英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

「努力」と「継続」がキー

2014-03-07 | 英語学習
今週はいよいよ国公立大学の結果発表があります。生徒たちの親御さんの気持ちを思うと私まで落ち着かない気分です。

11月くらいから受験生には「励ましメッセージ」を送ったりしますが、どの子も即レスでかえってきます。

「先生、ありがとう。がんばっています。」
「もうちょっとなんでがんばります。

2月は中学受験を終えた子どもたちが次々吉報とともにクラスに戻ってきてくれました。

受験は言うまでもなくひとつの大きな「壁」ですが、それを乗り越えた時の達成感と自信は、その子の今後の人生に大きくプラスになると思っています。

     

幼児期児童期から英語学習を続けていると、2つの壁があります。

ひとつは「9歳の壁」-心理学的にも言われていることですが、第一思春期にはいって、やる気を失ったり、親に対して反抗的な態度をとったりするのですが、これも自立の第一歩と保護者の方にはとらえていただきたいです。

もうひとつは「受験」です。

特に今の中学受験は小学校4年生から塾に通う子も増え、中には、受験に関係ないからと、英語のレッスンを早々にやめてしまう子もいて、大変残念に思っています。

そんななか、英語もなんとか続けられるように塾を探して、ぎりぎりまで続けられるように工夫してくださる方もいらっしゃいます。

もちろん受験前は集中することが大事ですから、一定期間は休会手続きをとって、精神的に英語学習を「継続」している形をとっていただくのが一番いいと思います。



そういえば、私の長男も4歳から続けていたバイオリンを、中学受験を控えた小学6年生の9月頃に、
「母さん、そろそろ受験に集中するから、バイオリンは休むわ」
といいました。

本人が言い出すまでほかっておこうと思っていたのですが、内心「いつまでやるんだろう」と思っていたので、これを聞いて胸をなでおろしました。

それからの集中力がすごかった

受験が終わった次の週にはレッスンに行っていました

残念ながらバイオリニストにはなりませんでしたが、大学に入った頃はオケにはいって友達の輪を広げていたようです。


    

今までたくさんの子どもたちを見てきましたが、なんとか「継続」して受験の壁を乗り越えてくれた子どもたちは、高校大学で大きく花開いています。

英語学習に限ったことではありませんが、「継続」と「努力」が、成功へのキーであることに疑いはありませんね。