今日のうた

思いつくままに書いています

今だからこそ 声を上げよう! (14)

2016-09-29 13:49:05 | ②一市民運動
(98)「新潟知事選は自主投票 民進党は“野党共闘”やる気あるのか 
     9月29日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190738/1

これだよ! 応援しようとすると、肩透かしを食わされる!
 本気で政権を取る気があるのか! 今の日本の危機をどう考えているのか!
 あの人の高笑いが聞こえてくるようだ。
 今こそ原発政策を変えるチャンスなのに!

(98-2)「4野党共闘ならず=民進自主投票、原発で溝-新潟知事選 
        9月29日 JIJI.COM」

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900699&g=pol

またもや連合が……。

(98-3)「衆院補選、野党一本化急ぐ=TPP対策『間違った試算』-蓮舫民進代表
       10月2日 事実通信」

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2016100200148/

時間がない! 蓮舫さん、頑張れ!
          
(99)「原子力政策のほころび次々 原発廃炉の国民負担議論スタート 
      9月28日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201609/CK2016092802000110.html

(100)「IS掃討作戦支援でイラクへ米兵600人増派 9月29日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160929/k00/00e/030/144000c

(101)「基地建設強行許さない 東京で2500人抗議 9月29日 琉球新報」

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-366095.html

(102)「復興にぼくらの声を 小中学生らサミット 9月13日 河北新報」

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160913_13062.html

(103)「南スーダン 『内戦に逆戻り』銃撃戦で死者272人に 7月10日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160711/k00/00m/030/161000c

●9月30日の国会中継を観ていた。
 7月に起きた南スーダンの首都ジュバでの銃撃戦が、 
 戦闘行為 に当たるかどうかを、
 民進党の後藤祐一議員が質問した。
 これに対して稲田防衛大臣は、次の定義を何度も何度も何度も繰り返すばかりだった。
 戦闘行為 とは、「国際的な武力紛争の一環として行われる
 人を殺傷し又は物を破壊する行為をいう。
 よってジュバで起きた銃撃戦はあくまでも 
 武力衝突であり 、戦闘行為には当たらない」、と。

 ジュバには陸上自衛隊・施設部隊が道路の整備にあたっている。
 7月にはその宿営地近くの銃撃戦で、PKOに参加している中国人が殺傷されたのだ。
 だが南スーダンで起きていることは、国際的な武力紛争ではなく、あくまでも内戦である。
 そのために、たとえ銃撃戦が起きて人が殺されても、 
 戦闘行為 には当たらない、というのだ。
 では、もし南スーダンで自衛隊員が殺傷されても、国際的な武力紛争ではなく内戦なので、
 戦闘行為 で死傷したことにはならないのか?
 政府が戦闘行為を定義した以上、それ以外は戦闘行為には当たらないと言うのか?
 こんな馬鹿な話があるか!
 自衛隊が派遣されるのは、戦闘行為が行われていない地域に限る――
 この前提がくつがえされかねないので、政府は絶対に 戦闘行為 という言葉を
 使いたくないのだろう。 

 これではもし仮に、将来、日本で戦争が起きても、その時の政権が定義する
 戦争に当てはまらなければ、それは戦争とは言えない、武力衝突に過ぎない――
 ということにだってなりかねない。

 自衛隊員の安全についても、
 安倍首相は「自衛隊に志願した以上、危険が伴うのは仕方がない」と言う。
 しかし、今の自衛隊員が入隊した時は、集団的自衛権の行使は認められては
 いなかったはずだ。
 これは契約違反にはならないのだろうか?
 周到な準備もないまま派遣される、自衛隊員の命をどう思っているのだろうか!

(104)「稲田防衛相、涙ぐむ場面も 攻める民進、首相が助け舟 9月30日 
     朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ9Z5KJDJ9ZUTFK00Q.html

(105)「『すべきでない』繰り返しても 稲田氏 核保有発言撤回せず 
     10月1日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100102000146.html

(106)「憲法97条で応酬 細野氏『なぜ削除』 首相『単なる整理』 
     10月1日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100102000147.html

自分に都合の悪いものを全て、整理しかねない。
 これを黙って見逃していたら、大変な世の中になる!!!!!

(107)「自衛隊員の皆さんへ呼び掛けます『君死にたまふことなかれ』|
     日本労働弁護団会長声明 9月19日 editor」

http://editor.fem.jp/blog/?p=852
               ↓




(画像はお借りしました)


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苦界(くがい)浄土

2016-09-28 11:21:09 | ③好きな歌と句と詩とことばと
「100分de名著」、石牟礼道子『苦海浄土』を100分観て、 どんな感想を書こうと、
「違う」気がしています。
石牟礼さんの言葉に何度も泣き、何度も胸をえぐられ、何度も心が浄化されました。
この本はたんなるルポルタージュではなく、人間とは、人間が生きるとは、
許しとは、などを 私たちに問いかける文学であり、哲学であり、人間の歴史であり
宗教のような気がします。
最後の回で、石牟礼さんは杉本栄子さんの言葉を紹介していますので、引用させて頂きます

「道子さん、私たちは許すことにした  全部許す 日本という国も許す  
 チッソという会社も許す いろいろ差別した人も許す  
 許さんば、きつうしてたまらん」

この言葉に、石牟礼さんはこうおっしゃいます。
「『みんなの代わりに私たちは病んでいる  それで許す』 そうおっしゃって   
 それで私たちは許されているんですよ  
 代わりに病んでいる人たちから 許されて生きている  罪なことですね」

そして耐えがたい苦しみを与えた水俣病を、
「のさり(海のめぐみ)」と表現するようになります。
「のさり」とは、天から授かるものという意味だそうです。  
うれしいことも 「のさり」  苦しいことも悲しいことも 「のさり」  
「それもまた のさりぞ」 「苦しみの中にこそ 探しているものがある」 
 (引用ここまで)

私は「許す、赦す」ということが出来ません。 今も憎しみを引きずって生きています。
いやむしろ、齢とともに増してゆくように感じます。
「許す」と「のさり」、私にはとても重い言葉です。

これは私感ですが、「100分で名著」を観はじめた時には、
伊集院光さんのデカイ声が、正直、耳障りでした。
でも伊集院さんが本気で本と向き合う姿を観ているうちに その声が心地よくなりました。
最高のナビゲーターだと思います。これからも応援しています。
最後に伊集院さんが言っていたように、この本を読むのはエネルギーが要ります。
私は結局、一年かかってしまいました。

2014年7月9日の私のブログ、「苦海浄土 わが水俣病」
         ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/a936dc6ec37143be023b5bc88a01aa88

※2018年2月10日、石牟礼道子さんがお亡くなりになりました。  
ご冥福をお祈りいたします。  (2018年2月10日 記)

①「石牟礼道子さん死去 水俣病を描いた小説『苦海浄土』 2月10日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/ASL283RBWL28TIPE007.html?ref=flashmail

①-2「押し出された者と交わった魂 石牟礼さん追悼・池澤夏樹    
   2月10日 朝日新聞デジタル(動画あり)」

https://digital.asahi.com/articles/ASL2B41DTL2BUCVL004.html?_requesturl=articles%2FASL2B41DTL2BUCVL004.html&rm=222

②「『日本の宝失った』皇后さま弔問、石牟礼道子さん送る会 4月15日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/ASL4D5KJZL4DTIPE02V.html

※テレビのニュースで「石牟礼道子さんを送る会」を放送していた。  
 緒方正人さんや若松英輔さんのお顔もあった。  
 生協の小冊子『生活と自治』4月号の辺見庸さんの「新・反時代のパンセ」に  
 石牟礼さんと美智子さんとのことが書かれていたので引用させて頂きます。  

「でもねぇ……」という石牟礼さんの言葉を、何度も思い出している。
「後ろ姿のまま、語調を変えるわけでもなく、ふいに皇后の話をしてくれた。  
 美智子さんが水俣問題につよい関心をいだいており、石牟礼さんからじかに  
 話を聞きたがっている、と。  
 そのあとは球磨焼酎ものせられた食卓で話した。  
 かのじょは目をほそめ羞じらうように笑い、つづけた。
 美智子さんは問題意識が深いし、きらう理由はなにもない。  
 むしろ、すきなかたですよ……といった前書きであった。  
 それから息を吸い、『でもねぇ……』とつないだ。  
 その『でもねぇ……』がいまでも忘れられない」 (引用ここまで)
(2018年4月16日 記)





コメント (2)
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今だからこそ 声を上げよう! (13)

2016-09-27 08:51:43 | ②一市民運動
この国は、どこへ向かおうとしているのだろう?
 そしてこの異常さに、なぜ国民の多くは気づかないのだろう!
 あの政治家は嫌いだとか、あの政党はどうもとか、今はそんなことを
 言っている場合ではない!
 そして民進党は、自分たちの保身やプライドなどよりも、今、自分たちが国民のために何を
 すべきかを、謙虚に真摯に考えて欲しいです。
 狷介固陋(けんかいころう=人に対して疑い深く、人の意見を聞かず、
 人と妥協しないこと)な政党は、要らないです!

 安倍首相の所信表明演説は、いつもながらにうんざりだ。
 日本は世界一の高齢化社会を迎え、人口がどんどん減ってゆき、一人勝ちした時代は
 とうに終わったのに、世界でもまれな災害大国に暮らしているのに、
 いまだに世界一・世界一と固執して、紋切り型の演説に終始する。

 誰もが飢えることなく暮らせる社会
 教育を受けたい人が受けられる社会
 働きたい人が働ける社会
 真面目に働けば、普通の暮らしができる社会
 一日の大半を仕事に費やさなくてもいい社会
 働きづめではなく、自分のために、家族のために、友人のために時間が使える社会
 戦争の心配をせずに、日々暮らせる社会
 世界一のオリンピックよりも、世界一の「未来」よりも、
 このようなささやかな生活が保障されることを、国民は願っているのです!

 世界を飛び回るばかりでなく、人々の現在の生活を直視して
 何が足りないのか、それを少しでも良くするためにはどうすればいいのか、
 一人になって熟慮してください!
 わが家の生活は現に、ますます逼迫(ひっぱく)しています。
 これは、日本の家庭の大半が感じていることだと思います。
 そして、国の財政が今のままでは、若者たちが自分の未来を描くことが出来ません。
 世界一を目指すよりも、まずはこれ以上、国民に不安を与えないよう、
 足もとに即した政治を行って欲しいです!
   
(91)「国会に【北朝鮮を見た】安倍演説、自民議員が起立し拍手!安倍の呼び掛け、
     自画自賛!小沢代表…北朝鮮のようなだ、異様な光景!
     9月27日 みんなが知るべき情報/今日の物語」

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/1b71a7441d991b87cbe51ba89967ad37
               ↓


(写真はお借りしました)


(92)「安倍首相が演説中拍手促す、野党側『何やってんだ』 9月26日 日刊スポーツ」

http://www.nikkansports.com/general/news/1716013.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=20160926-00000173-nksports-soci

拍手は偶発的なものではなく、安倍首相の原稿に次のように書かれています。
 【拍手】 【力強く】 【間をとる】 【水をのむ】 ……
 誰が原稿を書いているのだろう? 

(93)「自民、演説中に立ち上がり拍手=野党『異様な光景』と批判―所信表明 
     9月26日 時事通信」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000101-jij-pol

(94)「首相の呼びかけで自民議員が起立・拍手 衆院議長は注意 9月26日 
     朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ9V5K7MJ9VUTFK012.html

(95)「まるで北朝鮮 安倍首相所信表明に自民“総立ち拍手”の異様
     9月27日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190580/1

●不謹慎かもしれないが、万が一、自衛隊員が海外で殉職するようなことがあったら、
 この人は国民に対してどのような反応を見せるのか?  想像するだけで怖い。

(96)「天皇の生前退位 『特措法』は違憲の可能性 9月27日 AERA」

https://news.nifty.com/article/magazine/12106-20160927-2016092600168/1

●「特措法」のような姑息なやり方ではなく、女帝をふくむ徹底した議論をして
 皇室典範の改正にまで踏み込むべきだと思う。

(97)「【声明】「原発コスト安」は嘘だった-国民への8.3兆円負担転嫁ではなく
     政策転換を9月21日 【パワーシフト】デンキを選べば社会が変わる! 」
     
http://power-shift.org/info/160921/
               ↓

(画像はお借りしました)

(97-2)「オフィスや店舗をパワーシフト!パワーシフトな企業紹介」

http://power-shift.org/people/

自然エネルギーに切り替える企業も増えています!
(2016年12月7日 記)


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今だからこそ 声を上げよう! (12)

2016-09-24 09:32:42 | ②一市民運動
※お昼のワイドショーを観ると、どのチャンネルも豊洲問題一色である。
 これは都知事選の時も、舛添問題の時も、何度も何度も繰り返されてきたことだ。
 参院選は、都知事選報道に埋没してしまった感さえある。
 「甘利問題」はなぜ、さほど追求も報道もされなかったのか?
 豊洲問題は国民の食の安全に係わることで、大切なことは確かだ。
 だが(語弊があるかもしれないが)、あくまでも「豊洲問題」、「舛添問題」、
 「都知事選」は、東京都の問題である。
 こうした報道の裏で、今、国民にとって大切なことが隠されてしまっては
 いないだろうか?

 たとえば、「もんじゅの廃炉」や「福島第一原発を含む全原発の廃炉費用の新たな国民負担」
 などは、私たちの生活に密接に関わる問題のはずだ。
 こうしたことが充分に報道されているだろうか?

 どうも、誰もが認める身近な敵(?)を追い詰めていくことで、一定の視聴率を上げることが
 できる、とテレビ局は思っているのではないだろうか?
 それとも、お昼のワイドショーを観るような主婦たちには、原発のことなど解からないと
 高をくくっているのだろうか?
 これは一番あり得ることだと思うが、原発問題を取り上げることで、政権やスポンサーから
 批判されることを怖れているのではないだろうか?
 
 メディアで働く人といえども、生活がかかっているのは分りますが、
 あまりにもひどいのではないかと、私は考えます。

 今の日本をおおってる空気が、太平洋戦争前のそれに似ていると、
 多くの人たちが訴えています。
 加藤周一著『羊の歌ーわが回想ー』の中に、当時の空気について書いているので
 引用させて頂きます。
 
 「しかし駒場の学生と東京の文士論客との間には、決定的なちがいもなかったわけではない。
  私たちは文筆を業とはしていなかった。ものを書くことによって妻子を養う必要はなく、
  むしろ逆に親から養われて、生活とは別に、学問や文芸を考え、みずから好むところへ
  赴くのに、何の障害も感じていなかった。
  学問や文芸や思想の商品化が何を意味するのかを、私たちは、自分自身の経験としては、
  全く知らなかった。文章の商品化、商業的な新聞や雑誌を通じての大衆との接触、
  従って政治権力の介入、同時に新聞雑誌の自己検閲とそれに伴う大衆の嗜好の変化、
  その大衆の変化への新聞雑誌の側からの適応、その全体を包む時代の流行に従わないことに
  よって文筆業者が感じるであろう生活上の脅威、またそれに従うことによって感じるだろう
  自己の立場の正当化の必要……そういうことのすべてを私たちは知らなかったから、
  私たちには、時代と共に流されてゆく文士論客の節操の無さと、それを正当化しようとする
  彼らの理くつのつじつまの合わなさ加減だけが、めだってみえた。
  私たちは抽象的で無慈悲な批判者であった」

 1930年代の末に、学生たちは横光利一を招いて論争する。この論争は過激で読み応えが
 あります。そして、次の言葉が続きます。

 「――しかしその頃の私たちは、横光氏に対してよりも時代に対して、
  私たち自身をまもるために精いっぱいだった。無名の学生が、
  あれほど高名な「大家」に、何らかの痛手をあたえ得るだろうとは、
  想像もしていなかったのである。痛手をあたえることができたとすれば、
  それは相手が痛手をあたえる必要のない人間だったからであろう。……
  痛手をあたえる必要のある人間に痛手をあたえることは、私たちにはできなかった。

  横光利一氏は駒場に招かれた客であった。
  ヒトラー・ユーゲントの一隊は、招かれざる客であった。
  私たちはみずから招いた客と激論したが、招かれざる客には白眼を以て応じ、
  相手にもしなかった。
  彼らは制服を着て、隊伍を整え、足なみをそろえて、駒場の正面にやってきた。
  まだ童顔の少年たちで、少しかたくなり、人形のように無表情であった。
  たまたまその場に居合わせた数人の学生が、たち止まって、煙草をふかしながら
  彼らが通るのを見物した。ちょっと振り向いただけで、そのまま、
  すれちがいに門を出てゆくものもあった。
  私たちは彼らとの係わりを拒絶していた。
  そしてまだ、私たち自身の仲間が銃を握って本郷の大学の正門を出てゆく時がくるだろう
  ということを、予想してはいなかった。 (引用ここまで)

https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/41/5/4150960.html
          
(85)「『避難者は困窮している』 脱原発集会で訴え 9月23日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016092302000134.html
                    ↓

(画像はお借りしました)


(86)「『核燃料サイクル中止』言及 河野氏、国民負担増を懸念 9月23日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016092302000272.html

(87)「福島第一原発 汚染地下水が大雨で急増 流出防止作業、廃炉の足かせ 
     9月23日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016092302000135.html

(88)「高濃度セシウム 福島第1周辺のダム底に堆積 9月25日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160925/k00/00m/040/101000c

(89)「価格は米国内の3倍!オスプレイでボッタクられる安倍政権 
     9月21日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190279/1

(90)「最新鋭ステルス機F35、空自配備1号機を米で初公開 
     9月24日 朝日新聞デジタル (動画あり)」
     ※是非、ご覧ください! 新車発表会の上をゆく、まさに軍事ビジネスです!

http://www.asahi.com/articles/ASJ9S1QJ4J9SUHBI001.html

 1機180億円で42機お買い上げ  7560億円也     ああ!!!!!
  「豊洲問題」で、目くらましにあっている場合ではない!





(画像はお借りしました)


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今だからこそ 声を上げよう! (11)

2016-09-20 06:35:36 | ②一市民運動
(75)「安保関連法成立1年、国会前で反対デモ 9月19日 TBS News i 
   (動画あり)」

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2872629.html

(76)「安全保障関連法成立から1年 国会前で反対集会 9月19日 
     NHK NEWS WEB (動画あり)」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160919/k10010693521000.html

(77)「『戦争する国、反対』訴え続ける 安保法成立1年 国会前デモ 
     9月20日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016092002000116.html
                    ↓

(写真はお借りしました)

(78)「<安保法1年>隊員家族の不安『代弁』 9月20日 河北新報」

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160920_21022.html

(79)「食の安全より保身…石原元知事が『盛り土』ケチった事情 
      9月18日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190140

そういえばこの人は、「新銀行東京」でも多くの融資が不良債権化し、
 わずか3年で1016億円の累積赤字を出したのだった。
 前回のオリンピック招致に失敗した時の石原さんの次の言葉も、私は忘れてはいない。
 「やり方が分かったから、次回は絶対に大丈夫。今回は知らなかったから、敗れたのだ」
 「やり方」とは一体、なんだったのだろうか? 気になる。

(79-2)「豊洲は撤回必至 地下の『強アルカリ性』水は処理できない
       9月21日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190249/1

ヒ素とか、シアンとか、鉛とか、物騒な名前が次々と出てくる。
 いくら基準値以下の値でも、本来、絶対にあってはならないものだ。
 以前から疑問に思っていたのだが、前の所有者の東京ガスは、これだけ土壌汚染しておいて
 そのままの状態で売るーーということが許されたのだろうか?
 そもそも東京にある土地を、これだけ汚染していいものだろうか?
 自分が所有する土地なら、どんなに汚染しようとかまわないーー
 こんなことが許されたのだろうか?
 
(80)「原発電力の購入拒否でも 全原発の廃炉費用は国民負担 9月21日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201609/CK2016092102000113.html

(81)「もんじゅ 廃炉、年末に正式決定 閣僚会議、21日了承へ 9月21日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160921/k00/00m/040/142000c

 【もんじゅ廃炉】は当然のことだが、もし(80)の【全原発の廃炉費用は国民負担】とセットで
 出してきたとしたら、ふざけるのもいい加減にしろ!と言いたい。

(82)「もんじゅ廃炉へ 1兆円投入・20年間停止…責任総括を 9月22日 
     朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJ9P61R9J9PULBJ01F.html?_requesturl=articles%2FASJ9P61R9J9PULBJ01F.html&rm=152

1兆円もの無駄金を使い、これからも廃炉に多額のお金がかかるのに、
 【高速炉開発会議を新設して「核燃料サイクルを推進する」】
 ーーふざけるな!と声を大にして言いたい。
 その理由は?

(1)核燃料サイクルの破綻を認めたくない。
(2)核燃料サイクルの破綻を認めると、原発6千発分の約48トンのプルトニウムを
   減らしてゆくという口実がなくなり、国際的な批判を受けることになる。
(3)核燃料サイクルの破綻を認めると、エネルギー政策全体を見直さなければ
   ならなくなるので、それが面倒? 勇気がない? 力がない? 
   どこからか、かなり強い圧力がある?
(4)将来の核兵器製造のために、大量のプルトニウムを保管する口実が欲しい?
(5)これまであった予算を、少しでもぶんどる口実が欲しい?
(6)政治家、官僚の、研究者のメンツのため?
(7)高速炉は安全性に問題があり、また採算があわず、各国が撤退しているのに、
   国民をなめるな!と声を大にして言いたい。

※世界の高速炉開発の状況
 撤退――ドイツ(1991年)、英国(1994年)
 放射性廃棄物対策を中心に研究開発――アメリカ(基礎研究)、
      フランス(2030年代実証炉アストリッド臨界予定)――
      机上の計画で完成は見通せない。
      アストリッドの運転開始目標は2030年代だが、延期され、資金も大幅に上回る
      可能性もある。
      共同開発という名のもと、日本が多額の金を援助しても、
      高速炉計画の延命のための口実 だけに終わってしまうことも、
      十分考えられる。
      しかもアストリッドの前に作った高速増殖炉「スーパーフェニックス」は、
      ナトリウム漏れ事故などが相次ぎ、廃炉に追い込まれている。
      なぜ日本だけが、これまで高速増殖炉を廃炉に出来なかったのだ!
      
 開発中(プルトニウムの増殖は未実施)――ロシア(実証炉)、中国(実験炉)、
 インド(原型炉)

※開発は「実験炉」→「原型炉」→「実証炉」→「商用炉」と進む。
 【もんじゅ】はいまだに「原型炉」
 【もんじゅ】はプルトニウムを生み出すという高速増殖炉だが、
 それ以外は、プルトニウムを消費する高速炉。

●つまり先進国は撤退しているのに、高速炉にこだわり続けているのは、
 日本とフランスだけなのだ。
 
(83)「福島第一の地下水位、地表に到達 台風16号の大雨影響 9月21日 
     朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ9P0579J9NULBJ037.html

●これでも「 汚染水はアンダー・コントロール 」と言い続けますか!

(84)「【拡散希望】『安倍政権の暴走止めよう!9・26臨時国会開会日行動』
     26日(月)正午~13時 場所:衆議院第2議員会館前路上を中心に」
               ↓

(文と画像をお借りしました)


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今だからこそ 声を上げよう! (10)

2016-09-17 08:50:42 | ②一市民運動
(70)「“国民負担”8兆円超を検討 原発の廃炉・賠償で 9月16日 
     テレ朝news (動画あり)」 ※すでに削除されました!

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000083611.html

原発の廃炉費用が足りなくなり、
 政府は新たに国民に 8・3兆円の負担 を求めてゆくという。
 内訳は、福島第一原発の廃炉に4兆円、賠償に3兆円。
 今後、原発の廃炉費用が足りなくなるとして1・3兆円。
 ふざけるな!と言いたい。
 原発は安上がりと主張してきた電力会社や政治家や学者は、
 今こそきちんと国民に説明すべきだ。

 さらに法改正を行うことで、今後さらに費用が足りなくなれば
 上乗せできる仕組にするという。
 また足りなくなれば、 更なる国民負担 ・・・が永久に続く可能性は大だ!

 送電網の使用料金に上乗せする形で、すべての利用者から徴収するというなら、
 東電の送電網を全部売却して、廃炉・賠償費用にあてたらよいのでは!
 普通の会社なら、とうに倒産しているのだから。
 送電網システムを、時の政権に支配されない公の組織が管理・運営するようにしないと、
 いつまでもエネルギー政策を国民が選べない状態が続いていくだろう。

 国民の命を危険にさらしてまで、多額の負担を国民に強いてまで、
 原発を続ける意味を、私は全く見いだせない!

(71)「自民 茂木政調会長 もんじゅ廃炉にすべき 9月16日 NHK NEWS Web
     (動画あり)」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160916/k10010689281000.html

最近は記事になることが少なくなったが、
 【もんじゅ】は冷却材に水ではなくナトリウムを使っている。
 ナトリウムは水や空気と激しく反応し、爆発を起こすことがある。
 つまり、【もんじゅ】で火災が起きても、水を使うことが出来ないのだ。
 このことの詳しい解説を探していたら、下のブログが一番解かりやすかったので
 リンクします。
 ナトリウムだけではなく、活断層やプルトニウムなどの危険性も指摘されています。

(71-2)「高速増殖炉もんじゅ 廃炉しかない 停止命令で済まない数々の危険
       2013年5月16日 しんぶん赤旗」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-16/2013051603_01_1.html

(72)「翁長知事、辺野古敗訴に『あぜん』 上告の意向表明

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/62494

●お上に逆らえない構図
(1)国が必要性のない空港をたくさん作り、それによって乗客が少なく採算が合わないのが
   分かっていても飛ばさざるを得なかったJAL。経営破たんしてまで……。
(2)原発政策を推し進めるしかなかった電力会社
(3)経営的に成り立たないと分かっていても、赤字路線を増やしてゆく鉄道会社
(4)安全性に疑問を感じても、あの方には逆らえなかった都庁のおえらいさん
(5)政府からの圧力に屈して、部下に圧力をかけるメディアの管理職
(6)見せしめの左遷を目の当りにしたら、もう、長い物には巻かれるしか……裁判長殿
   (あくまでも私感です)

(72-2)「辺野古トンデモ判決の裏に裁判所の露骨人事!
       リベラルな裁判官を異動させ行政べったりの裁判官を抜擢 
        9月17日 LITERA」

http://lite-ra.com/2016/09/post-2567.html

(73)「新閣僚で資産トップ 稲田大臣「防衛関連株」を大量保有
     9月17日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190139

(74)「さようなら原発 さようなら戦争 9・22大集会
     日時 2016年9月22日(木、秋分の日)
     場所 代々木公園B地区・けやき並木(JR山手線「原宿駅」、
        東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」
        千代田線「代々木公園駅」、小田急線「代々木八幡駅」下車

     11:00 ブース開店(けやき並木)
     12:00 第1部 トーク&ライブ(野外ステージ)
     音楽:寿  報告:福島の現状と課題
     13:30 第2部 トーク(野外ステージ)
     呼びかけ人あいさつ:鎌田慧(ルポライター)、澤地久枝(作家)
     発言:アーサー・ビナード(詩人)、木内みどり(俳優)
     福島から 協力団体から
     15:00 デモ出発
     渋谷方面コース:代々木公園~渋谷駅~神宮通公園
     原宿・青山方面コース:代々木公園~原宿~表参道~(青山通り)~明治公園周辺」

http://sayonara-nukes.org/2016/07/%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E6%88%A6%E4%BA%89-%EF%BC%99%E3%83%BB%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%A4%A7%E9%9B%86%E4%BC%9A/ 
                    ↓


(画像と文をお借りしました)


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今だからこそ 声を上げよう! (9)

2016-09-14 10:14:34 | ②一市民運動
(61)「原発事故後に甲状腺がんと診断の子ども支援 基金設立 
     9月9日 NHK NEWS WEB(動画あり)」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678421000.html

(62)「Takae Okinawa Aug 23 2016 You Tube (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=hUI8haTSjBo&feature=youtu.be

(63)「<米軍ヘリパッド>沖縄防衛局、民間ヘリで資機材を搬入 
     9月10日 沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/61479

(64)「【報ステ】米軍ヘリパッド建設に自衛隊ヘリ投入 
     9月13日 報道ステーション(動画あり→しばらくすると出ます)」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000083411.html

こういうことに、自衛隊機の使用が認められているのだろうか?
 そもそもこんな危険な目に、自衛隊員をさらしてよいのだろうか?
 重機のようなものを運ぶようには、ヘリコプターは設計されていないのでは?
 落下した場合の危険性を考えているのだろうか?
 権力を持てば、どんなことでも許される。
 そして国民はそれを、ただただただただ黙認する。
 そしてそれを批判すれば、サイバー攻撃などの被害を連日、受ける……。

 目を背けないで、同じ国民ならこの現実を観てください。
 削除されることもあるので、是非、是非、是非、お早めにご覧ください!

(64-2)「沖縄ヘリパッド 自衛隊機が重機運搬 米軍訓練場建設で異例投入
       9月13日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016091302000257.html
                    ↓

(画像はお借りしました)

※これが異常に見えないのだろうか? まるでフィクションの世界だ!

(64-3)「沖縄・高江で起きていること  (2016/8/6 放送 『報道特集』)
       沖縄県北部にある東村高江で住民の抗議活動が続いている。
       米軍北部訓練場の一部返還に伴い、ヘリパッドが新たに
       建設されようとしているためだ。
       問題の背景に迫る。 (動画あり)」  ※必見です!  
       これでも傍観者でいられますか?

http://www.dailymotion.com/video/x4nivck_%E6%B2%96%E7%B8%84-%E9%AB%98%E6%B1%9F%E3%81%A7%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A820160806houdoutokusyu_news

(64-4)「<米軍ヘリパッド>沖縄県外の若者らが緊急行動 建設阻止へ
       環境団体とも連携 9月21日 沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63172

大きな <うねり> にして行こう!

(65)「『抗(あらが)うニュースキャスター 金平茂紀著』  
     ※私はAmazonに予約しましたが、入荷時期は今のところ未定です。
      今も出荷時期未定になっていますが、明日(9月23日)に届くことになりました」

http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0858.html
                    ↓



(66)「民進党代表選挙に対する見解 9月9日 市民連合」

http://shiminrengo.com/archives/1439

(67)「IOC総会で安倍総理が全世界に向けて語った4つの嘘 ~嘘のアスファルトで
     ぬかるみのような真実が舗装される
    (岩上安身のニュースのトリセツ「IWJウィークリー第16号」より)」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100898

豊洲問題だけではなく、今こそ、うやむやにしてきた
 問題を検証すべきなのでは!

(68)「豊洲新市場“盛り土案潰し” 真犯人は石原元都知事だった 
     9月15日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189920/1

そういえば、尖閣諸島国有化も、もとはと言えばこの人だった。
 更には先日のテレビで、田原総一朗氏が次のように語っていた。
 「もう時効だから言うけど、猪瀬さんを徳田虎雄氏の所に行くように
  勧めたのは石原さんだった。」

(68-2)「“盛り土”弁明が命取り 石原ファミリーが政界から消える日
       9月16日 日刊ゲンダイ DIGITAL」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190024/1

(69)「【拡散希望】『強行採決から1年!戦争法廃止!9.19国会正門前行動』
     9月19日(月・休)15時半~17時 国会正門前」
               ↓

(文と画像をお借りしました)


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上野千鶴子のサバイバル語録 (1)

2016-09-12 11:09:20 | ③好きな歌と句と詩とことばと
2016年1月に出版された『上野千鶴子のサバイバル語録』を読む。                ↓
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902548

私は上野さんとほぼ同じ時代を生きてきて、これまでずっと思ってきたこと、
そして今、思っていることを、代弁してくださっている箇所がいくつもありました。
新たに気づかされたところもあります。
その中の一部を引用させて頂き、自分なりの言葉を付けさせて頂きます。

(1)サヨナラを言うために書く
書くという行為は、いつでも、思想にかたちを与え、それにケリをつけるためにある。
人はいわばサヨナラを言うために、それについて書くのである。

(この言葉を見た時に震えがきました。まさに私の気持ちを言い当てていると
 思ったからです。  昨年から今年の初めにかけて、私はある時期の自分について、
 取り憑かれたように書きました。 それは、あの時の自分にケリを
 つけたかったのだと気づきました。  すっかり書いてしまったので、
 もう何も思い遺すことはありません。清々しい気分です)

(2)あたしのメシも心配してほしい
風邪をひいて寝ている妻の枕元で、「メシの心配はしなくていい。オレは外で
食ってくるから」と言った夫の話である。
「あたしのメシはどうなるのよ!」と寝ている妻は言いたいところだろう。    
こんな夫でも、妻から離婚されずにきたのが、これまでの日本の男だった。

(あの時のあなたへ。 お腹をすかした子供たちもいたのですよ)

(3)夫を人間として尊敬できるか
男として尊敬できなくてもOK、でも人間として尊敬できなければ、
それが関係の終わりです。ひとを見る目がなかったと己を呪い、すっぱり捨てましょう。

(4)不幸な母であることをやめる
不幸な母親は子供を不幸にします。どんなやり方であれ、まずあなたご自身が、    
不幸であることをやめること。

(5)愛よりも理解がほしかった
母親は娘に「おまえを愛してる」と言うが、それは娘には「不条理」と聞こえるーー    
お母さん、わたしはあなたから愛よりも理解がほしかったのよ。

(6)母娘対決のタイミングを逃すな
私は、18歳で家を出て、できるだけ親元に寄りつかなかったの。
私が43歳のときに 母は乳がんで亡くなった。介護もしたけど、
すでに母は弱者になっていたから 追い詰められない。対決の機会を逃しました。    
だから若い娘たちに言いたいのは、親とちゃんとした大人の関係を作るためには、    
母が強者のうちに対決しなさいということね。

(私が39歳になってすぐに、母が亡くなった。それまでもずっと病気だったので、  
 対決するなど思いも及ばなかった。だが、娘たちとは……まだ間に合う)

(7)追いつめられたとき、夫は助けてくれたか
人生でいちばんと言っていいほど大変な子育てのとき、相手が何の手助けもしてくれない
なんて、許せないじゃない。自分がいちばん追い詰められたときに関わってくれない    
男なんかとセックスできるかって話よ(笑)。

(8)時間を一緒につぶしてくれるのが家族
時間を一緒につぶしてくれるのに、いちばん安直な相手は家族である。    
子どもたちは、自分の人生の時間を、20年間ばかりわくわくどきどきさせてつぶしてくれた 相手だと思って、それ以上の期待をせずに感謝して送り出そう。

(遠く過ぎてしまってから、このことに気づきます。あんなにわくわくどきどき
 させてくれたことが、最高の親孝行です)

(9)親業の最終目標    
親業のゴールは、子どもからある日、「もうあなたは要らない」と言ってもらうこと。

(子どもから言われて、初めて自立できた気がします。ありがとう)


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上野千鶴子のサバイバル語録 (2)

2016-09-12 11:08:20 | ③好きな歌と句と詩とことばと
(10)親から子への最後の教え
親が子へ最後に教えられることは、自ら老いていく姿を見せてあげることです。

(それと、死んでゆく姿を見せてあげることだと、私は思っています)

(11)記憶はふたりのあいだにある
わたしを構成しているあなたとの記憶の部分が、あなたとの死とともにもぎとられていく。
わたしの一部分が、あなたの死とともに死ぬ。あなたはわたしの一部分をあなたの死と
ともに あちらがわに持っていってしまう。あなたが覚えているわたしが、
あなたとともに死んでしまう。

(12)要介護になって、過去から復讐される
第三者の目に入らない、こういう密室状況の介護のもとでは、介護虐待も起きる。    
とりわけ夫婦のあいだでは、「あのとき、あなたは……」と、過去のうらみつらみが    
フラッシュバックすることを覚悟しておいたほうがよい。    
トラウマの原因は主としてふたつ。ひとつは不倫だが、もうひとつは子育ての際の非協力。
本人は覚えていない、かっとしてふるった暴力などもトラウマになる。    
「そんな昔のことを……」と抗弁してもムダ。
そのとき、うらみや不満をのみこんだぶんだけ、受けたキズは癒されずに
生々しく何度でも 再生されるのがトラウマだと、知っておいたほうがよい。

(13)からは、逃げ出してもよい
若いひとたちに向けて話す機会を与えられたとき、わたしは最近、「明日の日本を担って  
いくのはあなたたちです」と言うのをやめました。    
日本が泥舟なら、さとい小動物がまっさきに舟から逃げ出すように、あなたたちも    
逃げたらよい。泥舟といっしょに沈没するのは船長だけでたくさん、
あなたたちに責任はない。    
国なんてその程度のもの。それより、世界中どこでもいいから、生き延びていってほしい。
どんなやりかたでもいいから、世界中のどこかで、元気でいてほしい……    
わたしに実の娘や息子がいたら、この地に踏みとどまってがんばれと言う代わりに、    
きっとそう言うことでしょう。

(私が考えていることを、そっくりそのまま書いてくださって、嬉しくて涙が出ました。  
 私には、日本がどんどん悪くなっていく気がします。このままいくと、どんなことでも  
 起こり得る気がします。それは自然災害だけでなく、国全体が危うい方に向かって
 いるのでは ないか、と思えるからです。
 危険を察したら、国を捨てて、親のことなど考えずに、まっさきに脱出して
 生きのびて欲しい。それまでに、どこに行っても生きられる知恵を養ってください)

(14)領土問題をおもちゃにするな
またまた、竹島や尖閣問題をめぐってキナ臭い動きがありますが、領土問題を”男の子”    
たちの危険なおもちゃにしないでほしいですね。

(全く同感です。危機を煽って煽って煽って、その先にあるものは……)

(15)抑圧され続けたら、慣れてしまう
マルクスの絶対的窮乏(きゅうぼう)化論がなぜ誤りかというと、被支配階級というのは、
抑圧し、抑圧し、抑圧し抜くと、反発して立ち上がるのではなく、抑圧に慣れるからです。

(永い時間をかけて、「物言わぬ日本人」がつくり上げられてきたように思います)


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武器を手に入れれば 使いたくなる ?

2016-09-07 08:30:02 | ②一市民運動
※2016年9月9日午前7時前後にファイア・ウォールが活発になり、
 「権限のないアクセスを遮断しました」が秒刻みに記録されていきました。
 私はどこにも所属せずに、一人で自分の思うことを書いています。
 それがそんなに脅威ですか?
 どなたにとっての脅威なのですか?
 私は、全く根拠のないことを書いているつもりはありません。
 ですが、私が書いたことが、ある方にとっては非常に都合の悪い真実であり、
 それを力によって止めさせようとしているーーと受け取ってよいのでしょうか?
 そして今朝、サーバー攻撃が激しくなったところをみると、
 それはこのページにあるのですね?
 こんなちっぽけなブログの存在も許されないほど、
 今の日本人の自由は危ういものになったのでしょうか?
(2016年9月9日7:35AM 記)

8月17日の「報道特集」では、ヨルダンで開催された「ウォーリア・コンペティション
(戦士競技会)」を特集していた。
これは、アラブ諸国やカザフスタン、中国などの国が参加して、
世界一の対テロ特殊部隊を競う大会である。
スポンサーは軍需産業で、アメリカの民間軍事会社の社員が教官になって、
本物の戦争さながらに技を競う。
たとえば、スナイパーとして長距離殺害記録を競ったりもする。

テロの脅威が増し、アメリカの軍需産業は特需で好景気に沸いているという。
2012年に58兆円だったものが、2016年には110兆円、
更に2020年には177兆円を見込んでいるという。
特殊部隊向けの国際展示会も開かれ、商談が行われていた。
たとえばアメリカは、中国や諸外国を中心に約5600億円の軍事資金を援助する。
ただしその使途は、米企業の武器や訓練に限定される。
つまり軍事資金を援助しても、アメリカに還元されるシステムなのだ。

アメリカのパビリオンは賑わっていた。
自分たちが提供する武器はGOOD GUYが、テロリストなどのBAD GUYを倒す
ために使うのだという、割り切ったゲーム感覚で、罪の意識は全く見られない。

次回は是非、日本の特殊部隊の参加を! と、呼びかけていたのが印象的だった。

日本は2014年に初めて、国際武器見本市(ユーロサトリ2014)に出展している。
このことは、2014年10月8日の私のブログ(ドキュメント"武器輸出" 
防衛装備移転の現場から)に書いてあります。
          ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/8750658de774d87a865e0dfc983bb188

テロの脅威を必要以上に煽っていけば、いずれ日本もこの大会に初参加するということも、
十分に考えられるのではないだろうか?

安倍政権になって日本の防衛費は、5年連続増加し、5兆円を超えている。
防衛費は防衛のためだけではない。もちろん、人を殺傷する武器も含まれる。
武器を手に入れれば使いたくなるのが、人間の本性なのではないか、と私は危惧します。

(59)「5兆円超要求 防衛費の歯止めどこへ 9月7日 東京新聞社説」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016090702000132.html

安倍政権になって、2013年から2017年まで、5年連続防衛費が増加している!
 2016年に初めて5兆円の大台に乗ったと思ったら、
 2017年の防衛予算は、過去最高の 5兆1685億円 とは!
 まさに天井知らずです!!!!! 
 更には、集団的自衛権の行使容認で、自衛隊が海外派兵されるようになると、
 どこまで増え続けるのか……考えるだけで、怖ろしい! 

(60)「(インタビュー)ゆらぐ文民統制 元防衛事務次官・守屋武昌さん 
     9月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12537247.html?_requesturl=articles%2FDA3S12537247.html&rm=150

元防衛事務次官の守屋武昌さんの上の警告は、
 国民一人一人が耳を傾けるべき、重大な事柄です。
 太平洋戦争の反省から生まれた 文民統制 がなし崩しにされて、
 歯止めがかからなくなる危険性があります。
 大量の武器、そして制服組の権限の拡大!
 日本がいつか来た道を行くようなことは、絶対にあってはならない!
 今の日本が、水面下で何が起きているかを知るためにも、
 是非、是非、上のインタビューをお読みください。

本日(9月10日)ですよ~! Don't miss it !!! 
          ↓

(画像はお借りしました)

追記1
本日(9月16日→正確には日付が変わって9月17日)0:00(AM)~1:00まで
再放送があります。
(2016年9月16日 記)


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NHKドキュメンタリー

2016-09-07 07:55:03 | ②一市民運動
(1)「赤宇木(あこうぎ)再放送が今日(9月7日 水)の 午後3時00分(120分)から     
BSプレミアムであります。 番組の内容を一部引用させて頂きます。     

福島県浪江町の小さな集落・赤宇木(あこうぎ)は、原発事故の後、毎日の新聞に     
最も放射線量が高い場所として掲載されるようになった。     
現在は「帰還困難区域」に指定され、土地が元に戻るのは100年以上先とも言われている。 その赤宇木で、村の歴史の掘り起こしが住民たちの手で始まっている。     
原発事故で断ち切られた赤宇木の歴史。明治・大正・昭和と激動の時代を生き、     
原発事故で大きな曲がり角に立つ村の姿を見つめる」

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3910/2578331/

※この帰還困難区域である小さな山あいの集落から、世界史の海に巻き込まれ、  
 時代に翻弄されながら生きぬいてきた先人たちの歴史が見えてくる。  
 原発事故で土地を奪われるということは、先人たちがつくり上げてきた赤宇木の歴史を  
 断ち切ることであり、全てを失うことである。  
 そして100年以上経っても、帰ることができないということなのだ。  
 こうした中で住民たちは、生きた証を子どもたちに遺すために、  
 赤宇木の歴史の編纂を思い立つ。  一つの家には一つの歴史がある。  
 避難した人たちを一人一人訪ねては、様々な記憶を記録していく。  
 赤宇木の歴史は、満州からの開拓農民に始まる。  
 国策としての満蒙開拓移民として数多くの日本人が満州にわたった。  
 当時の一部を、ウィキペディアから引用します。  

 「太平洋戦争末期の戦局の悪化により、開拓団からの招集も増えるようになり、   
  特に1945年7月の『根こそぎ動員』では、約4万7000人が招集された。   
  同年8月9日ソ連軍が満州に侵攻すると、関東軍は開拓移民を置き去りにして逃亡した。
  ソ連参戦時の『満蒙開拓団』在籍者は約27万人であり、そのうち
  『根こそぎ動員』者4万7000人を 除くと開拓団員の実数は22万3000人、
  その大半が老人、女性、子供であった」
 
 そうして、命からがら日本に帰還した満蒙開拓団の一部が、赤宇木に入植したのだ。  
 人々の中には、母と子が満州で自決した人もいた。家族の中に戦没者も19人いた。  
 そして、何もない山を夜中まで開拓し、山を切り開いて、先人たちは村を作り守ってきた。
 昭和42年に、国策として福島第一原子力発電所1号機の着工が決まる。  
 次の住民の言葉が重い。  
 「(満蒙開拓団も福島第一原発も)国策でやったことに対して、   
  結局はどちらも失敗したわけですよ。   
  犠牲者もいっぱいいるのに、誰も責任を取らないのはおかしいしね」  
 赤宇木の放射線量は今も学者や住民によって、空中・水中で測定されている。  
 そしてその影響も調査されている。

(こうした調査は、原発事故を起こした国の責任として、率先してすべきではないのか。  
 そしてその調査結果を、世界に伝える義務があるのではないのか。  
 先人たちの生きた証、郷土の歴史、伝統芸能、祭り、出稼ぎに行っても
 必ず帰って来られた場所、 住民同士のつながり、家族のつながり、田や畑、
 酪農の牛、果樹や花、そして先祖の墓……。  
 全てが国策という名のもとに奪われてしまったのだ)

(2)「ETV特集『武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~』
    2016年9月10日 土
     午後11時00分(60分) (予告編・動画あり)」

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259544/index.html



(画像はお借りしました)

※「武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」を観ました。  
 生きるとは、命とは、自然とは、生きるために何が必要か、そのために今、何をすべきか、
 人間の持つ力とは、先人の知恵とは、何が人々を戦いに駆り立てるのか……。  
 様々なことを考えました。  
 アフガニスタンの地に生きる中村さんの姿から、世界が見えてきました。  
 世界の矛盾も見えてきました。
 そして今、日本を含む大国が何をすべきか、 何をすべきでないのかが見えてきました。  
 干ばつで草一本生えていなかった地に用水路が引かれ、地がうるおい、人々がうるおい、
  生活がうるおい、心がうるおい、人と人との関係がうるおい、子供たちに遊びがもどり、
 働く力が湧いて来て、食うために戦場に行かなくていい生活になり、  
 自分たちの土地・自分たちの生活に誇りを取り戻す。  
 こんなドキュメンタリーを作り得るNHKを、誇りに思います。  
 この番組を、日本だけでなく、多くの国の人々に観て欲しいです。  
 そして将来の子どもたちにも、是非、観て欲しいです。  
 なにより、政治家は必ず観てください! 
 海外派兵を訴える前に、絶対に観てください!  
 再放送をお願いします。 (2016年9月12日 記)

追記1(削除されてしまいました)

追記2
12月4日に中村哲さんが銃撃されて、お亡くなりになりました。
抗生物質では飢えや渇きは治らない、という言葉が印象的でした。
ご冥福をお祈りいたします。 

①「アフガンで銃撃、中村哲医師が死亡 現地で人道支援 12月4日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/ASMD45HLBMD4UHBI02P.html

(2019年12月4日 記)
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今だからこそ 声を上げよう! (8)

2016-09-04 09:16:45 | ②一市民運動
(54)「『高江-森が泣いている』緊急上映、開始します。
     藤本幸久 影山あさ子 共同監督作品
     映画「高江ー森が泣いている」
     9月10日完成予定(60分予定)
     【公開予定】
     ◎大阪・シアターセブン 9/20(火)より
     ◎東京・ポレポレ東中野 10/15(土)より
     9月3日 森の映画社 ★ 札幌編集室」

http://america-banzai.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
          ↓


(画像と文をお借りしました)


(55)「9月のNHK-Eテレ「100分de名著」で石牟礼道子『苦海浄土』が名著として紹介!
     9月のNHK-Eテレ「100分de名著」で
     毎週月曜日午後10時25分から各回25分×4回の計100分、
     石牟礼道子『苦海浄土』が1ヶ月にわたって紹介されます!
     水曜日には2度の再放送もあり延300分!
     ※明日(9月5日)からの放送です!」

http://fujiwara-shoten.co.jp/main/news/archives/2016/08/9nhke100de.php
          ↓


(画像と文をお借りしました)

※私はあまり本を読んでこなかったので、「100分de名著」はとても役に立ちます。
 8月は萱野稔人(かやのとしひと)さんのカント著『永遠平和のために』でした。
 その中の気に入った言葉を引用させて頂きます。

「国家と国家の間にも平和に導く法律が必要である。
 更にすべての国がこの法律を守るよう 公平な道徳 が必要である。
 公平性の実現には時間がかかるが、 方向性 だけは明確にしよう。
 それには 公開性 を担保にしなければいけない」 (引用ここまで)

 ロシアのウクライナ問題やシリアへの軍事介入などを考えると、
 今、安倍政権のロシアへのアプローチが、はたして 公平な道徳 に
 基づいているのか、はなはだ疑問だ。
 世界からの批判を押し切ってまで、今、突き進むことが、
 はたして日本の進むべき 方向性 なのだろうか?

(56)「クローズアップ2016 日露首脳会談 北方領土、進展険しく 
      9月3日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160903/ddm/003/010/171000c


(57)「原発真横に避難経路…住民『真剣に考えているのか』
     9月4日 テレ朝 news(動画あり)」

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000082747.html 

住民の避難など、最初から本気で考えていないのだ。
 何でもおざなり、無責任、無関心、不真面目、目くらまし、想像力と思考力の欠如、 
 自分たちだけは、というエゴ・・・。
 雲って視界が悪いとヘリコプターが飛ばない? 波が高いと船が出せない?
 冗談じゃない、それを想定しての避難訓練ではないのか!
 こんないい加減な国に、原発を持つ資格はない! と私は考えます。

(58)「川内原発の即時停止応じず 九電、鹿児島知事の要請拒否 
      9月5日 東京新聞夕刊」 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016090502000241.html

住民がないがしろにされる国、ニッポン!

(58-2)「川内原発停止を再び要請 鹿児島県知事、九電社長と面会 
       9月7日 朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ970S86J96TIPE03C.html

川内原発が停止するまで、何度でも、何度でも、何度でも・・・
 「即時停止」を要請してください。
 国民が味方です!

川内原発の即時停止を九州電力に要請していた
 三反園訓(みたぞのさとし)鹿児島県知事が、2度の要請を九電が拒否したことで、
 事実上断念したという。
 私はあっけにとられてしまった。
 まさか1、2回の要請で、九電が即時停止に応じると本気で思ったわけではないだろう。
 九州電力や政権の大きな力に対するのであれば、それなりの覚悟があったのではないのか。
 それとも、選挙公約にした以上、2度の要請で十分と考えたのだろうか?
 2度でダメなら何十回、何百回と要請し続けて欲しかったです。
 この運動を通して、住民とともに 川内原発即時停止 の
 大きなうねりになることも出来るはずです。
 選挙のためだけの公約でないことを、知事自らが態度で示して欲しい、と私は考えます。
 (2016年9月11日 記)

(58-3)「鹿児島知事、川内停止要求トーンダウン 脱原発派は反発 
        11月29日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJCS7QCHJCSTIPE02R.html

三反園 訓(みたぞの さとし)氏が鹿児島県知事選に出馬する以前に、
 テレビでの発言を聞いて非常に気になったことがあった。
 「この人は本当に『脱原発』なのだろうか?」
 だが選挙公約では、はっきり『脱原発』を打ち出していたので注視することにした。
 三反園 訓さん、あなたは『脱原発』という立場を、選挙で利用しただけなのですか?
 本当に『脱原発』という立場を取っていたなら、こんなにも早く
 腰砕けになるはずがありません。
 ジャーナリストとして働いていたあなたが、このような形で鹿児島県民を裏切ることに、
 私は県民ではありませんが、非常に憤りを覚えます。
(2016年11月30日 記)

(583-4)「川内原発1号機が再稼働 三反園知事、事実上の容認 12月8日 
         朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJD45CHXJD4TIPE01R.html?iref=comtop_list_biz_n02

●12月8日の報道ステーションで、三反園知事への質疑の様子を報道していた。
 選挙公約では第三者機関「原子力問題検討委員会」に、反原発の立場の方も
 入れるという話だった。これに対して三反園氏は

 「記憶にございません。定かではない。公平公正な人とは言ったが・・・」
 そして極めつけは、 「時代は流れているんですよ!」

 鹿児島県知事選が行われたのは、2016年7月10日。
 たった5ヶ月という 時代 で、あなたの考えを覆すほどの事柄が起きたというのですか?

(583-5)【鹿児島県知事選】保守派と反原発派、異例の相乗りで三反園訓氏が初当選
        7月11日 THE PAGE」
        
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000002-wordleaf-pol&p=1

●「原発即時停止」を主張した反原発団体委員の平良行雄氏が、
 「川内原発を停止し、再調査、再検証を行うよう九電に申し入れる」
 「県庁内に『原子力問題検討委員会』を恒久的に設置する」などを三反園訓氏に提案して
 政策合意に至り 、平良氏は立候補を見送った――
 このいきさつを、たった5か月という 時代 で、お忘れでないですよね! 
(2016年12月9日 記) 


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めぐりあう日

2016-09-03 15:34:55 | ④映画、テレビ、ラジオ、動画
この夏、たった一つの予定が 「フランス映画 『めぐりあう日』 を観る」
だったので、8月31日になって慌てて岩波ホールに行きました。
公式サイトです。(予告編あり)
   ↓
http://crest-inter.co.jp/meguriauhi/

この映画は、「冬の小鳥」のウニー・ルコントが監督・脚本を担当している。
映画の原題は「あなたが狂おしいほどに愛されることを、私は願っている」。
(思潮社版、笹本孝訳は「わたしは、おまえが狂熱的に愛されることを、
 心の底から祈っている」)
英題は、「Looking for her」。
原題は、アンドレ・ブルトンの著書 『狂気の愛』 の終わりにある、
娘にあてた手紙から取ったのだという。
プログラムの中で、次のように書いている。

「私にとって特別なこの文章も突然に記憶から浮かび上がってきて、
 映画の題名として不可欠のものとなりました。
 すぐに、私は映画がこの手紙の一節で終わるだろうということも直感しました」

そして実際に映画の最後では、美しい映像とともに、この『狂気の愛』の一節が朗読される。
この映画にとって、原題がいかに大切なものであるかが、観終わってから分かる。
タイトルが長すぎるのなら、せめて英題と同じ「Looking for her」にして欲しかったです。
「めぐりあう日」では曖昧で、甘すぎて、映画にそぐわない気がしました。

映画では産みの親を知らずに育った女性が、実母を探すためにフランス北部の港町
ダンケルクに息子を連れて引っ越してくる。
だが「匿名出産」という壁に阻まれて、なかなか実母の居場所にたどり着けない。
映画は極力言葉を排し、安易な感情移入を排し、まるでドキュメンタリーのように進んでいく。

ダンケルクは第二次世界大戦でヒトラーに破壊された町で、戦後、町の復興のために
様々な人種が移り住むようになった移民の町である。
息子が転校した学校も、人種によるいじめが横行している。
そして彼も、容姿からアラブ系に見られていじめに遭う。
少しずつ事実が明らかになっていく過程で、主人公の母親はこの町に出稼ぎに来ていた
アラブ系の妻帯者と恋仲になり、彼女が生まれたことが分かる。
彼女はアラブ系の容姿をしていないが、その息子に受け継がれていたのだ。

私はこのことに衝撃を受けた。
主人公は、実の親の名前や住所どころか、国籍も人種すら知らずに生きてきたのだ。
自分のルーツを知らされないまま生きて来なければならなかった不確かさ、そして孤独。
更にはこの映画の監督であるウニー・ルコントは、9歳の時にフランス人の養女になり、
韓国という国を捨て、使い慣れた言葉を捨て、彼女の周りの人々とも離れ、
言葉が通じない、生活習慣が全く違う、知っている人が誰もいない国に来て、
養父母がいるとはいえ、9歳の女の子がたった一人で生きていかなければならなかったのだ。
(フランスに来るまでのことは、映画「冬の小鳥」に描かれています)

安易な同情、安易な共感、そして観客を誘導しようとする安易な作為、こうしたものを
一切排したこの映画に、観終わった後に微かな違和感を覚えた。
この違和感についてずっと考えていたのだが、今はそれが何となく分かる気がする。
それは、私自身がどんなに否定してこようとも、お膳立てされた感動、お膳立てされた結末、
お膳立てされた絆に、馴(な)らされてしまっていたのだ。
それで、観終わった後に、やや突き放されたように感じたのだと思う。

この映画は、一人の人間のいいようのない寂しさや苛酷さ、そしてその尊厳や美しさ、
更には心の底にある熱く強い思いを、静かに多弁に語っている。
フランス映画の奥行きの深さを感じさせる作品だ。

主人公のセリーヌ・サレットと、母親役のアンヌ・ブノアが素晴らしい。
主人公は理学療法士をしているが、偶然、何も知らずに実母に施術することになる。
その時のマッサージの手の動きが、言葉以上に多くを物語る。
あまりに気持ちが良さそうなので、私もマッサージを受けたくなったほどだ。



(画像はお借りしました)


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