担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

舌の根の乾かぬうちに。

2010-07-24 23:53:29 | Weblog
あんなにたくさん鳴いているニイニイゼミの死骸を全く見かけないと最近書いたが,今日,野暮用で大宮キャンパスに行ったら,一匹,死骸が落ちているのを見かけた。

これは僕の人生初かもしれない。

「噂をすれば影」という現象の実例の一つとして永く語り継ぐべき事象であろう。
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まとめてアップ。

2010-07-23 16:05:52 | Weblog
授業のホームページを一週間ぶりくらいに更新しました。


・数学I

宿題 No.13 の問題の微修正版と,No.13 の解答例を載せました。
これ以上更新する予定はありません。


・数学I演習

過去の期末試験問題を載せました。
解答はついていません。
あくまでも問題のレベルについて参考にするに留めて下さい。
過去問に取り組むより演習で扱った問題に取り組んで下さい。

演習問題 No.1, 2, 3, 4, 11, 14 の問題と,No.4, 14 の解答例を載せました。
No.1, 2, 3 については解答例を掲載する予定はありません。
No.11 の解答例はできれば載せたいと考えていますが,一部の問題の解答例までしか載せられないかもしれません。


・解析学I

できれば2008年度か2006年度の期末試験問題の略解と宿題 No.9 と No.10 の解答例を作成して載せたいところですが,7/25(日)の24時までを最終更新期限にする予定です。
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間違って覚えていたかもしれない。

2010-07-23 13:43:48 | どっちだっけ?
A. のべつまくなし
B. のべつくまなし

正しいのはどっち?
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高温注意報。

2010-07-21 23:41:59 | 爺ネタ
今日,我が家のある部屋の温度計は 37.1度を記録した。
いつもは猫が数匹落ちているその部屋なのだが,その時はさすがに一匹もいなかった。

プールに入れる夏休みの登校日が大人にもあったらいいのに,と思う今日この頃である。
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嬉しいような,嬉しくないような。

2010-07-21 23:20:41 | Weblog
先週末,かかりつけの医院で半年に一度くらいのペースで定期的に行っている血液検査をしてもらった。

十年ほど前に,止血が不完全な状態で採血した方の腕で重い荷物を持ち上げてしまったために出血したことがトラウマとなり,採血はかなり苦手である。

他にも,高校生のときに初献血で意識を失ったという苦い経験もあって,自分の血が採られるというのがどうも生理的に受け付けられないたちらしい。

最近,中性脂肪値が高く,高脂血症の疑いがあったため,医者から中性脂肪値を下げる薬の治験に協力して欲しいという要請を請けた。

聞くと,薬代はもちろんタダで,それどころかバイト代のようなものも支給されるとのことで,トラウマの採血検査が中心というデメリットを差し引いても魅力的であった。

その日の血液検査の結果,中性脂肪が高ければ翌日電話で連絡してもらうという段取りになった。

さて,僕は電話を楽しみに待つべきか,それとも電話が掛かってくるのを怖れるべきか,どちらだったのだろうか。

電話が掛かってこなければ中性脂肪値は高くなく,その点に関しては自分は健康だという証であるから,それはそれで喜ばしいことである。

一方,電話が掛かってきていざ治験への協力を承諾したとすれば,バイト代が入るし,薬の効果が出て中性脂肪値が下がるかもしれないわけで,血液検査をした頃は不健康だったとしても,健康な状態に戻る可能性もあるわけだから,これも大変魅力的である。
とにかくバイト代が魅力的であった。
まさに体は資本だなぁと感慨にふけったりもした。

ところが,結末はというと,まあ,今日まで何の音沙汰もない。

便りがないのは良い便りなわけだが,正直,がっかりした。

血液検査の前夜,日付が変わろうかという時間帯に,ふと思い立って年に数回頼むか頼まないかという宅配ピザをとったという,血液検査の前夜にあるまじきことをしたにもかかわらず,検査の結果が悪くなかったということは嬉しいことのはずなのだが。
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<読書感想文1003>蛍川・泥の川

2010-07-19 00:20:34 | 
宮本輝,蛍川・泥の河,新潮文庫


宮本輝氏の「蛍川」には,確か高校の国語の教科書だか,模試の問題だかで出会った記憶がある。
印象深いラストシーンが紹介されていた。

それで興味を覚えて高校生か浪人時代にたぶん蛍川と泥の河を両方とも読んだ。今回と全く同じ文庫を読んだのかもしれないが,どうだったかはもう記憶が定かでない。話の筋もおぼろげに覚えているような気もするが,あまりはっきり覚えている気もしなかった。

それにしても,比較的柔らかい筆致で字面を追う分には非常に読みやすい文体である。
けれども,情景に込められた感情や想いを読み取ろうと思うと,かなりの神経を集中して一語一語を丁寧に追わなければならない気になってしまう。

どうも,文庫の表紙や解説を読んでみると,人間の生きる悲哀が両作品の根底にあるテーマらしい。

確かに,楽しくてはしゃげるようなシーンであっても,どこかしら寂しげな描写が忍び込んできて,手放しにウキウキできないのである。

ところで,読みやすさの理由の一つに,作者がストーリーをしっかり,落ち着いて語ってくれることが挙げられよう。
今風に言うとなんとなく薄っぺらい感じがして恐縮だが,必要なときにきちんとフラグを立ててくれるので,読者は何かが起こりそうだぞという予感に襟を正して成り行きを見守ることができる。

最近は文章の論理を追うことばかりに専念しているので,文章で表現された情感を感じ取る力はずいぶん衰えてしまったかもしれない。いや,そもそもそのような力が十分に発達していたようには思えない。これが課題図書であって,感想文を書けという宿題があったらなかなか辛いものがあるかもしれない。
いや,それならそれでいろいろ思いつきで書いているうちに,読みが深まるものかもしれない。その感想文を読んだ人(まあ大抵は先生だけだろうが)から共感を受けたり,異論を唱えられたり,疑問点を指摘されたりすれば,そういった議論を通じてさらに理解が深まるかもしれない。

ストーリー展開の面白さ(「大どんでん返し」とか,読者を裏切る結末,とか)が売りの小説ではないので,ネタバレを気にする必要はあまりないのかもしれないが,そうは言ってもやはり話の筋や結末もこれらの作品においては非常に重要な地位を占めているので,内容に踏み込んだ感想文をここで述べるのは止そう。

あたりさわりのない感想をもう一つだけ述べておく。
それは方言の魅力である。

「蛍川」(蛍は本当は冠のところが『ツ』でなくて『火火』と火がふたつ並ぶかっこいい字体なのだが,変換しても出てこないし,無理すると文字化けするかもしれないから蛍で我慢する)を読むと富山弁が懐かしくなるちゃ。
なァん,富山弁は聞いたことすらないがに,この作品を読んどると,柔らかい響きのどこか懐かしい富山弁が耳に響いてくるような気がするがや。

「泥の河」の舞台は大阪やけど,登場人物の言葉はあまりきつうない関西弁で,そやけど土地柄のせいか登場人物のやりとりはやっぱり軽妙で,ときどき噴出してしまいそうになるような会話もでてきはんねや。関西弁というのも,いつまでも耳を傾けていたい,そないな気持ちにさせてくれるような,不思議と心地よい響きがあるもんやさかい,こっちの作品にもなんや感化されてしもてなあ,宮本輝氏の他の作品はよう読まんのやけど,いっちょこの夏を使(つこ)ていくつか読んでみよ思てんねん。どれもこれもぱっとせん暗めの哀しげな話みたいやねんけど,なあに,夏の明るい季節に読むくらいがちょうどええ。


それにしても,ワープロで方言を打っても変換が大変で全く作業がはかどらない。
手書きなら何の問題もないのだが,ワープロ書きの作家は一体どうやってその困難を乗り越えているのだろうか。
下世話な話ではあるが,かなり興味深いことである。

<追記:7/19>

「蛍川」は主人公が14歳で思春期まっさかりであるが,「泥の河」は主人公が8歳である。両作品とも,露骨ではないが,そこはかとなく官能的なシーンや表現があって,胸が妖しくときめくことが何度かあった。
主人公,あるいは作者の繊細な感性がふとした瞬間に胸に沸き起こった感情を率直に言葉で表現したらそうなった,という感じにもとれる。

あと,テーマは生きていく中での悲哀だけでなく,「怖れ」という感情もあるように思う。どちらの作品でも,主人公はそれぞれある事件に遭遇して怖くなるのである。彼らの感じる怖れは,親しい人のちょっとした行動がきっかけで沸き起こるのだが,人によっては気付かないかもしれない,あるいは感じすらしないであろう,彼らが繊細であるがゆえに気付いてしまうもののようだ。
けれども,そうした描写を読むと,僕なども同じ様な経験をした覚えがあるような気がしてしまう。
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鳴き声の元。

2010-07-18 23:57:04 | 爺ネタ
いまだ大雨の被害を受けている地方もあるなかで,関東は昨日梅雨明けが宣言された。

ここ数日青空が広がっていたので,そうではないかと思っていた。
例年海の日前後に梅雨明けだったなという記憶もよみがえっていた。

ちょうど都心でミンミンゼミが鳴くのを聞いた。

ミンミンゼミやアブラゼミに先行して,7月中旬には高いところからニイニイゼミの声が鳴り響く。

何故か僕はあの鳴き声はニイニイゼミだと強く確信しているのだが,それは一体どうしてなのか,我ながら理由がよくわからない。

思い返してみると,二十数年前の幼少期に三重の桑名に親戚が住んでいた時期があり,遊びに行った時にニイニイゼミを捕まえたことがあったような記憶がある。

今年はアリジゴクを生まれて初めて見つけたり,二十年ぶりくらいに蛍を鑑賞したりしているが,今回,とある大学のキャンパスで,やはりこちらも二十数年ぶりにニイニイゼミと対面した。

珍しくかなり低い位置から鳴き声が聞こえてきたので木の傍に寄ってみたところ,鳴き声がパタリと止んだ。すぐ近くにいるのは間違いない。
木肌に目を凝らすと,かなり溶け込んでいて見分けのつきにくい小ぶりのセミを発見した。それがニイニイゼミであった。

羽の透明なクマゼミやミンミンゼミ,ツクツクボウシとは違い,アブラゼミのように不透明な羽を持つニイニイゼミは,ミンミンゼミやアブラゼミに比べて一回り小さい。

本当に久しぶりに出会えた喜びで,つい捕まえてしまった。
羽をばたばたさせてジイジイと鳴いて暴れたので,下手に傷つけないように慎重に握りなおし,携帯で写真を撮った。

用が済んだので手を離すと,一目散にどこかへ飛んで行ってしまった。

あれほどいろんなところで鳴いているにもかかわらず,姿を見たことはまったくといっていいほどない。
死骸が地面に転がっていてもおかしくないのに,それすら見たことはないのが不思議でならない。

ようやく音源を突き止めた,という達成感が心地よかった。

あと,夏の終わりに鳴くものだとばかり思っているのに,今年も他のセミに先駆けてその声が聞こえてきてしまったヒグラシも,たぶん見たことがないので,ぜひ生きている姿をこの目で見たいものである。

他に僕の中でほぼ幻の昆虫と化しているのは,

・マツムシ
・ナナフシ
・キリギリス
・水生昆虫たち
・タマムシ

などである。

ナナフシは木の枝そっくりの変わった昆虫なので大好きなのだが,小学校低学年の頃,幼馴染の少年が田舎で捕まえたのを見せてもらってとてもうらやましかった。

少年時代には森や林のような木が多く生えているところに行くと決まって枝先にナナフシの姿を探るのが習慣になってしまっていた。

大人になってから,十年ほど前だろうか,長野県かどこかに旅行したとき,宿泊所の庭のテーブルの上に偶然ナナフシを見つけて大喜びした覚えがある。

キリギリスは出会った回数は比較的多いものの,鳴き声はしょっちゅう聞くのに姿はめったに見ないので,幻の昆虫リストにランクインしている。

キャンパスのあちこちでキリギリスの声を聞く季節になったので,西○でネギでも買ってキリギリス釣りでもやろうかと,結構本気で考えている。

生き物が多い季節は,楽しみが多い季節でもある。
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どきっとした。

2010-07-15 20:37:00 | mathematics
Mathematica® のONLINE INTEGRATOR を使おうとしてサイトに行ったら,デモ用の数式が入力欄に書かれていた。

sin2√x

・・・。え?

こ,これって積分できるの・・・?

計算させてみたところ,意外と簡単な答えが出てきた。

コンピュータが自動的に答えを計算してくれるのは便利だけど,「なんでそうなるのか」ということを考えるのは我々人間の仕事だから,それはおろそかにしないようにしたいものである。

ところで,みなさんはこの積分,どうやって求めればよいかわかるだろうか?
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貫く。

2010-07-14 23:18:51 | Weblog
最近,小(こ)忙しくてあんまり難しめの問題にじっくり取り組む機会がなかったが,ここ一週間ほど,久しぶりにちょっとした問題を考えていた。

※ 「小忙しい」は僕の造語(のはず)。

今日,少し時間ができたので腰を据えて集中的に考えてみることにしたところ,最初に考えていたのとは別のアプローチで解決を見た。

久々に「貫いた」という感じがした。

さて,レポートにまとめるか。

といってももう眠いので,明日にしよう。
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便利サイト。

2010-07-12 23:59:29 | mathematics
積分の計算があっているかどうかの検算についつい使ってしまうんだよね~。
http://integrals.wolfram.com/index.jsp
いや~,ホント便利~。

そういえば,Maxima による Taylor 展開なんかも授業で紹介すればよかったねぇ。
このブログの「情報系」のカテゴリーにいくつか過去の記事があるので,そちらをご覧下さい。
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