英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

お掃除タイム

2015-11-03 | その他
世界にはいろいろな異文化があります。

日本で生まれ育ったら「当たり前」ですが、外国人の目から見ると「当たり前」ではないもののひとつに、日本の学校の「お掃除タイム」があります。

子どもたちが教室の掃除をしたり、ランチタイムでは給食の配膳も子どもたちがおこないます。

うちのスクールのアメリカ人は一様に驚きます。

特にトイレ掃除も子どもたちでする、と言うと「え~! ウソでしょ」となる 

アメリカの学校はお掃除をお仕事としてする人がいて、授業が終わるとやってきて掃除します。一般の会社と同じです。ここで雇用を生み出しているという考え方でしょう。

先日、動画サイトでおもしろいものを見つけました。


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These Kids Clean Their Own Classrooms – And Have Fun Doing It

Should kids clean their own classrooms? Japan thinks so.

Posted by AJ+ on 2015年11月2日


日本の小学生たちが協力して、教室の掃除、トイレの掃除、そして給食の配膳をしています。どの子も楽しそうにやっています。

私は小学生の頃、給食が大好きで、給食委員をやっていましたし、給食の配膳は大好きな係りでした。どんなふうに適量に盛り付ければこぼれないとか、熱い汁物はどうやってよそい分けるのか、など、この経験から学んだといっても過言ではないでしょう。

「トイレ掃除」について言えば、ある時は「罰則」にでもなるほど、みんな苦手なものですが、私たちの共通意識として、

 自分たちが使うところは、自分たちできれいにする→責任感を育てる。
 自分たちで掃除することによって自分たちも汚さないようにする。→他者への思いやりを育てる。
 みんなで協力しておこなう→団結力やチームワークを育てる。

というものがあるでしょう。

しかし、外国の方々の動画への書き込みを見ると、

'Child abuse' 「幼児虐待」とか
'Child labor' 「児童労働」

との指摘もあって、日本人の私は驚いてしまいます 

ちなみにうちの息子たちは学校のトイレ掃除のおかげで、うちのトイレ掃除もやってくれていました 


動画に出てくる子どもたちが「褒めてもらえると嬉しい」とか「きれいになると嬉しい」と、喜びを感じているところが観ていて嬉しい 

日本の「おもてなし」文化は世界中から賞賛される文化ですが、こういう子どもの時からの習慣が「おもいやり」を育て、「おもてなし」につながるんじゃないかと思います。

みなさんはどう思われますか?