デュラエース。
このブログに来ている人には説明の必要はないでしょうが、シマノの出しているパーツの最高峰のブランドです。
もう、シマノのその時の技術の粋をつぎ込んでいて、性能のためなら、高価な材料でも使う。結果、プロでないと手が出せないような高価な商品になっちゃうんですけど。
でも、キモだけデュラにする。それなら、素人だって手が出せる。そういうカスタマイズもあるわけです。
そういうのネットでチョイチョイ情報を見かけるので、俺もやってみました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/3.2, ISO 1,250
まずは、これ。プーリーセット。RD-7900用のガイドプーリーとテンションプーリーのセットです。
自転車で言うプーリーってのは、リアディレーラー(後輪の横に付いている変速機)の歯車って言えば分かりやすいのかな?通常2枚のプーリーが必要です。
Amazonとかで簡単に手に入るのですが、この評価を見ると、如何にこのパーツの交換が有効であるか、期待出来るところです。
これが今、Amazonで2,961円(送料込み)です。は?歯車に3千円?と思う人は思うでしょう。でも実売価格2万円のリアディレーラーに付いている部品なんで、そんなモンでしょうね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,000
まずはこっち、プーリーの回転方向が決められている「テンションプーリー」です。
テンションプーリーは下側の歯車で、どんな大きさのギアに切り替えても、チェーンの張りを調整し、チェーンが外れるのを防止する役割があります。
デュラのプーリーにはベアリングが組み込まれています。
でもそんなにクルクル回るような感じのベアリングではありませんでした。まあ、何もないときにクルクル回っても、負荷がかかったときに動かなかったら意味ないんで、そういうものじゃないなと、評価しておきます。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,000
回転方向が決まっているテンションプーリーは、歯車の先が尖っています。
チェーンがどんな向きで入って来ても、スッと歯車がチェーンに引っかかるようにの配慮かな?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500
こっちはガイドプーリー、上の方のギア。このギアがチェーンを保持したまま左右に動くのでギアチェンジが出来るんです。こっちは回転方向無し。
ベアリングがテンションプーリーと比較して小さくなっています。恐らくこれも軽量化で、無駄に大きなベアリングなんてイラネって事なんでしょうか?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500
あとついでに、ボトムブラケットも購入3,400円です。これもすごく回転が良くなると評判です。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500
中身とご対面。
回転が良いかどうかは分かりませんが、とにかく軽い!
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/4, ISO 100
で、105(RD-5700)に最初から付いていたプーリー。取り外しました。
ベアリングとかないですけど、これはこれで結構回っていました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/3.5, ISO 100
で、取り付け完了。
早速テスト。その動画を撮りました。
こんな感じで、良い事づくめのプーリー交換。ちょっと良いカスタマイズでした。
…次はボトムブラケット交換なんですが…ボトムブラケットの前にクランクを外さなくちゃ…
ああっ!!
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 160
ネジを1本なめてしましました。
ここを取ると、左クランクが外れるのですが…外れなくなりました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 125
だから、こうやって細いノコギリで溝からボルトを切断させてしまえば、クランクは取り外し出来る様になるんじゃないかなと。
ただ、切ってもネジの先の部分は、フランクの中に残ります。これが取れないと新しいネジが使えないという。
だったら、クランク一式取り替えてやろうかと思うのですが、ちょっと値が張るなぁw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500
ネジを切るのはこのノコギリで行けそう。
このノコギリは、カーボンステムのカットをDIYしたときに使ったものです。
最悪の場合、2のクランク全体を購入しないといけない。新品で6,000円ぐらいする。
運が良ければなんかの拍子にネジが外れて3のネジだけ買えば良い300円ぐらい。これで済めば良いのにね。
とりあえず、俺のクランクは165mmという短足仕様。中古で気に入る物が出てくれば飛びつくけど、その可能性は低い…かな?
でも今のTiagraも気に入っているので、本当は交換したくない。
選択肢は2つ。
・このまま乗る。 今回購入したボトムブラケットは無駄になるが仕方がない。
・無理してクランクを外す。 追加の工具とか買ったら、結構な出費になるかも?
という事で、ボトムブラケットはしばらく引き出しの中ですわ。
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