担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

台風。

2015-05-12 23:56:14 | Weblog
一ヵ月前は雪が降る寒さだったのに,今日は台風6号の進攻に怯える一日だった。日中は室内が蒸し暑かったり,日が暮れてからはかなり涼しかったりと気温の変化が堪える日々が続いている。

講義の調子はよくなかったものの,昼間は平穏に時間が過ぎて行った。夜は雨がもっともひどい時間帯に歩いて帰るという不運に見舞われたが,風が恐れていたほど吹き荒れなかったのは不幸中の幸いであった。

ところが,帰りに近所のラーメン屋に寄るつもりだったのに,ちょうど昨日から研修とのことで開いていなかった。仕方なく一番近くのコンビニに食料を仕入れに向かった。普段はもっと近いスーパーで買い物をするので,一番近いと言っても歩いて5~6分かかるそのコンビニにはしばらく立ち寄っていなかった。道すがら,こういう時に限ってコンビニが無くなってたりして,不幸は重なるものだよな,などとネガティヴなことを考えていたが,本当になくなっていた。

近場の店がじわりと減っていくばかりなのは悲しいことである。そういえば,とある回転寿司屋にGW中に行こうとして念のため店舗を検索して調べたところ,潰れてたっけなぁ。

店へのアクセスの良さに関しては改善されないどころか悪化する一方であるのは困ったことである。
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Riccati の方程式に関する d'Alembert の解説。

2015-05-12 01:13:26 | mathematics
18世紀に Riccati によって研究が始められて以来,現在もなお盛んに研究されている Riccati の方程式に関する Diderot と d'Alembert の有名な百科全書の補遺 (Supplement) に,d'Alembert が求積法によって解くことができる指数の条件に関する証明を述べていると,Riccati の方程式の歴史に詳しい Bittanti 氏の論説に書かれていたので探してみた。

件の記事はgallica のサイトで閲覧できるが,より判読しやすいきれいな画像データが阪南大学の貴重書アーカイブにあった。

探すのにそこそこ手間取ったので,忘れないようにここに記録した次第である。Bittanti 氏は参考文献として詳しく書誌情報を記載していないが,出版年と,見出しが "Ricati" になっている(本文中でも Ricati のままである)と述べているので,それを頼りに見出すことができた。Supplement の第4巻,648ページであった。

ちなみに,この百科全書ではロピタルの綴りが l'Hopital であり,ライプニッツは Leibnitz と記載されている。ロピタルは現在多くの書物で使われているのと同じ綴りであるが,当の本人が著した微分積分学のテキストには l'Hospital と綴られている。Leibnitz は今日では Leibniz が普通であるが,ドイツ語版の Leibniz に関する Wikipedia の記事から察するに,かつては Leibnitz とも綴ったらしい。

この他,d'Alembert が de la Grange(Lagrange のことと思われる)に宛てた書簡の内容と比較してみたいところであるが,そういったことはまたいずれ試みるつもりである。
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