して撮ったものが、
後で見るとどうして,こんなものに執着して撮ったのだろうと
自分で首をかしげることがあります。
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また、軽い気持ちで,チョロッと一枚写したものが、良い場合があります。
風景を作品に撮る場合は,しっかりした三脚を使用します。
まず、三脚を使用して撮影していれば,
四切り、半切、全紙に引き伸ばしてもまあ大丈夫です。
三脚にカメラを簡単に取り付けられるアクセサリーに「クイックシュー」が
あります。
カメラにクイックシューを付けておいて,
カメラで覗いて構図が決まれば,その位置に、
三脚をどのように置いて,脚をどう伸ばせば良いか、
慣れてくると大体カメラを構えた位置に
三脚をセットすることが出来るようになります。
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風景写真で,超望遠レンズを使用する場合は,
一眼レフのミラーショックを防ぐために、
構図を決めてから、ミラーアップして撮りました。
しかし、人物の表情を狙うときは,手持ちで撮影します。
これも、意識してカメラを保持しますと,
シャッタースピードによりますが、
カメラブレは防げるようになります。
シャッターを押す瞬間,息を止めます。
その息も吸い込んで止める人と、息を吐き出して止める人がいます。
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最近は,レンズやカメラ本体にブレ防止機構がついているのがあります。
便利になったものです。