日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

この世は判らない事だらけ

2007年07月23日 | Weblog
現代科学で判らないことに、解答を出そうと思えば、その答えを推定または想定して、それが正解であると信じる意外に、答えは出しようがない。

それにしても判らないことが多すぎる。科学は発展途上の学問だとつくづく思う。

先週土曜日に放映された、ブロードキャスターの中で、フイリピンの女子高生が日本軍の亡霊を見て14人が倒れたらしい。フイリピンは霊の存在を信じている人が多いということだから、こういう事に、感応しやすいのかも知れないが、こういう類のことは、古代国家の卑彌呼が呪術を使って国を治めていたと言う事に1脈通じるものを感じる。おそらく人類共通に持っている1つの能力であることは間違いなさそうだ。

弘法大師が「秘鍵宝やく」の中で 生まれを4回繰り返して、その次に死にを4回繰り返して、人間は、生も死も判らないと言われたが、その通りである。どこからやってきて、生まれたの。死んだら、どこに行くのか。共に判らない。即ち生死そのどちらにも暗い(冥い)のである。

そう言われれば我々は自分の生の瞬間や、死の瞬間を自覚することは出来ないように、なっている。

科学的手法にどっぷりつかっている現代人は、科学的な方法や手段でもって、いつか、このような問題を解き明かすことが出来るのだろうか。