英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

英語で情報を読み取ろう

2014-04-17 | 英語学習
私が子どもだった頃、何かわからないことがあれば、まわりの大人に聞くか、うちにあったものすごく分厚い「百科事典」なるものを本棚から出してきて、それを引いて情報を探しました。

「百科事典」なんて言葉、今の子どもは知らないでしょうねえ~ 

今はインターネットで検索に用語を打ち込むだけで、情報がだ~~~~と出てきます。

私のスクールの外国人講師たちはこれを'Google it!(検索しなさい)'とか'I'm gonna goole it.(グーグルで調べてみるわ)'と言います。 'Google'がすでに動詞になってるんですよね。

最近では自分の頭で考えるより、検索する方が早いとばかりに、すぐ情報検索して、その情報を鵜呑みにしてしまう危険性があり、若者の思考力の低下が問題になっています。

また、その情報をまる写しにしてレポートを書く大学生があとをたちません。ちなみにアメリカでこういう行為(plagiarism)が発覚すると、即刻退学となりますので、気を付けてほしいです。

情報がつまったウィキペディアは主だった情報サイトですが、100%が正しいものではないので、ほかのサイトでも調べる必要がありますし、それらの情報を読んだ上で、では自分はどう思うのかという意見を持つこともこれからは必要だと思います。

ウィキペディア(通称「ウィキ」)は当然英語版と日本語版がありますが、やはり英語版の方が情報量が格段に多い。それはやはり英語が国際語であるからでしょう。

これからの子どもたちにはインターネット検索が当たり前になり、たくさんの英語情報量から自分の必要な情報を読み取る力をつける必要があります。

     

新年度が始まって私のスクールでは中学生クラスのカリキュラムを一新し、この英語情報に慣れ、必要情報を読み取る練習を始めました。

サイトは「UNESCO Kidsーユネスコ・キッズ」-小学生向けに作られた世界遺産を紹介するサイトですが、この英語版をレッスンでは使っていきます。

ゆくゆくはタブレット端末を授業で使っていきたいと考えていますが、現在は一部ノートパソコンを教室で使って講師がサイトの確認をおこなっています。

この「ユネスコキッズ」サイトは本当によくできていて、見ていると、世界に飛び出したくなります。

このサイトを通して、子どもたちには英語による情報の読み取り能力を高め、

 自分たちの住む地球に興味を持つ
 自分の住む日本以外の外国について知る

そして
 英語を使って世界に飛び出し、社会貢献する

そんなことを目標にしてもらいたいと願っています。