2015年3月11日「報道ステーション」で、核のゴミの最終処分について特集していた。
世界で唯一の高レベル放射性廃棄物の最終処分場であるフィンランドのオンカロ。
地震や火山の心配がなく、地層の良さから最適地といわれてきた。
そのオンカロでさえ、地層に亀裂が入り、地下水に悩まされている。
岩塩の地層に処分したドイツでも、岩塩層に地下水が入り、想定外の汚染が始まっている。
フィンランドでは、核のゴミの最終処分場のめどが立たない内は、原発を作ることが出来ない。
原発事業者は、建設・運営・処分まで責任があるのだ。
インフラ工事が進むハンヒキヴィ原発建設予定地。
この新しい原発は核のゴミの行き先が決まらず、建設を断念する可能性がある
オンカロではトンネルを総延長70キロまで掘り進めるという。
使用済み核燃料を再処理せずに、そのまま容器に入れて420メートルほどの深さに埋める。
予定では2022年に埋設を始めて2120年代に完了するという。
その後、施設自体を埋め戻して閉鎖する。放射線量が安全なレベルに下がるには10万年かかる。
このオンカロでさえ、実際に核のゴミを埋める穴ではなく、地層が本当に大丈夫かを
調べるための試験的な穴を掘削している段階だという。
オンカロでも、今の処分技術では安全でないと自覚している。
オンカロでの処分が決まっているのは6基。
日本では50基以上の処分が未定だ。(引用ここまで)
こんな途方もない事業を、地震国、火山国、そして津波の心配がある日本で出来るのか。
日本は水源が豊富で、地下を掘れば水が出る。とても核のゴミを保管する条件を
満たしているとは言えないのではないだろうか。
番組の中で宮沢洋一経産大臣は、
【原発の再稼働と最終処分場の問題はリンクしない】と言った。
リンクしないとはどういう意味なのだろう???
電事連会長で、関電社長の八木誠氏は
【(それはそれとして)再稼働する】と言う。
リンクしないとか、再稼働するとか、無責任過ぎませんか?
さまざまな条件を考えれば、原発ほど割に合わないエネルギーは無いと思う。
それでも再稼働に拘るのは、プルトニウムの軍事転用をお考えだからではないですよね?
※録画を忘れたので、細部に間違いがあったらお許し下さい。
「TVでた蔵」を参考にさせて頂きました。
追記1
久しぶりに忌野清四郎さん(RCサクセション)の「カバーズ」を聴きながら書いています。
この方は先見の明があり、いち早く日本の・世界の危機を察知するカナリアのようだったと、
今更ながらに思います。
こちらから聴くことができます。
「RCサクセション サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER (You Tube)」
↓
https://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do
このCDは1988年8月6日に、当時の東芝EMIから発売予定でしたが、反核・原発撤廃を
歌っているということで、親会社の東芝から圧力がかかり発売禁止になりました。
その後、キティレコードから発売されています。
原発の事だけでなく、まるで「今の日本の現状」を歌っているように、
胸に迫るものがあります。
著作権の問題があるので、「サマータイム・ブルース」の最後の一節だけ。
電力は余ってる 要らねえ
もう要らねえ
電力は余ってる 要らねえ
欲しくない
原子力は要らねえ 危ねえ
欲しくない
要らねえ 要らねえ
電力は余ってるってよ
要らねえ 危ねえ
この歌が作られた当時の原子力発電所は、「37個も建っている」でした
(2015年3月13日 記)
追記2
日本人の学生が、福島の子どもを描いたアニメ「Abita(あびた)」が
国際賞を受賞しました。(下のYou Tube から観ることができます)
↓
https://www.youtube.com/watch?v=KOlE6JxQ4us
外国で認められても、日本では報道されません。
ブックマークに入れましたので、是非、ご覧ください。
(2015年3月14日 記)
追記3
NHKBSプレミアムで、忌野清四郎さんの番組が二夜連続で放送されます。
●5月2日(土)夜10:00~10:59
「名盤ドキュメント」RCサクセションが、1976年に発表したアルバム
「シングル・マン」を取り上げる。
●5月3日(日)夜10:00~10:59
卒業した都立日野高校を舞台にしたドラマで、リリー・フランキーさんが出演する。
忌野清四郎とリリー・フランキーは確かに似ている。
(2015年4月19日 記)
世界で唯一の高レベル放射性廃棄物の最終処分場であるフィンランドのオンカロ。
地震や火山の心配がなく、地層の良さから最適地といわれてきた。
そのオンカロでさえ、地層に亀裂が入り、地下水に悩まされている。
岩塩の地層に処分したドイツでも、岩塩層に地下水が入り、想定外の汚染が始まっている。
フィンランドでは、核のゴミの最終処分場のめどが立たない内は、原発を作ることが出来ない。
原発事業者は、建設・運営・処分まで責任があるのだ。
インフラ工事が進むハンヒキヴィ原発建設予定地。
この新しい原発は核のゴミの行き先が決まらず、建設を断念する可能性がある
オンカロではトンネルを総延長70キロまで掘り進めるという。
使用済み核燃料を再処理せずに、そのまま容器に入れて420メートルほどの深さに埋める。
予定では2022年に埋設を始めて2120年代に完了するという。
その後、施設自体を埋め戻して閉鎖する。放射線量が安全なレベルに下がるには10万年かかる。
このオンカロでさえ、実際に核のゴミを埋める穴ではなく、地層が本当に大丈夫かを
調べるための試験的な穴を掘削している段階だという。
オンカロでも、今の処分技術では安全でないと自覚している。
オンカロでの処分が決まっているのは6基。
日本では50基以上の処分が未定だ。(引用ここまで)
こんな途方もない事業を、地震国、火山国、そして津波の心配がある日本で出来るのか。
日本は水源が豊富で、地下を掘れば水が出る。とても核のゴミを保管する条件を
満たしているとは言えないのではないだろうか。
番組の中で宮沢洋一経産大臣は、
【原発の再稼働と最終処分場の問題はリンクしない】と言った。
リンクしないとはどういう意味なのだろう???
電事連会長で、関電社長の八木誠氏は
【(それはそれとして)再稼働する】と言う。
リンクしないとか、再稼働するとか、無責任過ぎませんか?
さまざまな条件を考えれば、原発ほど割に合わないエネルギーは無いと思う。
それでも再稼働に拘るのは、プルトニウムの軍事転用をお考えだからではないですよね?
※録画を忘れたので、細部に間違いがあったらお許し下さい。
「TVでた蔵」を参考にさせて頂きました。
追記1
久しぶりに忌野清四郎さん(RCサクセション)の「カバーズ」を聴きながら書いています。
この方は先見の明があり、いち早く日本の・世界の危機を察知するカナリアのようだったと、
今更ながらに思います。
こちらから聴くことができます。
「RCサクセション サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER (You Tube)」
↓
https://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do
このCDは1988年8月6日に、当時の東芝EMIから発売予定でしたが、反核・原発撤廃を
歌っているということで、親会社の東芝から圧力がかかり発売禁止になりました。
その後、キティレコードから発売されています。
原発の事だけでなく、まるで「今の日本の現状」を歌っているように、
胸に迫るものがあります。
著作権の問題があるので、「サマータイム・ブルース」の最後の一節だけ。
電力は余ってる 要らねえ
もう要らねえ
電力は余ってる 要らねえ
欲しくない
原子力は要らねえ 危ねえ
欲しくない
要らねえ 要らねえ
電力は余ってるってよ
要らねえ 危ねえ
この歌が作られた当時の原子力発電所は、「37個も建っている」でした
(2015年3月13日 記)
追記2
日本人の学生が、福島の子どもを描いたアニメ「Abita(あびた)」が
国際賞を受賞しました。(下のYou Tube から観ることができます)
↓
https://www.youtube.com/watch?v=KOlE6JxQ4us
外国で認められても、日本では報道されません。
ブックマークに入れましたので、是非、ご覧ください。
(2015年3月14日 記)
追記3
NHKBSプレミアムで、忌野清四郎さんの番組が二夜連続で放送されます。
●5月2日(土)夜10:00~10:59
「名盤ドキュメント」RCサクセションが、1976年に発表したアルバム
「シングル・マン」を取り上げる。
●5月3日(日)夜10:00~10:59
卒業した都立日野高校を舞台にしたドラマで、リリー・フランキーさんが出演する。
忌野清四郎とリリー・フランキーは確かに似ている。
(2015年4月19日 記)