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今日のうた

思いつくままに書いています

選挙行こうよ!! (36)

2015-12-25 10:03:28 | ②一市民運動
(536)「社説[高浜原発再稼働容認]行政を追認する決定だ 
      12月25日 沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=147262

※福島第一原発事故の直後に、ある旅番組で若狭湾のお魚を取り上げていた。
 どんなに美味しいお魚も、一たび原発事故が起きれば食べられなくなる――
 生々しくそう思ったのを昨日のことのように覚えている。


(画像はお借りしました)

(537)「防衛費初の5兆円 歳出、最大の96兆7218億円 16年度予算案閣議決定
      12月24日 東京新聞夕刊」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122402000221.html

※消費税を8%に上げた理由の一つが、社会保障費の増加だったはず。
 だが2016年度の予算案では防衛関連費の伸び率が、社会保障関連費の
 伸び率を上回っている!
 ああ、過去最大の96・7兆円……。3分の1は借金です。

 予算案の主な事業をみると、
 放射性物質で汚染された土壌などの除染――5224億円
 在日米軍の駐留経費(思いやり予算)――1920億円
 途上国援助(ODA)――5519億円

 除染は放射性物質が無くなることではない。移動させるだけだ。
 私が疑問に思うのは、森林は除染をしないという。
 森林にある放射性物質は、ずっとそこに留まるわけではない。
 地中に染み込み、民家の方まで流れ出す危険性がある。
 またダムの水底は除染しないという。水面の数値は低いので、
 そのまま生活水に使えるという。
 冗談じゃない。地震が起きたら水底も水面も撹拌されてしまうのだ。
 流通が滞ったりしたら、それでもその水を使えというのだろうか。

 そもそも年間被曝量が20ミリシーベルトなら帰還できるというのは、納得がいかない。
 原発事故前は1ミリシーベルトだったはずだ。20ミリシーベルトはかなりの被曝量だ。
 政治家は自分の家族を20ミリシーベルトの場所に住まわせるだろうか?
 絶対に住まわせないだろう。私も絶対に住みたくない。
 帰還したくないという選択肢を、政府は尊重すべきだ。
 東京電力と国は、帰還したくないという人に、住みやすい場所に土地と建物を
 提供する義務がある。
 そして集団で移住することも選択肢に入れるべきだ
 
 年間5000億円の除染費用がいつまで続くのだろうか?
 東京電力に支払い義務はないのだろうか?(政府が一旦は立て替えると言っているが)
 これでも原発は安いといい続けるのだろうか?
 高齢化が進み、除染した場所に10年後、20年後、何人が住んでいるのだろう?
 
 また日本ほどの借金大国がなぜ、ODAで5000億円以上の援助を
 しなければならないのか?
 日本だけなぜ、思いやり予算を負担しなければならないのか?
 以上、予算案を見て疑問に思いました。

(538)「藤井元財務相『安保法反対意見なお多い』 12月26日 
      TBS NEWSi(動画あり)」(削除されました)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2667175.html

(539)「【拡散希望】安保法制違憲訴訟の原告に加わりませんか?安保法制の下では
      必ず表現や報道の統制が行われ、自由な考え方や意見交換さえ侵害されます。
      ともに立ち上がりましょう! 戦争させない・9条壊すな!
      総がかり行動実行委員会」

http://sogakari.com/?p=1331 ↓
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福井地裁 高浜原発3、4号機の運転を差し止めた4月の仮処分決定を取り消し

2015-12-25 09:12:41 | ②一市民運動
「高浜再稼働認める 福井地裁、仮処分取り消し 仮処分取り消し 
  12月25日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122502000133.html

福井地裁(林潤(じゅん)裁判長)は24日、関西電力高浜原発
3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた4月の仮処分決定を取り消した。
関電の異議を認めた。
2基の地元同意の手続きは既に完了しており、来年1月下旬にも再稼働する。
住民側はこの決定を不服として25日、名古屋高裁金沢支部に抗告する。(引用ここまで)

2015年4月18日の私のブログ「高浜原発3・4号機運転差止仮処分決定」の
一部を引用します。
【関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町、定期検査中)の再稼働をめぐり、
 福井地裁の
 樋口英明裁判長は2015年4月14日、住民らの訴えを認め、
 運転を禁じる仮処分決定を出した。
 原発再稼働の可否を決める新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と指摘し、
 新基準を満たしても安全性は確保されないと判断。政府の原発政策に根本から
 見直しを迫る内容となった。(引用ここまで)

 画期的な決定である。
 決定の内容をブックマークに入れましたが、46頁にも及びます。
 裁判官が原子力についてこれだけ調べるのは、相当に大変なことだと思います。

 昨日(17日)、ツイッターの動画でジャーナリストの岩上安身さんによる、この裁判の
 弁護団共同代表を努めた河合弘之さんへのインタビューを視聴することができました。
 (岩上さんは、INDEPENDENT WEB JOURNALを設立した方です)
 河合さんは弁護士をしながら、映画「日本と原発」の制作・監督をされました。
 雷が激しかったので途中までしか観られませんでしたが、
 気になる言葉を引用させて頂きます。

 若狭湾にはたくさんの原発が並んでいます。
 その向こうには、日本が仮想敵国とする中国や北朝鮮があります。
 (原発に対するテロの危険性については、高村薫さんが1991年『神の火』に
 書いていますが、その後も何ら対策が取られていません)

 事故当時、福島第一原発4号機にはたくさんの使用済み核燃料がありましたが、
 偶然が幸いして致命的な事故には至りませんでした。もし4号機が崩壊していたら
 関東地方に人が住めなくなっていたのではないかと言われています。

 現在も日本海側には、大量の使用済み核燃料が保管されています。
 使用済み核燃料は、普通の建屋の中で無防備に冷却され続けています。
 これがテロの標的にされたら、通常の兵器であっても核爆発を起こし、
 核兵器で攻撃されたと同じ大災害を起こすことにもなりかねません。
 もしテポドンやノドンで攻撃すると脅され、多額のお金を要求されたら、
 政府はどうするのでしょう。
 「国破れて山河あり」どころか、「国破れて山河なし」になるという言葉が、
 重く心に突き刺さりました。

 「原発があることにより、通常兵器が核兵器になる」
 「原発は自国に向けられた核兵器」 (引用ここまで)

 高浜原発3・4号機運転差止仮処分決定により、このことを改めて思い知らされました】
 (引用ここまで)

またブログの右下にありますブックマークに、この時の決定を入れましので
是非、お読みください。
「★高浜原発3・4号機運転差止仮処分決定福井地裁の樋口英明裁判長は住民らの訴えを認め、
 運転を禁じる仮処分決定を出した」
                    ↓
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/038/085038_hanrei.pdf

この46頁に及ぶ樋口英明裁判長の決定に対して、それを覆すだけの根拠を、
林潤裁判長は逐一国民に解るように説明して欲しいです。
高浜原発3、4号機の危険性は、何ら解消されていないです!

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