写真説明:我が町の住宅地のなかでは一番階段がスゴイところだと思っています。
この階段を見ただけであがる気持ちがなくなります。
少し遠回りになりますが,普通の坂道が横にあります。
高いところの住居には,いずれにしても階段か,
坂道で歩いていかなくてはなりません。
写真を撮りながらこの階段を上がって,
上の住居の横を歩いていたら、おばあさんが家の前を掃除していました。
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カラーフィルムはあちこちから発売されていました。
米国のコダックの外式カラーフィルムの「コダクローム」
内式の「エクタクローム」、
アンスコ、デューポン、
欧州のアグファ、ケバルト、
アグファとケバルトは後に合併します。
英国のイルフォードなと
日本では,さくら(後のコニカ・ミノルタ)
富士フイルム オリエンタル
などです。
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カラーフィルムは感度が低く、
フィルムの乳剤の粒子が大きいのか,
それまでのモノクロフィルムに比べてピントが 悪かったようです。
米国では,家庭のパーティ(ホームパーティー)が盛んで,
カラースライドをプロジェクターでスクリーンに映写して
楽しむことが流行っていたようです。
現像済みの35㍉のカラーフィルムの画面に合わせて
窓の開いたスライドマウントをプロジェクターのスリットに入れて映写します。
その35㍉スライドマウントにおさまる35㍉フィルムより少し大きい,
ベスト判のスライドが色彩も鮮やかで,
ピントも良いというので流行ったようです。
ドイツのローライフレックスは4×4サイズの二眼レフを製造しました。
このベスト判の4×4サイズをスーパースライドと言っていたようです。
日本も4×4ばんのカメラを製造してアメリカに輸出していました。
カラーフィルムの感度も,ISO6~12から32になり、
64と上がっていきました。
そして、ISO80となりました。
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コダックのコダクロームも最初ISO25でしたが,
ISO64タイプも発売され,最後はISO200のタイプも発売されました。
我が国の「富士フイルム」からリバーサルタイプの
「ベルビア」は日本の誇る傑作だと思っています。
私はリバーサルより露出に幅のあるカラーネガフィルム
「リアラ」ISO100を愛用していました。