今日のうた

思いつくままに書いています

軍事ファースト ?

2017-01-31 06:35:45 | ②一市民運動
2017年1月29日の「サンデーモーニング」は、「科学者と軍事」を特集していた。
2016年に「宇宙基本計画」なるものが閣議決定されたそうだ。(全く知らなかった)
これは「 『国家安全保障戦略』を踏まえ、
宇宙を積極的に活用していく必要がある
 」
というものだ。安全保障目的が、前面に打ち出されたことになる。
1月24日に打ち上げられたH2Aロケット32号機に、防衛省が初めて独自に運用する
通信衛星「きらめき2号」が搭載された。
これは南スーダンPKOなど、自衛隊の海外派遣部隊での活用や、弾道ミサイル防衛の
情報伝達などに使用できるという。
国民の知らないうちに、日本の宇宙開発は大きく方向転換したようだ。

宇宙物理学者の池内了(さとる)さんの言葉を引用させて頂きます。
(ドイツ文学者の池内紀(おさむ)さんに、お顔や話し方が似ていると思ったら、
 弟さんでした)

「宇宙がいわゆる、『防衛のため』という言い訳で利用されている。
 宇宙はかけがえのない ”探求の場 ”を提供してくれていた。
 ところが、防衛のためという軍事化をされることによって、宇宙研究が
 どんどん阻害されていく。非常に危機感をもっている」 (引用ここまで)

他にも、科学研究の現場を揺るがす動きが起きている。
2015年に、防衛省に「安全保障技術研究推進制度」を創設した。
これは大学などの研究機関が行う防衛装備品の開発につながる研究に、1件あたり
最大 3000万円 を助成するというもので、23の大学が応募し、
5つの大学に資金提供されることになった。
このため、2016年には6億円だったが、2017年度の予算は、
6億円から110億円 に大幅に増額される。

池内さんは、

「一般の研究者は非常に研究費の不足に悩んでいる。
 背に腹はかえられずに手を挙げる、そこまで追い詰められている人は多い。
 しかし、一旦お金をもらい始めると、(軍事研究を)やめられなくなる。
 軍事に手を出さないということが、科学や技術に対する信頼の中心だったのではないか」
 (引用ここまで)

(安倍政権は、基礎研究の予算を減らし続けている。
 こちらを増額するのが先ではないのか!)

2016年6月24日、日本学術会議はこれまでの方針を見直す委員会、
「安全保障と学術に関する検討委員会」を設置した。
戦後、多くの科学者が軍事研究に動員された事実があり、
「戦争を目的とする科学研究は行わない」という声明をくり返し発言してきた。
だが中間報告では、軍事的研究への参加については、賛否両論を併記するとした。

更に池内さんは、

「戦前の軍事研究は誰のためかといえば、”軍のため” ”国のため”だった。
 研究者の原点とは何か。国や軍という限られた者たちだけに奉仕する学問ではなく、
 広く人々の幸福を考えて仕事を全うしていくことが必要だ。
 そのためにこそ、学問が生きなければならない」 (引用ここまで)

2017年度の防衛費は、5兆円を超える規模で、これにはF35戦闘機の購入費も含まれる。
1月25日の国会で安倍氏は、
「 日本独自の防衛力を強化し、
  自ら果たし得る役割の拡大を図っていく
 」
と訴えている。

1965年、ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士は、戦時中に兵器の研究に加担した
経験から、次のように警鐘を鳴らし続けた。

「 科学者の任務は……善悪両面の影響の評価とその結論を人々に知らせ……
  判断の誤りをなからしめるところまで及ばねばならぬ
 
」 
  (引用ここまで)

(トランプが大統領になり、アメリカに従属するだけでなく、自ら防衛について考える
 チャンスだ、と私は思っている。
 だが安倍氏は考える前に、「日本独自の防衛力の強化」を打ち出し、突き進もうとしている。
 まずは立ち止まって、国民一人一人がこれからどうしたらよいのかを考える時ではないのか!
 軍事軍事と、あまりにも日本全体が軍事ファーストの流れになっていくことに、懸念を抱く。
 もしかして、敗戦国という名前に上書きをしたいのでは――と、勘ぐりたくもなってくる)


※「軍事研究『学問の自由危うい』 応募反対の署名2600人超 2月1日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020102000129.html






(画像はお借りしました)
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずは 疑え! (4)

2017-01-30 09:47:30 | ②一市民運動
(250)「安倍政権が主導『情報銀行』構想 プライバシー保護、大丈夫?
     1月26日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20170126/dde/012/010/003000c?fm=mnm

犯罪を未然に防ぐという名目で、あるいは犯人を速やかに逮捕するという口実で、
 途方もない数の防犯カメラが設置されるようになった。
 またAmazonで買い物をすれば、次回から「あなたにお奨めの商品」が提示される。
 更には、Googleのストリートビューに住所を入れれば、その家の画像を見ることができる。
 こんなに個人情報が曝されているのに、安倍政権は更に国民の情報を得ようとする。
 私はこれ以上の個人情報漏えいには反対です。
 
(251)「『米国第一主義を尊重』伝達へ首相、首脳会談で 1月24日 共同通信」

 https://this.kiji.is/196612539639103497

●私には、大いに違和感がある。

(252)「アパホテル問題の核心~保守に蔓延する陰謀史観~ 
     1月27日 ニューズウィーク日本版」

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6822_1.php

アパ問題は氷山の一角とは……。 怖ろしいの一言です。

(253)「“共謀罪”大臣の答弁が二転三転 曖昧さ浮き彫りに 1月30日 テレ朝ニュース」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000093234.html

1月30日の「報道ステーション」でも取り上げていたが、
 金田法務大臣の答弁はあまりにも酷かった。
 「共謀罪」を作る必要性が全く見えない。ただ、今作っておきたいという政権の
 意志しか見えなかった。

※「共謀罪」という形で、安倍政権は法案を出してきません。
 「テロ等準備罪」=「共謀罪」と明記しないと、同じものと思わない人も出てくるのでは?
 前回の選挙でも、「民主党」が「民進党」に替わったことを知らずに、
 無効票がかなり出たのだから。












(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持続可能な地球社会の構築へ

2017-01-27 17:19:25 | ②一市民運動
(246)「防衛省の軍事研究公募 法大も応募禁止へ 1月27日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201701/CK2017012702000124.html

田中優子総長の次の言葉にほれぼれします。
 「戦争を目的とした武器等の研究、開発は、本学が使命とする持続可能な
  地球社会の構築の対極にあり、これに関与するのは、本学の存在基盤を
  揺るがすことになる」
 私も若かったら、法政大学を受験したいくらいです!

(246-2)破壊された世界遺産の街アレッポ、停戦後 日本初テレビ取材 
     1月25日 TBS NEWSi (動画あり)」

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2967274.html

※これでもあなたの大学は、軍事に加担しますか?

(247)「東芝、原発工事から撤退の方針固める 1月27日 TBS NEWSi (動画あり)」 

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2969524.htm

何度も言います。原発は時代遅れです!

(247-2)「日立、700億円の営業外損失見通し 米国の原発事業で 
      2月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK215JBDK21ULFA02N.html

何度も言います。原発は時代遅れです!

(247-3)「民進、『脱原発』法案を策定へ 党内容認派との折衷課題 
      1月27日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1W54N1K1WUTFK00K.html

「脱原発」のない民進党なんて!
 今度こそ、今度こそ、国民を裏切ることのないよう、頼みます!

(247-4)『ホンマでっか!?TV』の武田邦彦、濃縮ウランの研究者から"反原発"に
      なった理由 By Joe Yokomizo 2017/月号 Rolling Stone」

http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27518/1/1/1

なぜ原発を続けてはいけないのかが、解りやすく解説されています。
 是非、是非、ご覧ください!



(画像はお借りしました)


(248)「失政のツケをまた…安倍政権が4月から“年金支給額カット” 
     1月27日 日刊ゲンダイ」 

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198363/1

アベノミクスの失策のツケを払わされ、株価を吊り上げるために、
 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が株式投資の比重を高めた結果、
 この2年間で生じた約8兆円の損失の埋め合わせをさせられる。
 国民はたまったものではない!
 儲けは外国人投資家や富裕層に、ツケはいつでも国民に――ふざけるな!

(249)「(社説)『偏見』番組 放送の責任わきまえよ 1月28日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12768898.html

(249-2)「(Media Times)ヘイトの指摘、放送姿勢は MX幹部
     『チェック不十分』1月28日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12768944.html

こうした偏向番組に抗議するために、今後、DHCの製品を買いません。
 また、アパホテルにも泊まりません。
 声を上げなければ、何も変わらない。

(250)「日本会議の研究の販売差し止めに抗議 書籍出版協会など 
     1月27日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1W4RSRK1WUCVL01S.html











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずは 疑え! (3)

2017-01-25 09:23:24 | ②一市民運動
(241)「首相、防衛力強化に言及 『日米同盟で役割拡大』 参院本会議 
      1月26日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12765463.html

安倍政権になってからというもの、防衛費はうなぎのぼりだ。
 今日の食事もままならない人が多い現状に目を背け、
 どうやって防衛費を捻出するつもりなのか。
 未来の子どもたちのクレジットカードを、これ以上、使うな!
 地球儀を俯瞰する外交よりも、国民の切実な声に耳を傾けろ!
 実際の地球ではなく「地球儀」、しかも実際に見るのではなく「俯瞰」するだけでは、
 民衆の生活は全く見えてきませんよ。
 まあ、地球儀と遊ぶよりはましだが……。
 
(242)「南スーダンに『深刻な懸念』 1月25日 共同通信」

https://this.kiji.is/196397622569321974

(243)「陸自PKO、医療に不安 南スーダン派遣、専門家『不十分』 
     1月25日 朝日新聞」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12763566.html

●南スーダンはますます危険度を増している。
 これまでにない「駆けつけ警護」という任務まで課しているにもかかわらず、
 南スーダン派遣部隊の医官の数を減らしているという。

 2004年から約2年半取り組んだイラク人道復興支援活動では、派遣部隊
 約550人には医官9人を含む約40人の衛生兵 。

 2016年11月から12月に南スーダンに派遣された陸自
 約350人には医官4人を含む約10人の衛生隊員 。

 この数は、他国軍の医療水準からもずれているという。
 複数の負傷者が出たら、お手上げ状態なのだ。
 安倍氏は、自衛隊員の命をどう考えているのか!
 現地での取材が許可されていないので、状況が分からない中でのご家族や親戚、
 友人、ご近所の方々のご心配はいかばかりだろう。
 直ちに撤収すべきだ!
 
(244)「『テロ等準備罪』 名称変えても懸念は残る 1月24日 西日本新聞」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/303440

(245)「安倍首相は漢字読めない? 答弁で「云々」を「でんでん」 
     1月25日 日刊ゲンダイ」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198186

(245-2)「【字幕あり】安倍首相、民進党批判の最中に云々を"でんでん"と読み間違え
      YOU TUBE (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=i_4LyO2LON8&feature=youtu.be

(245-3) 「総統閣下は『訂正でんでん』を正当化するつもりです 
      YOU TUBE (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=96MoiTSKmAo
 
すごい!すご過ぎる! すごい才能です。是非、ご覧ください!









(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は 昔持っていた主権がない

2017-01-22 08:53:03 | ②一市民運動
トランプが大統領に決まって世界で一番早く、安倍氏が会いに行きました。
政権もメディアもそれを大いに讃えていたけれど、私には、
人込みで幼い子の手が、急にお母さんの手から離れてしまったような、
そんな切実な不安感を抱えての渡米にしか見えなかった。

これまでのアメリカとの従属的な関係を考えても、
安倍氏の言う、「粘り強くTPPの必要性を説得していく」という言葉が、
何と虚しいことか!
日米安保を続けて行くにしろ行かないにしろ、今後の日本の在り方を
今こそ主体的に考えるべきではないのか!

(238)「『反トランプ』世界でデモ 就任翌日、米首都は女性大行進 1月22日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017012201000875.html

首都ワシントンで行われた「女性大行進」には約50万人が参加し、
 世界で計数百万人が抗議に加わったという。では日本では? 
 早々と「信頼できる人物だと確信した」、と国の長が太鼓判をおしては、何もできない?



(画像はお借りしました)

(239)「窪塚洋介、スコセッシが命をかけた『沈黙』初日に思いのたけを語る! 
     1月21日 シネマトゥデイ」

https://news.nifty.com/article/entame/movie/12121-N0089082/

窪塚さんのように、自分の思いを主張できる若者が増えていかないと、
 日本はどんどんダメな国になってしまいます。

(240)「オリバー・ストーン監督が明かした“衝撃情報 NEWS 23 TBS NEWSi 
    (動画あり)」

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2962642.html

是非、是非、ご覧ください。
 日本の現状は、今や外国のメディアや外国の人々からしか、窺い知ることができないのかも!

 上のインタビューで、「スノーデン」を監督したオリバー・ストーンが、
 スノーデンの言葉や自らの考えを語っている。
 とても衝撃的なので、一部を引用させて頂きます。

「CIAの局員だった彼は、2年間、日本に駐在して情報を集めていた。
 将来的に日本がアメリカの同盟国でなくなった時のために、スパイプログラムを
 ダム、駅、発電所、銀行などに組み込んでいた。
 いざとなれば機能停止に追い込めます。これは非常に恐ろしいことです

 監視の形態は、それは怪しいと思われる対象に絞って監視を行うことです。
 これはテロリズムに対する有効な手口だと、スノーデンはくり返し述べている。
 それに対して マス監視は、全ての国民が対象 です。全てです。
 全てを監視して、テロリストを見つけ出そうとする手段です。
 スノーデンは映画のように、テロに限らず全ての情報を標的にしていた。
 全ての情報を把握して、権力を得ようとしている。
 テロに限ったことではないのです。
 アメリカは全ての情報を把握することで、権力を得ようとしているのです。
 人々は分かっていないのです。
 テロを見つけるためと思い込んでいますが、違います。
 もっと危険なことになるでしょう。

 日本は東南アジアを侵略した歴史がある。
 残虐行為も行ってきた。
 若者はこういう事実を知らない。

 安倍氏がパールハーバーを慰霊した。
 多くの学者・文化人とともに、アメリカだけではなくアジアの国々に対して、
 慰霊するつもりはあるのかを問う公開質問状を送った。

 日米同盟について、日本はアメリカの要塞 になっていて、その半分は沖縄にある
 人々は不満を抱いているし、基地から何も恩恵もなく抗議している。
 辺野古は沖縄の中でも、最も美しいのに基地がある。

 日本はとてもいい役割を果たせるのに、
 安倍首相は真逆の方向に進んでいます。
 憲法9条をなくそうとしていたり、
 「共謀罪」を通そうとしたりしています。
  
 

 僕からすると、完全に間違った方向に、安倍首相は導こうとしている。

 アメリカが強力で難しいかもしれないが、日本は東南アジア最大の貿易国になるべきです。
 中国、台湾、インドネシア、ベトナムなど、これは大きな平和的な役割です。
 日本は自分の運命を変えるべきです。
 アメリカの同盟国として、核の傘の下でアメリカが中国に攻撃的になるよう、
 あおるようなものです。それは危険なことです。

 日本の問題――ただ一つだけ問題があります。
 日本は 昔持っていた主権がない
 アメリカの衛星国であり、人質なのです。
 これを言いたかった」         (引用ここまで)

※「共謀罪」を「テロ等準備罪」と名前を替えても、目的は同じです。
 国民からあらゆる情報を得て、監視・管理・締め付けを強化したいのです。
 私は「共謀罪」に反対します。

(240-2)「『トランプ大統領、悪くない』 オリバー・ストーン監督 
      1月24日 朝日新聞デジタル (動画あり)」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1K5V6BK1KUHMC001.html?_requesturl=articles%2FASK1K5V6BK1KUHMC001.html&rm=982

こちらのインタビューも、なかなか面白いです。
 トランプの出現を全て「悪」と見なすのではなく、発想を変える
 チャンスと捉えることも、と。
 物事を単純化すると、事実とは異なるものになるが、それが却って人を騙しやすくする。
 トランプが行う単純化は、全てマネーに基づいているから解かりやすい。
 だが、国の形そのものを自分の意のままに変えたいという人の単純化は、
 解かりにくく、気がつくと世界が変わっていた――ということにもなりかねないので、
 要注意です!
 
 (240-3)「総理『五輪開催できず…』 “共謀罪”不成立で 1月23日 テレ朝news」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000092727.html

開催できないのなら、開催しなけりゃいいではないですか!
 開いた口が、開きっぱなしです!

(240-4)「ドキュメンタリー オリバー·ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 01
      YOU TUBE (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=BdIRmOabrkg

オリバー・ストーン監督は自らを歴史家と呼んでいる。
 以前、NHKで放送された「ドキュメンタリー オリバー·ストーンが語る もうひとつの
 アメリカ史」は素晴らしかった。10回にわたって放送されたが、
 1回目の放送を見つけたのでリンクします。
 会長が替わって心機一転、こうした番組をNHKに期待します。






(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ずさん過ぎる! 日本原子力研究開発機構 (1)

2017-01-18 09:29:08 | ①核と人間は共存できない
日本の原子力事業は電力会社を除き、名前が煩雑だったり、また合併をくり返し
名前を替えたりして、国民には解かりにくくなっている。
まず、「東海臨界事故」を起したのは、JCOだ。
       ↓       
「【被曝】被曝者の治療が凄まじい!体の内部を破壊する放射能の恐ろしさ!!【原発】
 (動画あり 閲覧注意 上の2つの動画の音はしません。それ以外は聞こえます)
 2014年2月28日 NAVER まとめより」
                   ↓
https://matome.naver.jp/odai/2135044778008890201

JCOでは1999年度に、高速増殖炉の研究炉「常陽」で使用される核燃料の製造を請け負っていた。
1999年9月30日の事故当時、マニュアルにより、バケツでウラン化合物を扱うという
余りのずさんさに、国中が衝撃を受けた。
JCO
 ↓
http://www.jco.co.jp/

この「常陽」の核燃料を発注したのが、「動燃(動力炉・核燃料開発事業団)」である。
(ウィキペディアより)
                                ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E5%8A%9B%E7%82%89%E3%83%BB%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%9B%A3

動燃は、高速増殖炉・新型転換炉や核原料物質などの開発を行った機関。
原子力基本法に基づき1967年に発足した特殊法人で、
1998年に核燃料サイクル開発機構に改組。
核燃料サイクル開発機構は、2005年に日本原子力研究所と統合し、
独立行政法人日本原子力研究開発機構となる
        ↓
https://www.jaea.go.jp/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B  (ウィキペデディアより)

日本原子力研究開発機構には、高速増殖炉「もんじゅ」と「常陽」がある。
また「ふげん」の廃炉作業を行っている。
「もんじゅ」ほどではないが、「常陽」でも事故が起きている。

「もんじゅ」 (ウィキペディアより)
   ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85

「常陽」 (ウィキペディアより)
  ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E9%99%BD

「ふげん(新型転換炉)」(ウィキペディアより) 
   ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%92%E3%82%93

そして、「もんじゅ」が失敗したにも関わらず、安倍政権が継続しようとする「高速炉」を
担うのも、この「日本原子力研究開発機構」なのだ!
「JAEA(高速炉研究開発部門)」
         ↓
https://www.jaea.go.jp/04/fast_reactor/

(235)「放射性廃棄物の缶は腐食?プールに雑然 東海再処理施設 
   12月5日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJD45RHQJD4ULBJ005.html?ref=nmail

この記事を読んでから、すでに1ヵ月半が経ってしまった。
 あまりのずさんさに、どう書いていいのか、言葉を失うとはこのことだ。
 「東海再処理施設」は、原発の使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出す技術を
 得るために、約1900億円かけて建設された。
 1981年に本格運転を始め、原発約10基分にあたる1140トンの燃料を処理した。
 1997年に廃棄物のアスファルト固化施設で爆発事故が起き、2014年に廃止が
 決まった。運営するのは、高速増殖原型炉「もんじゅ」の運営主体である
 日本原子力研究開発機構だ。
 首都圏に近い場所で、こんなずさんな処理が行われている!
 是非、是非、この記事をお読みください。
 他人事ではなくなるはずです!

(235-2)「ガラス固化処理再開へ 原子力機構 1月20日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12755898.html

 日本原子力研究開発機構は19日、原子力規制委員会の会合で、
 東海再処理施設(茨城県)に残る極めて放射能の強い 
 高レベル放射性廃液をガラスで固める作業 を、今月末に再開する方針を示した。
 約400立方メートルの廃液を 12年半かけて固化 する。
 作業は昨年、9年ぶりに再開されたが、機器の不具合などで再び停止していた。

 廃液は、原発の使用済み燃料を再処理した際に出たもので、近づくと 20秒で死亡する
 毎時1500シーベルト ほどの線量がある。
 水素爆発の危険があるため、溶かしたガラスと混ぜて固める必要がある。
 ガラス固化施設は2007年に耐震工事のため運転を停止。
 昨年1月、9年ぶりに再開したがトラブルが続いて再停止した。 (引用ここまで)

 近づくと20秒で死亡する、毎時1500シーベルトの廃液が、
 こんな身近にあったとは!!!!!
 しかも固化するには、今後12年半もかかるとは!!!!!
 1997年には、固化施設で爆発があった!!!!!
 無責任にもほどがある!!!!!
 現在、茨城県、千葉県は、地震がひんぱんに起きているのだ。
 
 高レベル廃棄物でさえ放置したまま、再稼働など狂気の沙汰だ!!!!!
 核燃料サイクルの失敗を認めることのできない安倍政権は、いまだにフランスに
 寄生してでも高速炉の夢にしがみつこうとする、
 そしてそのために、多額の税金を使おうとする。まさに狂気の沙汰だ!!!!!
 もんじゅの管理のずさんさから、原子力規制委員会は、日本原子力研究開発機構以外で
 と勧告したのではなかったのか!
 たとえもんじゅの廃炉が決まっても、それに替わる高速炉の運営を日本原子力研究開発
 機構がするのでは、首のすげ替えにすぎない!
 いまこそ原発の再稼働を全て止めて、廃炉そして核のゴミに真剣に立ち向かう時だ!
 これこそが、未来への責任 ではないですか! 安倍内閣総理大臣殿!
  
(236)「(核リポート)原発事故のツケ、なぜ国民に 広がる批判 
   12月27日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJDQ5SFWJDQULFA02F.html

(237)「原子炉補助建屋にアームぐにゃり 高浜原発の屋根変形 
   1月21日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1P2PKZK1PPGJB002.html
                 ↓

(画像はお借りしました)       ※原発は常に危険といっしょです。



(画像はお借りしました)


※私はNHKの良質なドキュメンタリーを愛している。
 いつも録画して観ていたのだが、最近は録画するドキュメンタリーがなくなってしまった。
 (4回にわたって放送された「東京裁判」は、私には期待を裏切るものだった)
 世の中には受け継ぐべき、伝えるべき事柄がたくさんあるのに、
 なぜ放送しないのか!逃げてはいないだろうか?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎と苗木 (1)

2017-01-16 15:46:15 | ⑤エッセーと物語
田中慎弥著『田中慎弥の掌劇場 炎と苗木』を読む。
田中さんの作品、『宰相A』を読んでから、あまり話題に上ることが
なかったように感じていた。
『宰相A』は、素晴らしい作品だ。この小説を読んで、「この人は信頼できる」と思った。
と同時に、フィクションとはいえ、田中さんの身が気になった。
この程度のことは、小説として世界中で書かれていることだ。
日本でも少し前までは、当たり前のように書かれていた。
だが今は、こんなちっぽけなブログさえ、サーバー攻撃を受ける時代なのだ。

この本は毎日新聞に連載されていたのをまとめたもので、1篇が原稿用紙4枚分ほどの
物語でできている。たった3ページで、1話完結の物語を作りあげている。
最初は、物語が私の心を素通りしてしまうものもあったが、だんだんと引き込まれていった。
心に残った文章を、段落ごとに引用させて頂きます。

(1)庭の光
   きらきら光る田中さんの感性に驚いた。

「夏の庭に光が満ちている。光は時に、粒になって滴り、針になって突き刺さり、水になって
 溢(あふ)れ、そうかと思えば、時間となって滞り、低い庭木が地面に落す影にむしばまれ、
 悪い病気のように暑苦しく繁る葉の表面を磨き上げもしている。
 崩れた煉瓦の壁。水撒(ま)きに疲れた青いホース。五分前に庭を横切った猫。
 花が終った紫陽花。鳥のやってこない巣箱。全体に走っているひびそのものに
 支えられている植木鉢。落ちそうで落ちない蝶。赤い縫い目がほつれた野球のボール。
 毒を持たない蛇……」

(2)絆
   この刑罰は、他人事とは思えない。

「…この国に、不思議な刑罰があった。主に、国家、政府及び政治家、官憲を不当に
 批判、中傷、侮辱した者に科せられた。まず、他の犯罪者と同様に取り調べを受け、
 法廷に呼ばれ、判決が下される。
 すると当の犯罪者の片方の足首に鉄の輪が嵌(は)められる。
 輪の外側にはもう一つ、やや小ぶりな輪がくっついていて、そこから太い鎖が伸びている。
 輪だけでもそうとうな重さであるところへこの鎖だから、いかにも刑罰にふさわしいと
 言えようが、この刑の眼目は、重量にあるのではない。問題は、足首の輪があるのとは
 反対側の鎖の先にやはり同じような輪がついていて、最寄りの刑務所内に設けられた
 巨大な鉄の棒に通されているという点にある」

 つまり受刑者は、何をするにも、どこに行くにも、鎖から逃れられないのだ。
 そしてこの鎖は生涯外されることがない。自ら外そうものなら、直ちに処刑されてしまう。
 はたしてこれは、夢物語なのだろうか? 

(3)国益の作家
   「出版文化保護法」、危機感がびんびん伝わってくる。

「短軀(たんく)を敏捷(びんしょう)に弾ませて首相が現れ、マイクの前に立った。……
 この法律について次のようなことを言った。
 『……従いまして今後は、著しく国益に反すると判断した表現活動は
  制限されることになります。
  国益とはすなわち我が国そのものであり、国民そのものであり、
  また民主主義そのもののことであります。つまり、国益に反するとは、
  民主主義そのものを否定する、いわば国民の安全をおびやかすということであります。
  国民の生命、財産を守るためにこれらを取り締まるのは政府としてごく当然の対応です。
  無益で、異常で、暴力的で、非教育的で偏狭な表現を一掃し、
  本来我が国が持つ、有益で、正常で、平和的で、教育的で、バランスのとれた
  美点を取り戻します。そうです、我々は失われた我が国を、取り戻さなければならないので
  あります。ここで最も重要なのは有益かどうかという点であります。
  我が国経済は長いトンネルをいままさに脱し、輝かしい未来へ向かって
  ゆこうとしています。
  そんな時に国益に反する、つまりなんの利益を産まない表現活動は、
  国民生活と我が国経済を再び暗黒へと突き落すものでしかありません。
  国益を産まない表現は国家と国民の、つまりは民主主義の敵であります。
  国民がもう一度自信と誇りを取り戻し、我が国が世界のド真ん中で赫奕(かくやく)たる
  存在となるために、どうしてもこの法律を作らなければならなかったのであります……』」

 「出版文化保護法」が施行される前に、このような素晴らしい文学に出遇えて
  本当に良かった、と心底思いました。
 『炎と苗木』も、『宰相A』も、まさに今、読むべき本だと思います。 (2)につづ

※2015年5月28日と29日の私のブログに、『宰相A』について引用させて
 頂きましたので、再度、載せます。

「詳(つまび)らかに読んでいませんので・・・・・・追記2~4」
               ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/8e460eef38967d7c4872cac30d890307

「詳(つまび)らかに読んでいませんので・・・・・・追記5、6、7」
               ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/4a9d2c2272393eeaa0ab0ea2ef738052

『宰相A』新潮社
「おまえは日本人じゃない、旧日本人だ。そして我が国は今も世界中で戦争中なのだ!」
                  ↓
http://www.shinchosha.co.jp/book/304134/



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎と苗木 (2)

2017-01-16 15:45:43 | ⑤エッセーと物語
(4)自由の首輪
   どうやらかの国では、メディアに携わる人たちが犬の首輪をつけ始めたらしい。

「……出版社とか新聞とかテレビとかの業界で、これをつける人が多くなっているんですよ。
 つまりメディア、表現の分野の人たちですね。とにかく仕事がしやすくなったって、
 評判なんですよね。」……
「ちょっと待って、許可されてやるもんじゃないだろうに。どうにもよく分らないん
 だけれどね。首輪をすることで政治報道がしやすくなる、なんでそんなことに
 なってるわけ?どういうからくりがあるっていうの?」
「からくりなんかなんにもありませんよ。あるのはただ、忠誠です。」
「だから、何に対しての忠誠なわけ? いまの話だと、首輪をつけて政治家に忠誠を誓って
 るって聞えるんだけど。そんなことで自由な報道が出来るかね。」
「自由のための首輪ですよ。忠誠の証明である首輪をつけて、見返りとして自由な報道をさせて
 もらう。メディアと政治はこれで対等になるんです。」
「しかしそれだとね、首輪をつけて餌を貰(もら)ってることにならないかね。」
「そういう風にお考えになるのは全く田中さんの自由です。同時に首輪をつける
 自由というものもあると思うんですよ。むしろ、首輪なしで忠誠を示さずに
 自由な報道が出来ないっていう方が、メディアの怠慢です。
 作家でもつける方、いらっしゃいますよ。」

(5)体験
   フィクションとはいえ、読みながら鳥肌が立った。他人事ではない!

「夜分に恐れ入ります。田中慎弥先生でいらっしゃいますでしょうか?」
「そうですが、どちら様でしょうか。」
「御本人でいらっしゃいますね?」
「御用件は。この番号、どこからお聞きになりました?」……
「お作品の内容から推察しますと先生は、首相に対してかなり批判的でいらっしゃる、
 というよりは全面的にバカにしておられるのではないかと感じるのですが。」
「あれは小説です。私の個人的な政治思想を書いたわけじゃない。まだ何か?」
「小説であるかそうでないかはどうでもいいのです。先生が首相を貶(おとし)める
 お作品を発表なさった、その事実を確認しようとしたまでのことですよ。
 何か問題でも?」
「それはこっちが言いたいことだ。仮に首相を直接的に批判する文章を書いたとして、
 それのいったい何が問題なんです?」
「そう、その通りです。そこには特に問題はない。ただ、ああいったものを発表なさるからには
 それなりの覚悟はしておられるのでしょうね?
「覚悟? それは、小説を発表する時には誰にどう読まれてもという覚悟――」
「安っぽい理屈はどうでもいいのです。首相を批判することがどういうことか、失礼だが
 分かっておられませんね。議会制民主主義によって公正に選出された首相を批判するのは
 すなわち民主主義を真正面から批判するに等しい。しかも首相はいままさに、我が国を
 不況から救い出し、世界に平和を構築しようとする懸命な努力の途上にあります。
 それを批判する者がいるとすれば、我が国と世界中の人類を不幸と暴力によって威圧しようと
 するテロリストに他なりません。
 完全に民主的な首相が平和的に統治する国家においてそのような破壊者は、
 断固排除されるべきではありませんか?排除されるお覚悟を、
 当然お持ちでいらっしゃいますよね?」……

「とんでもない。ただ、先生が今後どのようなお作品を発表されるか、平和と民主主義を愛する
 国民として注視している、ということですよ。先生の作家人生が続く限り、どこまでも、
 ずっと、ずっと」

 これ以上は、怖ろしくて引用できませんでした。

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野蛮むき出しの時代

2017-01-14 12:00:01 | ②一市民運動
久しぶりに、日本人による筋の通ったスピーチを聴いた。
 絶望などしてはいられない! と思い、一番上に載せます。
 古賀さんが話したことは、日本人が忘れかけている、だが絶対に忘れてはいけないことだ!
 原点に返って、日本人一人一人が、今、何をすべきかを考える時だ。

 民進党は、ラストチャンスだということを忘れないで欲しい!
 「安保法反対」「原発反対」「カジノ反対」「共産党との共闘」
 これで一つになれないのなら、私は民進党を切ります!
 「連合」や「集団的自衛権の行使容認」「原発の再稼働賛成」「カジノ賛成」
 「共産党とは組みたくない」という党員を切るか?支持する国民を切るか?
 早く態度をはっきりさせてください!
 暴走を止めさせるには、選挙に勝つことしかないのですから!

※古賀さんのスピーチを是非、是非、ご覧ください!!!
       ↓
(230)「 2017.01.14「安倍政権 NO! +野党共闘★0114 大行進 in 渋谷」:〔出発集会〕
 古賀茂明さん(フォーラム4提唱者/元経済産業省官僚)【2/15】
 YOU TUBE (動画あり)

 https://www.youtube.com/watch?v=7zQGWsel3TQ

(230-2)「共産党大会に野党3幹部 1月15日 ロイター」

http://jp.reuters.com/article/idJP2017011501001391

(230-3)「巨(おお)いなる貌(かお)が空より現れて『ワタクシガセキニンヲトリマス』と言う
           二〇一二年六月八日、大飯(おおい)原発三、四号機の再起動決定」

●信頼していただけに、この時の野田さんの対応にはガッカリして、歌に詠んだほどです。
 私はあなたの意固地なところが嫌いではありません。
 でも、今回は封印してくださいね!
 国がこれ以上悪くなっても、あなたは何ら責任が取れないのですから。
 野党共闘の足をひっぱることのないよう、同じ県民としてお願いします。

(230-4)「民進 共産推薦せず 次期衆院選、連合に配慮 1月12日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/senkyo/articles/20170112/k00/00m/010/123000c

●これだよ!名前を変えたことで、期待した私がバカだった?

(230-5)「民進・野田幹事長、基本は民進党単独で政権目指すと強調 
      1月16日 FNNニュース」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170117-00000197-fnn-pol

●これだよ!Part2 「仮に政権を取る場合でも・・・」
 政権どころか、これでは選挙でボロ負けしますよ!
 あの方がほくそ笑んで、解散が早まるかも……?

(230-6)「恋ダンス【アメリカ大使館・領事館バージョン】 Tou Tube(動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=7xuXlpvWw1I

野田さん、これをご覧になって、少しは頭を柔軟に!
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する世界に、
 正攻法だけでは勝負になりませんよ!
 国民は精神的にも追いつめられているのですから、早く安心できる社会に戻してください!
 
(231)「特集ワイド  この国はどこへ行こうとしているのか2017 作家・高村薫さん
     1月13日 毎日新聞夕刊」

http://mainichi.jp/articles/20170113/dde/012/040/002000c?fm=mnm

※高村さんの絶望は、とても共感を覚えます。
 今はどんなに前向きな言葉を発しても、このままではいけないと鼓舞しても、
 虚しいだけです。世界全体が、一つの節目なのでしょうか。
 これまでの良識や、長年培ってきて歴史が、ことごとく覆(くつがえ)され
 ようとしています。
 こんな混沌とした時代に、国内外を問わず、野蛮むき出しの政治家が現われます。
 トランプのように分りやすい野蛮もあれば、野蛮を巧妙にカムフラージュする
 政治家もいます。
 政治家だけではなく、野蛮は世界中にはびこりつつあるようです。
 高村さんの言葉を引用させて頂きます。

 「本来、人間はよほど自分を律していなければ善良ではいられない。
  良識や思慮深さという『重し』がとれ、人は品が悪くなり、言いたい放題になり、
  他人に平気で迷惑をかけるようになる。
  今は人間が持っている野蛮なところが世界中でむき出しになってきています」
 (引用ここまで)
 
(232)「【社説】共謀罪 内心の自由を脅かす 1月14日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017011402000173.html

(232-2)「共謀罪」政府法案、通常国会に提出へ 過去3回はいずれも廃案に 
      1月7日 朝日新聞デジタル THE HUFFINGTON POST」

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/06/conspiracy-bill_n_14012992.html

過去3回とも廃案になり、小泉氏も下の画像のように述べている法案を、
 オリンピックのテロ対策になくてはならない、これがなくてはオリンピックが開催できない
 という理由で、安倍政権は国会に提出する。
 テロ関係は167件だが、トータルすると676の罪が対象になる。
 多分、このブログに投稿している私も、罪の対象になることだろう。
 そもそも、テロ対策に今の法律ではダメなのか?
 なぜ「共謀罪」が必要なのか?
          ↓

(画像はお借りしました)


 集団的自衛権行使容認の法案提出時には、次のように安倍氏は語っていた。

 「ホルムズ海峡が封鎖されると
  
石油が入って来なくなり、
  日本は存亡の危機に立たされる」

 オリンピック招致の時には、次のように語っていた。

 「東京招致は、この大震災の復興と関連づける  『 興五輪 』 になる」

 今となっては、「ホルムズ海峡の封鎖」も、「復興五輪」も、泡となって消えたようです。
 それでも集団的自衛権の行使を認めた「安保法」と、復興とはなんら関係のない、
 当初予算の6倍になる2兆円規模の、大東京オリンピックが残りました。

(232-3)「社説[『共謀罪』提出へ]危うい本質は変わらず 1月16日 
      沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79970

(232-4)「社説:『共謀罪』法案 立法の必要性はあるか 1月18日 秋田魁新報社」

http://www.sakigake.jp/news/article/20170118AK0012/

名前を変えたところで、数を絞り込んだところで、本質は変わらない!
 騙されるな!

(232-5)「『共謀罪』新設、2国だけ 外務省説明、条約締結に必要なはずが

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12755902.html

またもや詭弁!脅し!国民軽視!
 外務省のおえらい方がどれだけ頭がいいのかは存知ませんが、
 国民はあなた方が考えるほどアホではありません。
 むしろ政治家、官僚のお陰で、日に日に賢くなっています。念のため……。

(232-6)「テロ等準備罪 反対の人たちが国会前で集会 1月20日 NHK NEWS WEB」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170120/k10010846661000.html
                    ↓

(画像はお借りしました)

(233)「現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を 
 1月16日号 AERA dot.」

https://dot.asahi.com/aera/2017011100219.html

(234)「安倍首相にミサイル断る? 比大統領『発言』報道で波紋 
     1月16日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1J4CVKK1JUHBI00T.html?iref=comtop_8_02

真偽のほどは分らないが、「さもありなん」と思ってしまうところに、怖さが!






(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国が勝手に変えられてゆく!(1)

2017-01-11 09:03:42 | ②一市民運動
(225)「2019年元日から新元号 事前に発表、準備期間 政府検討、
     特例法の成立が前提 1月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12740883.html?ref=nmail_20170111mo

●天皇のビデオメッセージを受け、まだ何も議論されていないにもかかわらず
 陛下の退位は2018年大晦日、皇太子の即位は2019年1月1日、
 それまでに政令で元号を決める――安倍政権はこういう筋書きを立てているようだ。
 ただし、「皇室典範」を変えるのではなく、「特例法」のもとで。

 有識者会議では、「特例法」ということになったが、そもそも有識者会議のメンバーを
 安倍政権が決めた時点で、この結論は分かっていたはずだ。
 私は「特例法」には反対である。
 なぜ先送りせずに、「皇室典範」を変える手続きをしないのか!
 「皇室典範」の改正に取りかかると、「憲法改正」の手続きが遅れるとでも思っているのか。
 国会での議論もなく、国民の意見を無視して、自分たちの好きなように国を変えてゆく!

 皇太子はもうじき還暦を迎える。
 そのこともふまえて、国民的な議論をすべきだ。
 もし政権の独断で、こんなに簡単に「特例法」で決められてしまうと、
 将来、政権の独断で、また思わぬことが起きることにもなりかねない。
 天皇の負担を思って、早く退位をするために「特例法」を――というのは、
 天皇の意思に反している、と私は思う。
 天皇のメッセージを聞けば、天皇が恒久的な「皇室典範」の改正を望んでいることは、
 火を見るよりも明らかだ。

 新聞もテレビも、メディアは「特例法」を当たり前のように受け入れているようだ。
 何の疑問を呈することなく、いやむしろ「新しい元号」の決定を、国家的イベントとして
 楽しみ始めたように、私には感じられる。

 「天皇陛下のお体を考えれば、『特例法』が当たり前だ。
  『皇室典範』の改正などという、天皇陛下のお体を考えようともしない者は、非国民だ」

 こんな声が聞こえてきそうだ。
 オリンピック誘致の時に、「今は復興を優先すべきだ。オリンピックをしている
 場合ではない」と言いたくても言えない空気があった、あの時のように。

(225-2)「退位、衆参議長が与野党調整 会派の意見、個別聴取へ 
      1月17日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12750652.html?ref=nmail_20170117mo

「政局にはしない」、私には「話し合うつもりはない」という
  圧力としか思えない。

(225-3)「(インタビュー)退位のルール 元最高裁判事、東北大学名誉教授・藤田宙靖さん
      1月18日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12752244.html

今の進め方は、私も大いに違和感を覚えます。
 特に「静謐な中で」という圧力! 様々な意見を黙らせようとする意図が感じられます。
 大いに意見を出し合うことが、将来、禍根を残さないことに繋がるのでは?

(226)「沖縄、壊された希少種の宝庫 3万本伐採、大量の砂利搬入 国が建設、
     米軍ヘリパッド 1月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12742334.html

(227)「『共謀罪』絞り込み、焦点 676の罪対象、テロ関連は167件 
     通常国会で議論へ 1月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12740997.html

(228)「防衛省から資金、割れる大学 反対派『軍事に加担』 容認派『研究は正当』
     1月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12740993.html

(229)「二階氏、安倍首相の総裁3選支持 1月5日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12733468.html

オバマ大統領の最後の演説では、「もう 4年!」コールが湧き上がった。
 アメリカではどんなに惜しまれても、任期は2期と決まっている。
 だが日本では、まだ先の話だし、惜しまれてもいないのに、
 安倍氏の3期12年が、自民党内で勝手に決められそうだ。
 なぜ任期が2期に決まっているのかを考えて欲しい。
 長きにわたる政権運営は、独裁を招きかねないからではないのか!
 こんな大切なことでさえ、国民不在で勝手に決めてしまうのか!
 どこまで国を好き勝手に変えるつもりなのか!









(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治家の品格

2017-01-08 15:10:19 | ②一市民運動
安倍氏が伊勢神宮での年頭記者会見で、次のように述べていた。
「未来への責任を果たさなければならない」

私は目を疑った。
「【自分の未来】への責任を果たさなければならない」 ではないのか?
そしてそれは、憲法改正・北方領土返還などを意味するのではないのか?

国の借金や核のゴミが手に負えないほど増え続けても、見て見ぬふりをして放置し続ける。
そして目先の政策を重視し、軍事費や無駄な公共事業費を増やし続ける。
いまだに経済大国の夢が忘れられずに、借金大国に似つかわしくないほどの
多額の金を外国に大判振る舞いする。

未来への責任と言うなら、
「 核のゴミをどうするのか? 」「 多額の国の借金をどうするのか? 」
先送りせずに、今すぐ対処して欲しい。もう後がないのだから!
経済成長という夢ばかり追うのでなく、堅実に無駄な支出を減らしてゆくことが
先決なのではないのか!
身の丈にあった予算 でやりくりすることを覚えて欲しい。
国民は大変な思いをして、やりくりいるのだから。

(214)「世界の政府債務残高対GDP比 国別ランキング・推移 2016年10月5日 更新
    GLOBAL NOTE」

http://www.globalnote.jp/post-12146.html

●ギリシャを抜いて、ワースト1です!

(215)「権力者が地位を利用していじめをすると、全員が負ける」ストリープさん、
     トランプ氏を批判【全訳】 BUZZ FeeD (動画あり)」

https://www.buzzfeed.com/bfjapannews/meryl-streeps-speech?utm_term=.euMv70bNR#.ywVwm54Bp

(215-2)「トランプ氏『最も過大評価されている女優』 メリル・ストリープさんの
      批判スピーチにも反撃 1月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12740850.html

(215-3)「〈速報〉デ・ニーロがM・ストリープに手紙『よくぞ言った』 
      1月11日 日刊スポーツ」

http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01701110012.html

(216)「不戦を誇る国であれ 年のはじめに考える 1月1日 中日新聞 社説」

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017010102000093.html

(217)「黒柳さん『辺野古、住民意見尊重を』 9条『変えてはいけない』 
     1月3日 琉球新報」

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-421285.html

(218)「『共謀罪』対象 676の罪 政府方針 懲役・禁錮4年以上 1月8日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017010802000113.html

(219)「(2017私の想い:1)『脱原発は経済的』、実践する 
     鈴木悌介(鈴廣かまぼこ副社長) 1月5日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12733464.html?_requesturl=articles%2FDA3S12733464.html&rm=150

原発は時代遅れだ!

(220)輸出原発、揺れ小さめ想定 トルコに建設、コスト減狙いか 1月7日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010701001026.html?ref=rank

原発は時代遅れだ!

(221)「ニューヨーク市から80km圏内の原発が閉鎖、エネルギーの安定供給より安全性を優先
     1月10日 田中めぐみ」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakamegumi/20170110-00066439/

原発は時代遅れだ!

(222)「台湾、『脱原発』法案可決見通し 再生エネ拡大 1月10日 共同通信」

https://this.kiji.is/191564024337073653

原発は時代遅れだ!

(223)「野党4党、政策協議を開始 衆院選共闘『脱原発』が焦点 1月11日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017011102000135.html

原発は時代遅れだ!

 市民連合の提言、「安保法廃止」「脱原発」「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に
 従事する陸上自衛隊の撤退」「給付型奨学金の創設(自民党のようにお茶を濁す
 だけのものでなく)」
 この4つは絶対に譲れない!
 そして共産党との共闘も、絶対に譲れない!
 国の危機に、メンツばかり言う議員には、退場願いたい。
 
(224)「高齢者の定義『75歳以上』老年学会が提言 『俺らの年金はどうなる』と
     警戒する声も  1月6日 BLOGOS」

http://blogos.com/article/204738/

●消費税を5%から8%に上げる理由に、社会保障費の増大があったはずだ。
 では実際に、どれだけ社会保障費に回されたのだろうか?
 消費税を上げて、法人税を下げるための財源に使われたのでは、何のための増税か分らない!
 おまけに国民には何の説明もなく、勝手に年金の株への投資率を上げてしまった。
 
 今度の提言も、年金の支給年齢を引き上げるための口実、そして勤労年齢を引き上げるための
 口実としか、私には思えない。
 高齢者と見られたくない、若く見られたいという一部の人の気持ちを逆手に取った、
 悪徳詐欺だ!
 私は働いて税金も年金も払ってきた。体は年齢以上に、ガタがきている。
 お金のことだけではなく、高齢者として社会から守られたいとの思いは、
 間違っているのだろうか?66歳、私は正真正銘、高齢者です。









(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずは 疑え! (2)

2017-01-08 10:29:18 | ②一市民運動
「報道の日2016」では、「カンボジアPKO 文民警察官が見た地獄」を特集していた。

(1993年5月4日。タイ国境に近いカンボジア北西部アンピルで、
 UNTAC(国際連合カンボジア暫定統治機構)に文民として初めて参加していた
 日本人警察官5人が、ポル・ポト派とみられる武装ゲリラに襲撃された。
 岡山県警警視、高田晴行さん(当時警部補・33歳)が殺害され、4人が重軽傷を負った)

当時も海外派遣の条件として、
「 紛争当事国の停戦の合意成立などの 
  5原則が守られている
 」 があった。
1992年10月、派遣された文民警察官たちは、戦場の気配を肌で感じていた。
ここは反政府勢力の影響が強い地域で、爆発音は日常茶飯事だった。

1993年1月、アンピル近くの文民警察官宿泊施設が武装集団に襲撃される。
だが、たまたま全員が外出中で難を逃れた。
当時の河野洋平官房長官は、
「 今回の事件だけでは、 停戦合意がくずれたという認識はしていない 」

そもそも文民警察官は、現地警察への助言、指導や監視の目的のために派遣されたはずだ。
だが実際には、政党要人の警護、政党事務所の警戒、投票所の警戒などであった。
武器の携行が許されていないにもかかわらず、武装勢力の襲撃に備えた任務もまかされていた。

1993年5月4日、オランダ海兵隊の車を先頭に、文民警察官たちが車で移動していた。
その時にロケット砲を受け、日本の2台の車が取り残された。
そして30分間、雨あられのような襲撃を受けて、高田晴行さんが亡くなった。

当時の事を高田さんの上司は、
「地獄でした。カンボジアの和平のために来て、なんで部下を殺されないといけないんだ、
 という失望感だった」

高田さんのお母様は、
「人生狂ってしまいました。私のような苦労は、私だけでいい」

それでも日本政府は、「 停戦合意はくずれていない 」との見解を示した。

南スーダンは、カンボジアよりリスクが大きい。JICAはすでに退避している。
それでも安倍政権は、「 停戦合意はくずれていない 」 としている。 (引用ここまで)

外務省は、2016年7月から南スーダン全土に 「 退避勧告 」を出している。
態勢を縮小した日本大使館に残る職員は数人だけだ。
駆けつけ警護の対象となりうるNGOやJICA(国際協力機関)の日本人職員らは
国外退避したままだ。
また、現地での自衛隊員への取材は認められていないので、現状は闇のままだ。
南スーダンへの大規模な部隊派遣は今、途上国が中心だという。
(派遣することでお金が支給されるという、経済的な理由もあるようだ)

こんな状況下で、なぜ安倍政権は自衛隊を撤収させないのか!
撤収させないことが、国際貢献とでも、自分たちの手柄とでも思っているのか!
政治家や官僚たちの誤っ判断で、自衛隊員が犠牲になった時に、
安倍氏はどう責任を取るつもりなのか!
安倍氏は、「戦況が悪くなったら撤収させる」と言っているが、今現在、撤収できない政権に
戦況が悪くなったからと言って、撤収させられるわけがない!

以前、青森の高校の先生がインタビューに応じていた。
メモがないのでうろ覚えで申し訳ありませんが、
「青森には地場産業があまりないので、私のクラスには毎年、
 自衛隊に志願する高校生が何人かはいる。
 だが集団的自衛権の行使容認が決まった影響で、来年(今年のことです)は
 志願者がゼロです。今回、南スーダンに派遣されるのは、青森の部隊です。
 貧しい県がいつも割を食う(不利を受ける)のは、納得できない」 (引用ここまで)

原発といい、基地といい、つねに割を食う県があるということには、絶対に納得が行かない!
もう一つ気がかりなのは、万が一、自衛隊員に殉職者が出た場合に、
安倍氏が「テロは絶対に許さない」、とナショナリズムに訴える危険性があることです。
参考までに、2015年2月2日の私のブログ「今、日本で何が起きているのか」を
再度、載せます。
                    ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/aabe336a2a8e34276a09547ea0e35999

(210)「 少女像設置に過剰反応 安倍政権は「韓国外交」でも大失敗 
     1月8日 日刊ゲンダイ」

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-368417/

(211)「<南スーダンPKO>最後発100人 青森出発 12月15日 河北新報」

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161215_23013.html

(212)「PTSDのアフガン帰還兵、家族3人殺害し自殺 カナダ 1月5日 AFP=時事」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000003-jij_afp-int

(213)「【安倍政権NO!+野党共闘☆0114大行進in渋谷】安倍政権の暴走を許すな!
     野党は共闘!
     1/14(土)13:15~出発集会/代々木公園 14:00~大行進 #安倍政権NO」
                    ↓




(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずは 疑え! (1)

2017-01-06 09:10:25 | ②一市民運動
2017年1月5日の新聞に、二面にわたり「宝島社」の全面広告が載っていた。

忘却は、罪である。
1941年・12月8日 真珠湾
1945年・8月6日 広島

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000477.000005069.html
             ↓

(画像はお借りしました)

はたして若者のどれだけ多くが、12月8日と8月6日を知っているだろうか。
私は中学・高校と、学校で近代史を習わなかった。
縄文式土器と弥生式土器の違いばかりに時間をとられ、近代史に入る前にタイムアップだった。
殆どの日本人が、同じ経験をしたのではないだろうか。
今にして思えば、日本国中で極めて作為的に、このことが行われていたのではないだろうか。
その結果、忘却どころか 「 無知は、罪 」 である。

安倍政権は、教育に対して「中立」という言葉で圧力をかけ、自分たちに都合のよい
一つのベクトルを与えようとする。
だが、まずは歴史をきちんと知ることが先決だ。
その上で、生徒たち一人一人が自分で考え、自分で理解し、自分で判断すべきことだ。

2016年12月30日、TBS「報道の日2016」では、6時間にわたって
『世界を揺るがすテロ~激動のアメリカと日本』を特集していた。
1961年にケネディが大統領の就任してから現在までを扱っていた。

http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/mbs/556947/556947/ 
(goo テレビ番組より)

『テロ』というと、日本は関係ないよね、と思うかもしれない。
『テロ』と『事件』の違いを広辞苑で調べると、

テロ=テロリズム
①政治目的のために、暴力あるいはその脅威に訴える傾向。また、その行為。暴力主義。
②恐怖政治

事件
①事柄。事項。
②(意外な)できごと。もめごと。
③訴訟事件の略。裁判所に訴えられている事柄。

テロという言葉と事件という言葉では、これだけニュアンスが違う。
テロの代わりに事件という言葉を使うことで、恐怖が薄らいでしまう。
またテロを事件とすることで、その影響が社会的なものから個人的なものへと
狭められてしまう。
その結果、日本でどんなにテロが起きても、「日本でテロは起きていない」という
口実を作ってしまうし、
「日本は世界一安全な国」、と政権に利用されることにもなってしまう。

「地下鉄サリン事件」は、絶対にテロだ!「地下鉄サリンテロ」と呼ぶべきだと思う。
その他にも、テロと呼ぶべき事件が数多くある。
ウィキペディアによると、「Category:日本のテロ事件」
              ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

これだけのテロを事件と言い換えることで、テロそのものがうやむやにされてきたのではないだろうか。
テロという言葉は、プライバシーと同じくらい日本語化している。
政治家もメディアで働く人たちも、「事件」なのか、「テロ」なのか、
うやむやにせずに使い分けて報道して欲しい。

「報道の日2016」に戻ると、ハイジャック事件もバスジャック事件もテロであり、
テロは常に日本で起きていることになる。
そして欧米から見ると、 「 日本はテロの先進国 」 だそうだ。

「他人ごとじゃない!日本で起きた&日本人が起こしたテロ GLOBAL INNOVATION navi より」
           ↓
http://gipj.net/news/n151124/

(2)につづく









(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけましておめでとうございます

2017-01-02 09:08:03 | ⑤エッセーと物語
少年僧のごとき目をして走りくる箱根七区の服部弾馬(はずま)   
                     ※2014年箱根駅伝にて

この歌を作ってから3年が経ちました。
2017年箱根一区の服部くんは、おしゃれな髪型の青年になり、一位を守り抜きました。
何度聞いても「はっとりはずま」、この語感はすばらしいです。

あけましておめでとうございます。
ことしもどうぞよろしくお願いします。

私の好きな二つの曲をリンクさせて頂きます。
「玉ぬ命」、そしてこの「沖縄の自然」、何ものにもかえられません。

「うないぐみ+坂本龍一『弥勒世果報 (みるくゆがふ) - undercooled』 (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=JUDG_LSSyZ8

「古謝美佐子・城南海『童神(わらびがみ)』 (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=AEQQqKisj2s

年末年始のテレビ・ラジオ・新聞で、気になったことを書きます。
最近、パソコンをし過ぎると、すぐに眼が痛くなります。
知り合いに話したら、「だったらラジオを聞けば。今はテレビから締め出された人たちの多くが
ラジオに流れているから、テレビより面白いよ」とのこと。早速、ラジオを買いました。
いやあ、ラジオはテレビより自由にものが言えていいですね。
分野を問わず、みなさん生き生きと語っています。
昨日も寝る前まで、ベッドにラジオを持ち込んで、荻上チキさんの番組を聞いていました。
深夜放送も知らず、この歳までラジオと無縁に生きてきて、大いに損した気分です。

(1)12月31日のTBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」は、
   高橋源一郎さんをゲストに、「安倍総理の真珠湾演説はなぜヘンなのか?」でした。
   お二人に共通した感想は、「美辞麗句が多い」でした。
   もちろん、優秀なライターが付いているのでしょうが、「不戦の誓い」など
   国民が聞いて気持ちがいい言葉が散りばめられています。
   だが、要注意!
  「美辞麗句を使うことで 
   大事なものが削られる
」 納得です!

   政治家は極力、必要のない修飾語を省いてください。
   そして主語・述語を明らかにし、YESかNOかをはっきりと、
   誰にでも解かる簡潔な言葉で語ってください。
   まどろっこしい言葉や、美辞麗句で物事の本質を隠そうとするのは、
   国民に対して失礼ですし、無責任過ぎます!
   日頃から思っていることだが、政治家に「ございます」言葉は必要なのだろうか?
   丁寧な言葉よりも、丁寧な対応、それができないのなら普通の対応を心掛けて欲しい。
   今の政権は、対応がぞんざい過ぎます!   

「久米宏 ラジオなんですけど 土曜日 13:00 - 14:55」
            ↓
http://www.tbsradio.jp/kume954/

(1-2)「【圧力か?】「続けたかった」36年続いてきた吉田照美氏の冠帯番組が
      文化放送から消滅!
      2016年11月23日 健康になるためのブログ」

http://健康法.jp/archives/24381

1月7日の「報道特集」では、中国に香港の民主主義が脅かされている
 実態を特集していた。これは他人事ではない。
 日本でもじわりじわりと、政権によるメディアへの介入が行われているのだ。

(2)12月31日の新聞に、スターウォーズのオープニングのような文字の羅列の
   全面広告で載っていた。「これは何なのだ?」
   紅白歌合戦の 「THE YELLOW MONKEY 」をたまたま観て、理解した。
   私はこのグループを知らなかったが、初めて歌を聴き、感動した。
   特に次の歌詞が心に残った。

   「この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとする奴がいても」 (引用ここまで)

   これは私の解釈ですが、政権は国民に、自分たちの好物の真っ赤なジャムを塗りたくる。
   真っ赤なジャムは嫌なんだと、白い布を羽織っても、
   また真っ赤なジャムがにじんでくる。
   さらにもう一枚、さっきよりも厚手の布を羽織っても、また沁み出してくる。
   ジャムを取り除かない限り、嫌いな色に染められて、ジャムが内にも外にも沁み出して、
   息苦しくて、身動きできなくて、自分が自分でなくなって、
   叫びたくても声が出なくて……。
   そんな圧迫感、重圧感が伝わってきます。
   早速、「JAM」の入った 『地球バラード』 のCDを借りました。

   「外国で飛行機が墜ちました。
    ニュースキャスターは嬉しそうに『乗客に日本人はいませんでした』
    『いませんでした』 『いませんでした』」 (引用ここまで)

   日本では、政治に訴えるために多数の人を殺しても、「殺人」という。
   外国では「テロ」と呼ぶ。
   「日本は世界一安全な国です」 「日本でテロは起きていません」
   はたしてそうなのだろうか?
   欧米からは、「日本はテロの先進国」と呼ばれているそうです。

「THE YELLOW MONKEY 『JAM』 live 」
          ↓
https://www.youtube.com/watch?v=DE_MOj2I3-0


(新聞広告の画像をお借りしました)


(3)友だちが、『海賊とよばれた男』の映画を観て、すごく良かったと電話してきた。
   彼女は『永遠の〇」を観た時も、「良かったから、あなたも観たら」と勧めてきた。
   私は百田尚樹氏の作品がどんなに素晴らしくとも、「沖縄の新聞二紙をつぶせ!」と
   発言する人の作品は、これまでも、そしてこれからも、
   観たり読んだりするつもりはない。
   「映画を観て、日本人はあんなに頑張ってきた。日本人は素晴らしいということが
    改めて解かった」という友人に、
   「水をさすようだけれど、今のこの時期に、『日本人は素晴らしい』と強調するのは
    危ないと思う。ヒトラーの例もあるしね」と言った。
   彼女は、百田氏の沖縄の新聞への発言はもちろん、彼のことを知らない。
   新聞をたまに読み、テレビのニュース番組だけ観ていると、現在の日本で起きている
   事の情報が限られてしまうのかもしれないと思った。
   
「ウィキペディアより 百田尚樹(ひゃくたなおき)」
          ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E7%94%B0%E5%B0%9A%E6%A8%B9

※TBS「報道の日特集」は6時間半に及ぶ番組です。
 歴史をあまり知らない私には、とても勉強になります。
 残り1時間の録画を観終えてから、書きます。



(画像はお借りしました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする