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日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

暑中お見舞い

2010年08月05日 | Weblog
暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます 。というハガキが連日舞い込む。勿論こちらも挨拶状を返信するわけだが、同じ言葉を返信する。

今年の夏は本当に酷暑続く。37,8度なんて気温が続くことは、僕が子供の時分には、経験できな事だ。暑いなとぼやいても、せいぜい33度止まりであって40度近くまで気温が上昇することは考えられなかった。

幸いなことに科学の力でもって過不足を補うような仕組みができあがっているから、暑ければ温度を下げるように、寒ければ温度を上げて、自然の刺激を直接受けない様な機器が開発され、出来るだけ快適に過ごせるようになったのが現代である。

明治、大正さかのぼって江戸時代人々はどのようにして避暑をしていたのだろうか。新幹線が有るわけではないから、カンタンに避暑地に行く事は出来なかった。と言うことは昔の人はいつもの住まいで涼しくなる方法を編み出してそれによって避暑をしていたのだろう。ところで気温が現代ほど上がることは滅多にないことだったろうから、現代人がクーラーという便利ものを、使うのと余り替わりは無かったのではないか。

確かに酷暑は体に応えるが、昔の人は精神面でも鍛えられているから、現代人の事をむしろ哀れんでみているかも知れない。

僕の子供の頃の状態と比べると、今日のような、酷暑日が続いたような記憶がない。これは自然環境がその頃に比べて変化したと言うことに行き着く。
ここ5,60年の間に工業の発達によりその負の部分が今まで経験したことがないような異常とも言える気象を生み出している。

人々はよりよいものをめざして、日進月歩で工業化を進めてきたが、これからは何事においても地球環境を大きく変化させないような前提が要求される。産業は利益追求が最優先されるが、長い目で見ると、それが許されるのは自然環境を守ることが大前提である。

クーラーも入れずに、暑い暑いと汗をふきふき、ぼやきながら、ここまで書いたらもう限界だ。