今日のうた

思いつくままに書いています

戦争が廊下の奥に立ってゐた

2017-12-20 10:16:23 | ②一市民運動
最近、渡辺白泉のこの句を見かけるようになった。
日本をおおう不穏な空気を感じとっている人が多いからだろう。

 戦争が 廊下の奥に立つてゐた

もし私の目の前に安倍氏がいたとしても、お互いに理解し合える
言葉は皆無だろう。
会話の土台となる共通のものが、何一つ見つけられないのだ。
もしかして、彼は世の中を平面的にしか見られないのでは、
とさえ思ってしまう。
彼が目指す国というものが、私には次のように見える。
戦前の、個人よりも国を主体とする強い国、
家族が育児も介護も負担する国、
女性(妻)は男性(夫)を、陰になり日向になり支える国、
国のためなら、命を削っても働き続けるよう、国民に求める国。
世界に誇れる国になるために、アメリカと一体になって、
どこまでも突き進む国、
国が定めたルールに、国民は疑問を抱くことなく従え、と強要する国、
強いものこそが善であり、そのためには弱者に犠牲を強いる国……。
思いつくだけでもこれだけある。

待機児童の問題も、介護の問題も、家族がするべきだと考えている人が、
力を入れて問題を解決しようとするわけがない。
そういえば以前、二世帯住宅を建てて息子や娘夫婦を呼び寄せると
補助金が出るとあった。
おじいちゃん、おばあちゃんが孫の世話をし、二人に介護が必要になった
時には、娘や嫁が担う。
すべて家族でまかなえば、税金を使うこともない。
補助金など安いものだ。めでたし、めでたし。
年頃になったら国民は結婚し、多くの子供をもうけ、
夫は外で働き、妻は家を守る。
国が栄えることこそが国民の誇りであり、そのためには国民が
一丸となって協力する。そのための犠牲も厭わない。

働いて働いて、勝者には輝かしい未来が待っている。
そうでない人は自己責任なのだから、自分で空腹を満たす算段をすること。
国に頼ろうなどと思わぬように、あくまでも自己責任である。
また、国を守ることは、何より国民の義務である。
軍備を拡張して、強い国、世界に誇れる国を目指す。
どんなことがあってもアメリカに従って、世界の果てまで行って戦う。
私の乏しい想像力では、安倍氏の描く国の形は
ざっとこんなところだろうか。
こうした政権を、国民の多くが支持しているのだろうか。

だが、政治は強いものをより強くするためのものではない!
一生懸命生きて来ても、生活が苦しい人が大勢いる。
お金の苦労もなくぬくぬくと育った人には分らないのだろう。
政治は弱い人たち、困っている人たちに手を差し伸べるためにあるのですよ!
給食費も払えない、働きたくても働けない、そういう人たちを
真っ先に救うのが政治なのですよ!
最近はホームレスの人たちのことを報道しなくなったが、
手を差し伸べなければこの寒空で死んでしまうこともあるのですよ!
毎日、旨いもの三昧で、弱者には目を向けようともしない政治家に、
国民の声は届くのだろうか?
聞く耳はあるのだろうか?それより見ようとする目があるのだろうか?
二世・三世の政治家は、自分たちが選ばれた人間とでも
思っているのだろうか!

①「朝日新聞・高橋純子氏 『安倍政権の気持ち悪さ伝えたい』
  12月25日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220001/1

●どんなに国民が声を上げても、安倍氏には届かない。
 高橋さんのインタビューを読んで納得した。
 「安倍政権はぷよぷよしたゼリーみたいなもので包まれている」
 これでは通り一遍の言葉では伝わらないはずだ。
 高橋さん自らが語っているように、身体性のある表現で攻めるしかない。
 これは女性の得意分野だ。
 国が沈没しそうになると、有能な女性が台頭する。
 高橋純子さん、望月衣塑子さん、山尾志桜里さん、森ゆうこさん、
 大いに期待しています。
 国会はクオータ制を導入して、有能な女性を採用すべきです。
 クオータ制を採用しないのは、女性に自分の地位を
 脅かされかねないと考える
 男性が多いからだろう。全くなげかわしい。
 日本を本来の軌道に戻すためには、女性の力が絶対に必要です。
 来年こそは女性の活躍を! 応援しています!

 「女性の活躍」を約束した安倍氏は、必ずやクオータ制を
 採用してくれますよね。
 あなたに期待したことはこれまでなかったけれど、このことだけは
 大いに期待していますよ! 

①-2「(いちからわかる!)日弁連も始める「クオータ制」って? 
   1月5日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13300409.html?_requesturl=articles%2FDA3S13300409.html&rm=150 

●私は上の記事を見て、「あっ!」と叫んでしまった。
 ずっとクオーター(quarter)と勘違いしていて、議員の4分の1を
 女性にすべきだと思っていた。
 クオータ(quouta)、つまり一定の比率や数を優先的に割り当てる
 という意味だ。4分の1に限ったことではない。
 女性の自然増を待っていたら、いくら待っても達成しないだろう。
 政治だけでなくあらゆる分野で、まずは最低4分の1から
 始めたらどうだろう。
 それにしても知らないことばかりで恥かしい限りだが、
 知らないからといって黙っていたら、何も変わらない。
 間違いがありましたら教えて頂ければ嬉しいです。
 ただし、ブログに対する攻撃や嫌がらせは固くお断りします。
 
②「生活保護費 67%世帯で減額へ 12月23日 讀賣新聞」

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-20171222-50096/

●安倍政権は、軍需品や外国への支援には湯水のように税金を使う。
 だがなぜ、本当に困っている人の生活費を減額するのか!
 リニアモーターカーの建設に税金を貸し付けたり、必要性の感じられない
 映画などに多額の税金をつぎ込む。
 こんなことよりも、直ちに生活保護費を元に戻すべきだ。

②-2「日本テレビのみなさまへ、生活保護についての悪意のある番組放送は
   やめてください 12月24日 YAHOO!ニュース」

https://news.yahoo.co.jp/byline/ohnishiren/20171224-00079667/?utm_content=buffer60050&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer


 ネット上では、安倍批判が勢いを増している。
 だが安倍氏にはまったく届かない。
 多くの人たちも殆ど関心を寄せないどころか、そのことを知る
 手段を持たない。
 何を言ってもムダ、何をしてもムダ、といった無力感に陥ってしまう。
 ところが金子勝さんによると、こうした国民の無力感そのものが、
 安倍氏の思う壺なのだと言う。

③「金子勝の『天下の逆襲』 『政治に期待してもムダ』 国民を無気力にする
  安倍政治 12月19日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219830/1

●一部を引用させて頂きます。

「安倍自民党は一見、ポピュリズムのように見えるが、実は違う。
 安倍首相ら2世、3世議員には、ポピュリズムをあおるほどの能力がない。
 むしろ安倍首相は、国民をあおって政治に関心を持たせるどころか、
 国会での審議や民主主義的議論を無意味化させることで、
 政治への関心や期待を失わさせようとしている。
 組織されなくなった無党派層が、政治に期待しなくなり、
 投票しなければ、公明票という組織票がある自民党は断然有利に
 なるからだ」(引用ここまで)

※無関心でいること、あるいは政治に絶望することは、
 安倍氏にとって何より願ってもないことなのだ。

④「安倍総理大臣 地方活性化は『インスタ映えが鍵』
  12月19日 テレ朝 news」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20171219-00000060-ann-pol

④-2「マツコ・デラックスが安倍首相インスタグラムを危険視!
   『ものすごい操作できる』『フェイクニュースの可能性も』
   12月21日 LITERA」

http://lite-ra.com/2017/12/post-3675.html

●何とも情けなくて涙が出そうだ。
 彼の頭の中はこんなものなのだろう。

⑤「ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で怒涛の政治批判連発!
  原発、沖縄基地問題、コメンテーター芸人への皮肉も 
  12月18日 LITERA」

http://lite-ra.com/2017/12/post-3665.html
 
⑤-2「ウーマンラッシュアワーだけじゃない!ガチ発言の芸能人と、
   お蔵入りになったコントとは?
   12月20日 みんパラ★市民アクションパラダイス
   市民の、市民による、市民のための政治を取り戻す!」 

http://citizenopinion.jp/2017/12/20/gachi/

⑤-3「風刺漫才に反響 ウーマンラッシュアワー 基地は日本全体の問題
   『米より沖縄に思いやりを』 12月22日 琉球新報」

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-635470.html

⑤-4「【賛成】ウーマン村本が安倍総理に提言
   『人殺しの兵器を買う金を子供たちの教育に全部つぎ込んで、
    ミサイルで国を守る政治家じゃなく、
    頭と心を使って国を守れる賢い政治家を作りませんか?』 
    11月9日 健康になるためのブログ」

http://健康法.jp/archives/36173

●まだまだ日本は捨てたものじゃない

⑤-5「原子力は要らねえ!電力は余ってる!
   ♪忌野清志郎 サマータイム・ブルース 」

https://www.youtube.com/watch?v=A9vnBJ7pLHE

※忌野さんの遺言だと思っています。(削除されました)

⑥「来年度の沖縄予算、減額へ 2年連続 翁長県政を牽制 1
  2月21日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/ASKDP3PXVKDPUTFK006.html

⑥-2「トランプ氏、決議賛成国へ援助打ち切り示唆 首都問題 
   12月21日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/ASKDP2218KDPUHBI005.html

●類は友を呼ぶ。やり方があまりにもえげつない!!!!!


⑦駒田健吾さんのラジオ番組「Fine music」で、
 駒田さんお奨めのクリスマスソングが流れていました。
 さだまさしさんの『遥かなるクリスマス』です。
 初めて聴く曲ですが、さださんの気持ちが伝わってきて涙がとまらなく
 なりました。YOU TUBEで聴くことができます。


https://www.youtube.com/watch?v=LoQoSTT-VGg


※YOUTUBEのリンク先を載せたら、この後の投稿が全て
 消えてしまいました。なんで?    ↓

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いつの時代も 為政者は戦争がしたいのか(1)

2017-12-10 09:07:28 | ②一市民運動
自然エネルギーの電気を購入したくて、「生活クラブ」生協に入った。
毎月、『生活と自治』なる小冊子が付いてくるが、これが素晴らしい。(頒価百円)
辺見庸さんや秋山豊寛さん、藤原新也さんの連載が、毎月読めるのだ。
12月号の辺見さんのエッセイ「新・反時代のパンセ」の注にある、
おぞましいという言葉に思わず笑ってしまった。引用させて頂きます。
「(注)衆院選について書こうとしたが、おぞましいのでやめた。
    悪魔が未来を俯瞰している」 (引用ここまで)

笑っている場合ではないのだが、衆院選といい、安倍氏の国会での答弁といい、
内閣支持率といい、絶望以外の言葉が見つからない。
選挙に勝つ=何を言っても許される、何をしても許される、どんなことでも逃げ
切れる、と安倍氏は勘違いしているのではないか。

日本人初の宇宙飛行士として、宇宙ステーションから地球の模様を中継した
秋山さんの言葉には説得力がある。一部を引用させて頂きます。

Jアラートの狙い
 北朝鮮のミサイル発射は『実験』です。狙いは米国に自国の『存在』を
 承認させることです。
 9月中旬に行われた『実験』の際、メディアは日本政府の発表に従って
 『襟裳岬の東2200キロの洋上に落下』と報じていました。
 韓国軍は、このミサイルが到達した最高高度は770キロと発表しています。
 
 このデータを基に図解すれば、日本の『上空を通過』と言っても、
 ミサイルは日本の領空のはるか遠くの宇宙空間を飛行しているわけです。
 国際宇宙ステーションが飛行している高度は地上400キロですから、
 そのはるか上です。
 地上から100キロ以上は『宇宙空間』。
 どこの国の『領空』でもありません。
 また、宇宙空間を『弾道』飛行する物体は、
 その真下に落下することはありません。


 ミサイルの発射実験を北朝鮮が大々的に発表するのは、
 米国を含め世界に向けての、彼らの『宣伝工作』です。
 これに乗っかって『北の脅威』なるものを煽(あお)り立てる
 日本の政治家の発言と騒ぎ立てるメディア。

 こちらのほうは何が目的なのでしょう。
 これは日本国民向けの典型的な『情報操作』ではないか。
 アベ政権が大騒ぎする狙いは、明確です。
 不安を煽って危機感を強め、『改憲』の雰囲気づくりをしているのです。

 ではいったい『改憲』はどの部分が狙いなのか。
 『緊急事態条項』なるものの追加と考えられます。……

 従って、連立を組む公明党の支持母体、創価学会を刺激する可能性の高い
 第9条に手をつけるより、公明党をはじめ維新や希望なども巻き込みやすい
 『緊急事態条項』が当面の狙いと見て良いでしょう。

 不安を煽り、指導者に権力を集中させ、
 独裁体制に向かったのはナチスです。
 憲法を『軽んじて来た』アベ政権は、
 これを手本にする可能性は極めて高いわけです。

 この『条項』の危険性に対する理解を深めることが、
 衆院選後の国民の課題です。 (引用ここまで)

①「米軍機窓落下 児童まで10メートル 保護者ら憤りの声 
  12月13日 毎日新聞(動画あり)」

https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/040/099000c

実際には墜ちてこないものに対しては、国際社会に厳しく訴える安倍氏が、
 もう少しで子どもの命が奪われたかもしれない今回の事故に対して、
 なぜ、アメリカに厳しく抗議しないのか!!!!!
 直接、自分に被害がなければ、後はどうでもいいのか!
 あなたに子どもがいなくても、あなたに孫がいなくても、
 子どもたちがどんな怖い目に遭ったか、ご家族がどんな思いでいるのか、
 想像はできるはずです。
 想像できないのであれば、政治家失格です。今すぐに辞めてください。
 今度のことは、いつ何時、また起きるかもしれないのですよ。
 国民が安心して暮らせるようにすることが、政治家の一番の務めです。
 今すぐに、日米地位協定を改めるべきです!

①-2「米軍ヘリ部品発見の保育園、中傷メール・電話が相次ぐ 
   12月16日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASKDH5DS6KDHTIPE01X.html

なんとも、おぞましい! 世の中が何も見えていない!
 
 
私は北朝鮮が、直接日本やアメリカを攻撃するとは思えない。
なぜなら、そんなことをすれば国の存立が危うくなるからだ。
だが、安倍氏とトランプは最大限に北朝鮮の脅威を煽る。
Jアラートなるものを使って、国民を不安に陥れる。
秋山さんがお書きのように、【緊急事態条項】なるものを、憲法に加えたいのだろう。
更にはこの際、軍備を拡張したいのだろう。(アメリカの言いなりになって)
これはあくまで私感だが、敗戦国という汚名(?)を返上したいという
思いがあるのではないか。
何より戦争になれば、軍需産業そして国が儲かるのだ。

エルサレムの問題、そして憲法9条はデリケートな問題だ。
これまで人々は知恵を出し合って、バランス良くしのいできた。
それをここに来て、トランプと安倍氏がバランスを崩しにかかっている。
安倍氏は、イスラエルの首都をエルサレムにするというトランプの蛮行に対して、
何も言えないでいる。
トランプとの親交をアピールするなら、言うべきことを言うのが筋ではないのか!
非常に危険な兆候だ。

②「授賞式でサーローさんら演説 ICANにノーベル平和賞 
  12月10日 朝日新聞デジタル」 

http://digital.asahi.com/articles/ASKDB2RW2KDBUHBI003.html

②-2「ノーベル平和賞 サーロー節子さん演説要旨 12月11日 毎日新聞(動画あり)」

https://mainichi.jp/articles/20171211/k00/00e/040/150000c

②-3「平和語るなら…つば吐かれた日も サーローさん半生語る 
   12月11日 朝日新聞デジタル(動画あり)」

http://digital.asahi.com/articles/ASKD8659WKD8PTIL01T.html

サーロー節子さんも、今年8月にお亡くなりになった谷口稜曄(すみてる)さんも
 一昨年、ノーベル平和賞に個人としてノミネートされていたそうです。
 目を背けてはいけない、と改めて思いました。

②-4「『ICAN受賞悔しかった、でも…』 授賞式に被爆者は
    12月11日 朝日新聞デジタル(動画あり)」

http://digital.asahi.com/articles/ASKDC24J5KDCPITB005.html

②-5「核兵器『必要悪でなく絶対悪』 ICAN平和賞受賞講演、核抑止力を否定
    12月12日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13268910.html?_requesturl=articles%2FDA3S13268910.html&rm=150

②-6「創価学会幹部、核禁条約の推進打ち出す ICAN受賞で 
   12月13日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASKDF10BWKDDUHBI045.html

創価学会と公明党には相当な隔たりがあるのだろうか。
 公明党は初心に帰って、自民党と袂を分かつ時では?
 でないと将来に禍根を残しますよ!

③「(インタビュー)ノーベル平和賞の先に ICAN国際運営委員・川崎哲さん
  12月8日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13264217.html

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が、ノーベル平和賞を受賞した。
 おめでとうございます!
 地道な運動をしていらした皆さまに、心よりお祝いを申し上げます。
 被爆国に生きる一人として、こんなに嬉しいことはありません。

 だが日本はアメリカに気がねして、核兵器禁止条約に署名・批准が出来ないでいる。
 ICANのノーベル平和賞に対して、安倍氏はお祝いの言葉を言えるのだろうか?
 もし何も言えないのであれば何とも情けないし、被爆国のトップとして筋が通らない。

NHK『ニュース7』と『ニュースウオッチ9』が
 ノーベル平和賞を完全にスルーしたという。
 私たちは、とんでもない国に暮らしているのではないだろうか!!!!!

④「『火山国』の原発、是非問う判決 伊方原発差し止め 
  12月14日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASKDF5JDBKDFPTIL025.html?ref=nmail

まっ当な判決が出ました。
 自然に対して人間は、もっと謙虚であるべきです。
 決してくつがえされることのないよう訴えます!

⑤「明石家さんまが『戦争のために税金を納めてるんじゃない!』
  『武器に金使うなら税金収めない』と国税局に抗議 12月7日 LITERA」

http://lite-ra.com/2017/12/post-3636.html

さんまさんは、きちんと筋を通しています。立派です!

 以前聞いた話だが、東京オリンピック開催が決まるや、秋元康氏が安倍氏を訪ねて、
 開会式は任せてと言ったとか……。
 先日ラジオで、芸人さんが次のように語っていた。
 「東京オリンピックの開会式で、秋元先生は僕らを使ってくれないかな」
 やはり、あの話は本当だったのか。
 お友達になれば、いいこといっぱい!

⑥[偽りだった“拉致の安倍” 横田早紀江さんの手紙を2年無視 12月12日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219366/1

※以前読んだ本の中に、安倍氏のお父上の言葉が載っていました。
 「あいつは情がないから、政治家には向かない」
 最近特に能面のような顔をみるにつけ、この言葉を思い出す機会が増えた。
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【緊急事態条項】については、以前の記事を再度、載せます。
 (1288)はとても解りやすく書かれていて、必読です!
          ↓
2016年7月9日の私のブログ「選挙行こうよ!! (最終回)」より一部を
   再度、引用させて頂きます。

http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/dabf812f796cecbb1bc852575e1a3c71
                   ↓
(1288)「災害対応には緊急事態条項が必要らしいと思っているあなたに
      知ってほしい7つのこと SEALDs POST」

http://sealdspost.com/archives/4282













































(画像はお借りしました)


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いつの時代も 為政者は戦争がしたいのか(2)

2017-12-10 09:06:49 | ②一市民運動
NHKの番組を観なくても受信料を払え、という判決が最高裁から出た。
だったら言いたい。受信料を払うのだから、政権に忖度する番組ではなく、
国民に寄り添う番組を作って欲しい。
わが家は夕食時に「ニュース7」を毎日、観る。
観たくなくても、連れ合いの習慣につき合わされている。
観ていて席を立ちたくなるほど、安倍政権へのヨイショが目立つ時がある。
特に選挙の時がひどい。不払い運動をしたくなるほどだ。
アナウンサーには気の毒だが、これはプロデューサーの意向なのだろうか。

①「NHK『ニュース7』と『ニュースウオッチ9』がノーベル平和賞を
  完全スルーした模様 12月12日 NAVER まとめ」

https://matome.naver.jp/odai/2151300740055505901

ひど過ぎる!情けなくて言葉も出ない!
 これで「みなさまのNHKだと?」 ふざけるな!
 「アベさまのためのNHK」の間違いでは?
  

だが、ドキュメンタリーは素晴らしいものがある。
先週は『カラーでよみがえるアメリカ』を観ていた。
その中の「1940年代」のアメリカは、今と見まがう内容だった。
歴史は繰り返すのだろうか。 一部を引用させて頂きます。

第二次世界大戦前のリンドバーグの言葉

「自由はどうした?
 国民は意志に反し、戦争に巻き込まれるのか」

ルーズベルト大統領は批判を物ともせず、過去に例のない第三期目をめざした。
これまで二期8年を超えて大統領を務めた人はいない。

対抗馬のウェンデン・ウィルキーの言葉

ルーズベルト大統領は3期目をめざすことで、
 歴代の偉大な大統領ワシントンやジェファーソンらよりも、
 さらに大きな国民の支持を握ろうと目論んでいる


(はて、どこかで聴いたような?)

1940年11月ルーズベルトは大勝利を収め、ヒトラーに抵抗している
イギリスを援助するため、軍事物質の増産を指示する。
1941年3月、ルーズベルトは武器貸与法を成立させて、
 イギリスへの武器輸出を可能にした


ルーズベルトの言葉

「欧州の人々は、アメリカに戦って欲しいと言っているのではない。
 飛行機、戦車、銃、貨物船などの軍需物資を求めているのだ。
 自由と我々の安全保障のため、彼らが戦うことができるように、
 我々は民主主義の兵器廠(しょう)となるべきだ」

その結果、人々は職に就くことができ、海軍の規模は倍増し、
200隻の艦船が新たに建造された。
1941年6月、フォード社はミシガン州に巨大なウィローラン航空機工場を建設する。
そして世界最大の新型のB24爆撃機を組み立てる。
航空機1万9千機は前年の3倍で、数千機はヨーロッパだが、
大半はアメリカの再装備に向けられた。

1941年9月11日、ルーズベルト大統領を批判するリンドバーグの言葉

ルーズベルト政権は、わが国を戦争に巻き込もうとする
 第3の番目の勢力です。
 イギリス、ユダヤ人、わが国の現政権、
 そのどれかが扇動をやめれば、戦争の危険はなくなるでしょう

 (引用ここまで)












































(画像はお借りしました)


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もんじゅは 永久に廃炉にできない? (1)

2017-12-07 11:01:06 | ①核と人間は共存できない
与党の質問時間を省き、国会中継9時間分を録画した。
だが観はじめて30分でうんざりしてきた。
安倍氏の、のらりくらりとした紋切り型の答弁。
まるで他人事のように、「次に活かします」。
次じゃなくて、今でしょ!
自分が渦中にいることが分かっているのだろうか。
この人には、森友・加計問題の解明に協力しようとする気はさらさらないらしい。
なんとか時間を無事にやり過ごすことしか考えていないようだ。
それに対して、野党はあまりにも紳士的過ぎないか。
敬語を使い、「質問の場を設けて下さってありがとうございます」という始末だ。
「なぜこれまで質問の場を設けなかったのか!」と詰問すべき場なのに……。

はたして国会の場で、敬語は必要なのだろうか。
乱暴な言葉を使えとは言わないが、国会は闘いの場なのだ。
絶対に解明したくない国のトップと、それを忖度する議員や官僚たち。
こうした中で真相究明するのは至難の業だ。真剣勝負だ。
敬語を使っている時間などないはずだ。
どんな事実を突きつけても受け流されてしまう。
執拗に、何度も何度も責めるしかない。
こうした中からしか、突破口が見い出せないのではないだろうか。
ともあれ証人喚問は絶対に必要だ。
虚偽の答弁には偽証罪が待っているのだから。
        ↓
①「"森友学園事件"政府は証人喚問をすべきだ これまでの説明はデタラメだった
   11月29日 PRESIDENT  Online」

http://president.jp/articles/-/23803


私は「ロッキード事件」の国会中継を毎日観ていた。
うんざりする時間などないほど、緊迫した空気の中で行われていた。
毎日、国会中継を観るのが楽しみだった。
こうした中から、国のトップの犯罪を糾明するという快挙をなし得たのだ。
今でも楢崎弥之助さんの迫力ある質疑の様子を覚えている。
楢崎さんの動画はなかったが、次のYOU TUBEから、当時の熱気を感じて欲しい。
(楢崎さんは一部出ています)
                 ↓
②「[昭和51年2月] 中日ニュース No.1153 1『ロッキード献金事件 -ついに証人喚問へ-』
  映画社中日 YOU TUBE(動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=g34kC8MX2HM

③「特集ワイド 滞日27年、詩人アーサー・ビナード氏の『直感』
  『日本語は消滅に向かっている』 11月29日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20171129/dde/012/040/002000c

アーサー・ビナードさんの言葉は、いつも的を射ている。
 マイナンバー=家畜の番号みたい、同感です!
 歌を忘れたカナリアのように、怒りを忘れた日本人。
 どんな政治をされても、最初からあきらめている日本人。
 世論調査によると、森友・加計の解明が不十分と答えている国民は80%にのぼる。
 だがなぜ、安倍政権の支持率が5割に戻ったのか、私には全く理解できない!
 一部の国民の、政治に対する責任放棄としか、私には思えない!
 記事の一部を引用させて頂きます。
 
 「『日本は属国のままで、米国から独立しているとは思えないから』
 安倍政権に対する日本人の反応にも属国らしさが表れているという。
 『安保法制などで国会を軽んじ、内閣で何でも進めようとする安倍さんに
 国民がさほど抵抗しないのは、
 みな日本が米国から独立していないと思っているからですよ。
 安倍さんはチェーン店の店長みたいな人だから言っても仕方ない、
 言うなら本社、アメリカだと思っているんです』」 (引用ここまで)


森友・加計問題を解明することは大事だし、
 絶対にうやむやにしてはならない。
 だが日本には致命傷ともなる問題が山積している。

④「もんじゅ 設計、廃炉想定せず ナトリウム搬出困難 11月29日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20171129/ddm/001/040/162000c

【もんじゅ】の冷却には水ではなく液体ナトリウムが使われる。
 だが廃炉にあたり、この液体ナトリウムを抜き取ることのできない構造に
 なっているそうだ。
 液体ナトリウムを抜き取った分が補充されて、液面が下がらない構造になっている。

 今も、もんじゅの維持管理費に
 1日5000万円が使われている
 これが永久に続くというのか?????
 もんじゅは永久に廃炉にできないのか?????
 「設計当時は完成を急ぐのが最優先で、
 廃炉のことは念頭になかった」
、だと
 ふざけるな!!!!!
 このことを隠蔽するために、【もんじゅ】の廃炉の決定が遅れたのだろうか。
 記事の一部を引用させて頂きます。

「廃炉が決まっている高速増殖原型炉『もんじゅ』(福井県敦賀市)について、
 原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない
 設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。
 放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、
 同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には
 具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。

 原子力機構によると、直接核燃料に触れる1次冷却系の設備は合金製の隔壁に覆われ、
 原子炉容器に近づけない。また、原子炉容器内は燃料の露出を防ぐため、
 ナトリウムが一定量以下にならないような構造になっている。
 このため1次冷却系のナトリウム約760トンのうち、
 原子炉容器内にある数百トンは抜き取れない構造だという。

 運転を開始した94年以来、原子炉容器内のナトリウムを抜き取ったことは一度もない。
 炉内のナトリウムは放射能を帯びているため、人が近づいて作業をすることは難しい。
 原子力機構は来年度にも設置する廃炉専門の部署で抜き取り方法を検討するとしているが、
 規制委側は
 『原子炉からナトリウムを抜き取る穴がなく、
  安全に抜き取る技術も確立していない
 
』と懸念する。

 もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は
 『設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。
 炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、
 取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば

 大事故に直結しかねない
』」 
 (引用ここまで)

このことに対して誰も責任を取らず、
 今後も子どもや孫、そのまた子どもの代まで
 1日5000万円の維持管理費を
 払い続けなければならないのか!!!!!

 福島第一原発における欠陥のある【凍土壁】には、
 1日どれだけの維持管理費が使われているのだろう。
 これも半永久的に払い続けなければならないのか!
 原発事業は、利権、無責任、ウソ、言い訳、ごまかし、
 言い逃れ、ずさん……の歴史だ。
 今になっても原発事業に固執する安倍政権は、あまりにも無責任過ぎる。
 是非、野党はこの問題を国会で取り上げて欲しい。
 メディアも日馬富士問題ばかりでなく、取り上げて欲しい。
 1日5000万円があったら、どれだけ多くの人たちが救われるか
 分らないのだから。

⑤「凍土壁、頼りなさ露呈 福島第一、遠い廃炉 12月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASKCP5CRGKCPULBJ00W.html?rm=946

トリチウムの汚染水が入っている大型タンクは、
 いずれ腐蝕するだろう。
 そうなった場合に、どうやって新しいタンクに入れ替えるのか?
 放射能に汚染された大型タンクは、どこに処分するのか?
 こういうことを、いつまで続けなければならないのか?
 「風評被害」という言葉で言論を抹殺することなく、未来永劫語り継いでいく義務が
 私たちにはある。







(画像はお借りしました)
 
















 






































(画像はお借りしました)


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もんじゅは 永久に廃炉にできない? (2)

2017-12-07 10:54:00 | ①核と人間は共存できない
長くなったので、「もんじゅは 永久に廃炉にできない?」を2つに分けます。

⑥「一日も早く原発ゼロを 立憲が次期国会で法案提出へ 12月7日 テレ朝ニュース」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000116142.html

 期待してます!

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③2017年7月12日のブログ「高速増殖炉と六ケ所再処理工場が 
 やめられない理由 (1)」の一部を再度、載せます。

http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/f9d268981a4ff24b8bbd0e95617f052a

 普通の原発では水で冷却し続けるが、
 【高速増殖炉】はナトリウムで冷却しなくてはならない。
 ナトリウムは空気や水に触れると、激しく燃焼するため、
 取り扱いが非常に難しい。
 火事が起きても、水で消火できないのだ。
 このことが【もんじゅ】を大きくつまづかせるきっかけとなった。
 1995年、【もんじゅ】は配管からナトリウムが漏れて火災を起こしている。
 その時の事故を映したビデオを隠し、問題になった。
 その後20年、ほとんど運転されていない。
 2012年にも約1万点もの機器点検もれがあり、そのずさんさが指摘された。

 臨界から23年が経ち、稼働したのはわずか250日。
 もんじゅが動いていない今も、ナトリウムで冷却しつづけなければならない。
 その維持管理費は 【1日5000万円!】
 年間200億円!
 これからも30年かけて廃炉作業を続けていく。
 その廃炉にかかる費用は 【3750億円】!


 もんじゅの維持管理費一日分、5000万円があったら
 どれほど多くの人たちが救われるか!
 他の国はこの難しさゆえに、とっくに【高速増殖炉】から撤退している。
 日本はこれほど多額の金と長い年月をかけても成功しなかった。
 それなのなぜ国は、ずっとあきらめずに撤退しなかったのか?
 そこには、【核燃料サイクル】が止められない理由があった。 
 (引用ここまで)

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⑦「財投1.5兆円、国交省要求 高速道路の早期建設に向け 
  12月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASKD130VXKD1ULFA002.html

1964年の東京オリンピックの時に建設された道路や橋の老朽化が目立ち、
 危険な状態だという。だが全てを補修する財源はない。
 そこで仕方なく、補修する箇所を選別せざるを得ないという。
 そんなニュースをラジオで聴いていたら、いつもの誤魔化しの手口を使って、
 高速道を建設するという記事があった。
 ふざけるな! 高速道路よりも、今ある道路の補修が最優先だろ!
 命と生活に密接に関わることなのだ!
 今日(12月2日)のNHKニュースを観ていたら
 笹子トンネル事故のご遺族の方が次のように語っていた。

「『組織罰』という制度を設けないと、誰も責任を取らない。
 法人にも『組織罰』を設けるべきだ」

 補修すべき箇所が財源がなくてできずに事故が起きたら、それは組織の責任だ。
 その中にはもちろん、無駄な公共事業に大金を使い、必要な補修を
 怠った政権も含まれる。
 1964年の東京オリンピックと今とでは、状況が全く違う。
 高度経済成長時代と少子高齢化時代では、税金の使い方が違うのは当たり前の話だ。
 そんなことも分らないのだろうか!
 
 国会で森友・加計問題を観ていても、歯がゆくなる。
 会計検査院の権限を強化して欲しい。
 そして無駄な税金を徹底的に暴き、政権が勝手に私たちの税金を使わないよう
 徹底的に監視し警告して欲しい。















































(画像はお借りしました)


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