初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ファッション・ショー①

2009年11月04日 17時15分48秒 | Weblog


私は,学生時代の写真クラブから写真を始めていました。

学校卒業後も、せっかくの趣味の写真の灯火を消さないように、

家族、友人,旅行先の珍しい風景など写していました。



腕試しに小さな写真コンテストに応募もしていました。

             … … …

街の写真クラブの先生から、コンテストを狙うと,

主催者側の狙いを考えて写真を撮るから,

写真道を究めるには邪道だといわれました。

しかし、コンテストは、大勢の応募者をかき分けて入選を狙います。

他の応募者と違う目線で写真を考えて応募します。

自分の考えている作品が,選に入るのは主催者側が認めたことになります。

その作戦が成功するのは愉快なことです。

コンテストは,末席の入選でも,通知のはがきを貰うのはうれしいものです。

自分の技術のレベルも分かります。



              … … …

「洋裁の仕事をしている姉が,こんどデザイナーとして一軒、

店を持つことになりました」…

「その開店を機に,いままでの作品を梅田のビルの小さなホールで,

 世間にアピールするファッション・ショーを開きます」…

「そのショーの記録写真を撮ってくれないか」…

と妹さんから頼まれました…。

              … … …

私は,趣味で写真を始めたのですが,

知らない世界の写真撮影には好奇心が沸きます…。

怖いもの知らずの私は快諾しました。



小さなホールの正面にモデルさんが並ぶ舞台が設えてあって、

その真ん中から細長くモデルさんが歩く道が出来ています。

前の方は円い舞台になっています。

張り出し舞台です。エプロン・ステージというのでしょうか。

その円い前舞台を中心に座席が取り囲んでいます。

              … … …

プロのカメラマンはいなくて,会場の女性客の中で

カメラを持っているのは私だけです。