昼間は,ラジオをイヤホーンで聞きながら横になっています。
男は歳とともに声帯が薄くなって甲高い声に,
女はホルモンの関係で声帯が厚ぼったくなり低音になるといっています。
良くしゃべらないと声帯の老化が進むといっています。
頭も考え事をしたり適当に好奇心を持てといっています。
歳を取ると油断が出来ません。
暗い宴会場の記録や結婚披露宴では、ストロボが大活躍です。
現場の雰囲気を写すにはスローシャッターで我慢するのもいいのですが、
ストロボを焚いて写すのは楽です。
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勿論,ストロボ好きの私でも,キリスト教の結婚式場、
仏前結婚式場では、一脚にカメラを乗せて,
息を詰めてスローシャッターで撮影します。
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新婚の2人が,式が終わって祭壇から振り向いて、
参列者の拍手のなかを歩いてくるところから
ストロボを使うようにしています。
友人のカメラが,どうも最近,露出不足になるのだがと相談を受けました。
私は,ストロボの光量を計れる,セコニックのフラッシュメイトを持っています。
これは、デジタルの入射光式露出計で切り替えで反射光式露出計にもなります。
普通の露出計のように,定常光と、
瞬間に光るストロボ光の両方が計れるようになっています。
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フラッシュメイトのトリガーを引いて,カメラのシャッターを
切って,ストロボを光らせます。
メーターに絞りの値が出ます。
それを見ると友人のカメラのストロボの光は,約半分に落ちていました。
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しばらくこのカメラは使っていなかったと友人はいいます。
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ストロボは乾電池の直流を発振回路、トランスを通って高い電圧で
コンデンサーに貯めます。
長い間,ストロボを使わないと,このコンデンサーが劣化して,
「容量抜け」を起こします。
この現象は,コンデンサーに電流を流し込んでも,
十分に電気が貯まらないことになって、ストロボの光量不足になります。
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私は気が向いたときに、ストロボつきカメラやストロボ単体に
電池を入れて,2,3回、
「ピカッ、ピカッ、ピカッ…」
とストロボオンにして空シャッターを切ります。
つまりコンデンサーの「容量抜け」の予防です。
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電子機器はときどき電気を流してやらないと、
いろいろと具合が悪くなるようです。
運動不足の体と一緒ですね…。