私は教育の場に身をおいて30年近くになりますが、「教育」というのは教師側が一方的に「教える」ものではないと思っています
もともと「教育」という言葉のラテン語は「引き出す」という意味だそうです。
ですから学ぶ人の「やる気」--「モティベーション」を引き出すことが一番大事だと思っています。
いろんな子どもを見ていて、集中力のスパンには個人差がありますが、今までかつて「集中力がない」子は見たことがありません。
保護者の中には「うちの子は集中力がないんです」と言う方がおられますが、きっとそのお子さんは好きなことに取り掛かれば、きっと親が「やめなさい」というまでそれを続けるでしょう。
うちの次男に関して言えば、それは「漫画」でした。日本語の本はせいぜい「ダレンシャン」どまりでしたが、漫画で彼は漢字を学んだといっても過言ではないでしょう。「ごはんだよ!」と呼んでもなかなかやめませんでした。
「勉強もこれくらい一生懸命やってくればなあ~」と何度思ったことか。
誰だって「好きなこと」には集中力を発揮するのです。
さて、私のスクールでは、今年度のゴールを「語彙力増強」に掲げました。
日本において英語の語彙を増やすことは並大抵のことではありません。まず生活の中で英語は必需品ではないからです。
それでも語彙を増やさないと言いたことが言えない。
そうかといって、単語本を買って与えて覚えさせても、「やらされている」感はぬぐえません。
スクールでは小学校3年生から英和和英辞典を使いますが、先生から「意味を調べなさい」と言われて使うのではなく、「なんていう意味だろう」と自分から調べる気持ちを育てたい。
そこでスタートしたのが名づけて「パワーワードプロジェクト Power Word Project」
レッスンでもおうちでも、自分が「あれ?」と思った単語は、
辞書を調べる
そのページに付箋をはる
引いた単語に下線を引く
「パワーワードノート」に書いておく→自分の単語帳を作る
世間でよく知られている深谷圭介先生の「辞書引き学習」をヒントにして、「辞書とお友達」になってもらうことにしました。
おかげで毎週教室では、
「先生、今週こんだけ付箋が増えたよ! 」
という声があちこちで聞けるようになりました
子どもたちの「やる気」を引き出す方法~これからもどんどん考えます
もともと「教育」という言葉のラテン語は「引き出す」という意味だそうです。
ですから学ぶ人の「やる気」--「モティベーション」を引き出すことが一番大事だと思っています。
いろんな子どもを見ていて、集中力のスパンには個人差がありますが、今までかつて「集中力がない」子は見たことがありません。
保護者の中には「うちの子は集中力がないんです」と言う方がおられますが、きっとそのお子さんは好きなことに取り掛かれば、きっと親が「やめなさい」というまでそれを続けるでしょう。
うちの次男に関して言えば、それは「漫画」でした。日本語の本はせいぜい「ダレンシャン」どまりでしたが、漫画で彼は漢字を学んだといっても過言ではないでしょう。「ごはんだよ!」と呼んでもなかなかやめませんでした。
「勉強もこれくらい一生懸命やってくればなあ~」と何度思ったことか。
誰だって「好きなこと」には集中力を発揮するのです。
さて、私のスクールでは、今年度のゴールを「語彙力増強」に掲げました。
日本において英語の語彙を増やすことは並大抵のことではありません。まず生活の中で英語は必需品ではないからです。
それでも語彙を増やさないと言いたことが言えない。
そうかといって、単語本を買って与えて覚えさせても、「やらされている」感はぬぐえません。
スクールでは小学校3年生から英和和英辞典を使いますが、先生から「意味を調べなさい」と言われて使うのではなく、「なんていう意味だろう」と自分から調べる気持ちを育てたい。
そこでスタートしたのが名づけて「パワーワードプロジェクト Power Word Project」
レッスンでもおうちでも、自分が「あれ?」と思った単語は、
辞書を調べる
そのページに付箋をはる
引いた単語に下線を引く
「パワーワードノート」に書いておく→自分の単語帳を作る
世間でよく知られている深谷圭介先生の「辞書引き学習」をヒントにして、「辞書とお友達」になってもらうことにしました。
おかげで毎週教室では、
「先生、今週こんだけ付箋が増えたよ! 」
という声があちこちで聞けるようになりました
子どもたちの「やる気」を引き出す方法~これからもどんどん考えます