山歩きの翌日、自宅でのんびりしていると、時々ジョウビタキが家の窓をたたく。
ジョウビタキのジョウは頭部の灰色を意味し、ビタキは火炊き・・・鳴き声がカッ、カッと火打ち石を打つ音に
似ていることからきているらしい。
この鳥、除草などで土を耕していると、ミミズなどの土中の虫が好物なので驚くほど近くに寄ってくる。
いつもは単独行動をしており、縄張り意識も強く、風貌に似合わず攻撃的とのこと。
窓をコツコツとたたくしぐさは、畑を耕せという要求なのかな?とふと思ったが、どうやら窓ガラスに映る
自身の姿を見て、敵だと勘違いし攻撃していたのだった。
車のバックミラーなどをコツコツやられると、けっこう傷が付いて困ることもあるらしい。
日頃何気なく見ている自宅周辺の光景も、それなりに意味のあるものだと、妙に感心してしまう。
以下、庭の花など
自身に対して笛は吹いちょらんので、踊ることもない。垣根の剪定を適当にやって一日が終わる。
自由すぎる生活もいささか緊張感に欠けすぎる。人に多少もまれた方がええのかもしれない。
それにしても今日もテキトーだったな。
植替をしたナツズイセンが数年振りに開花した。キツネノカミソリなどと同じヒガンバナ科の花だ。
山仲間から頂いたアブラハムダービーも大株に成長し、ゴージャスな花が次々に開花している。
ブルーサルビア
チェリーセージ
チョウが好むブッドレア
山歩きを忘れたスズメのごとく、庭に潜伏?する日々、いつになったら解放される?
多く植えている花の一部を掘り上げ、減らしたり、今まで使っていなかった除草剤などを使って
手抜きが出来るようにはしているが、いかんせん庭が広すぎる。さらに減らさないといけない。
午後、ひさしぶりにまとまり雨になった。植物にとっては恵みの雨だ。
このところ、除草や剪定などの庭作業に専心の日々、山歩きは遠のいてしまっているが、
その内、接近することもあるだろう。し、しかし、何かでリフレッシュしないと。