昨日,日本人のノーベル医学生理学賞受賞の報を聞いて感慨にふけっていたら,今日は物理学賞の受賞と聞いて心底驚いた。
素粒子に関する標準模型といわれる理論で,ニュートリノには質量がないとされていた定説を観測データによって覆したという,素粒子論のことはほとんど知らないものの,画期的な成果であったことくらいはなんとなく想像がつく。
権威のある説に合わせるのではなく,観測データを重んじ,それから導かれる驚くべき結論に素直にたどり着く,というのは科学者のあるべき姿であろうが,なかなかそう理想通りにはいかないものだろう。
国内,国外の研究者を問わず,ノーベル賞の受賞ニュースに接するたびに思うことであるが,受賞者からは人として,研究者としてどうあるべきかを一番教えられるような気がする。
素粒子に関する標準模型といわれる理論で,ニュートリノには質量がないとされていた定説を観測データによって覆したという,素粒子論のことはほとんど知らないものの,画期的な成果であったことくらいはなんとなく想像がつく。
権威のある説に合わせるのではなく,観測データを重んじ,それから導かれる驚くべき結論に素直にたどり着く,というのは科学者のあるべき姿であろうが,なかなかそう理想通りにはいかないものだろう。
国内,国外の研究者を問わず,ノーベル賞の受賞ニュースに接するたびに思うことであるが,受賞者からは人として,研究者としてどうあるべきかを一番教えられるような気がする。
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