トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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読みたい本

2009-03-04 10:27:18 | 読書
 ブログに集中すると、読書などから情報を取り入れることがおろそかになってしまいます。ブログ中毒・依存症にならないように注意しなくてはと思う今日この頃でした。

 そんな訳で、いろいろな世界にも時間をかけてみたいので、ブログに関わる時間は調整しようと思っています。本もたくさん読みたいですね。最近、読みたい本を並べてみました。

 最初は、とーしつ(統合失調症)のお母さんと著者との関係を描いたコミックエッセイです。最近は、うつ病の方が話題になることが多いですが、統合失調症は100人に1人の割合で発症する可能性のある病気です。著者が4歳の時からの31年間のお母さんとの記録です。長い時間が流れたのですね。物心ついたころから、お母さんがとーしつなんて、どんな気持ちなのかな。この病気との向き合い方など、たくさんの人が読むことで、病気への理解が広がるといいですね。

わが家の母はビョーキです
中村 ユキ
サンマーク出版

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 時々紹介している『ロスジェネ』同様、オピニオン誌です。非正規労働者などの視点から、様々な記事が載っています。正規の出版ルートに乗せることから苦労してきた雑誌です。こうした形で、自分たちの情報を発信する試みは、活字媒体の出版物の衰退の今、とても、有意義なことだと思います。地元の本屋には、しっかり何冊も置いてありました。一冊でも多く売れることが、この雑誌の今後の存続のために必要なことです。3000部を売り切って増刷をかけるという、出版界では異例な売れ行きだったそうです。でも、3000部売ってトントンで、採算度外視で次号の発行につながるというのが現状だそうです。
フリーターズフリー〈Vol.01〉よわいのはどっちだ。

フリーターズフリー

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フリーターズフリー vol.2 (2)

人文書院

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 日本最大のカルト集団とフランスの国民議会で言及されている巨大宗教団体の、裁判面からの真実に迫ろうとする本です。当事者である団体は、盛んに訴訟制度を利用して、自分たちが立て続けに勝訴したと喧伝していますが、実際は、まるっきり違うようです。この本の著者に対する、電話記録の盗用が、おいらの地元にある団体関連の大学の職員によって、数年前に行われました。職員は、青年部副部長の肩書で、配下のNTT職員を使って、団体に批判的な著者をはじめとした人たちの通話記録を盗み出しました。この事件が発覚したのは、職員の女性問題からというお粗末なきっかけでした。この団体は、政党の幹部への盗聴や、出版妨害事件などを起こしていますが、反省はないようです。
司法に断罪された創価学会
乙骨 正生
かもがわ出版

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