さあ、昨日は「BB交換はとりあえずしない」と宣言したのですが、まあ、いつもの通り、そこにあるパーツを取り付け無いなんて、俺にとって居酒屋に行って「じゃ、ボクはノンアル。」って言うぐらい難しく、結局行動に出てしまうわけですw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100
まずは左クランクの外せるパーツは外します。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/400s, f/8, ISO 100
すると、切断せねばならないなめたボルトが見えてきます。
全く、このボルトは強敵です。実は昨日2軒のロードバイクショップに行き「すいません、外してもらいたいネジがあるんですが…」と相談を持ちかけたところ…
「うちで買った自転車ではないですよね」とピシッ!!
そんなモンかもしれませんが、腹が立ったのも事実。
ぜってーDIYで外してやる。素人ナメンナ、コラ!
さ、この戦いはどこまでもつれるのか?すぐ終わる?今日中?1月ほどかかる?それとも廃車?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100
で、コイツでゴリゴリ。
でも、不幸中の幸いは、なめたのが外側のボルトだったこと。内側のボルトだったら、刃が届かなかったよ。
でも、このまま気持ちよく切っていくと、刃がシートチューブに当たっちゃうなぁ…。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100
それなら向きを変えてみる。お、これならストロークも長く使えて能率良く切断できそうじゃん。
実は探してみたら、俺のような作業をされた方もおられて、糸鋸で切断するのに40分もかかったとか…。
でもこのペースなら…。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100
ペキン!!
と言う音がしたと思ったらネジの頭が飛び出してきました。切断するのはもう少し先だと思っていましたが、残り僅かのところで破断しちゃったようです。
ああ~左クランクはずれたよ~。俺はたったの12分で外れたよ~w
これで、クランク外すのに無茶をしすぎて、「こりゃ、フレームごとクランクを捨てちゃった方が賢くない?」という事態にはならずには済みました。
あとは、この左クランクが再利用出来るかにかかっています。
そのためには、この中に残った、ボルトの下半身を如何に取り出すか…が問題になるわけで…どうでしょう?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/6.3, ISO 100
ああ、気をつけていたつもりだったんですけど、結構傷が入りましたね…残念。
まあ、そんなところ、誰も見ないですし、すぐ汚れて分からなくなる場所ですw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
さて、クランク再利用の問題は放っておいて、ボトムブラケットの交換をやりましょう。(SM-FC4500→SM-BB9000)
ボトムブラケットの上位機種(左)は、小型軽量なベアリングを採用したことで、さらなる小型化、軽量化を実現しました。なるほど、小さいのも軽いのもよく分かります。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4, ISO 100
小さくなった分、今までの工具では取り付け出来ません。ご丁寧に、これには取り付け用のアダプタも付いています。
こうした樹脂製のアダプタがあると、、ボトムブラケットに傷が付かないから良いですよね。今までのは、ちょっとしたことでボトムブラケットに傷を付けていました。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5, ISO 100
取り付け完了。シマノの純正パーツは、ネジ部分にはネジ止めやら、クランクが入るところにはグリスなど、すでに塗ってあるから、時間も短縮、手も汚れない。
それにしてもBB30のフレームにDURA-ACEですよw この皮肉な爽快感w
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/16, ISO 250
その前と比較するとこんな感じ。
この肩が張ったような形状もメカメカしくて捨てがたいんだけどな、捨てるしかねーよなw
え?山翡翠丸ホローテック化…BBシェルの幅が2mm違うから多分無理。
クロモリフレームだから削れる?出来ない事は無いけど…失敗したらどうすんだよw
…などと独り言。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/16, ISO 500
クランク取り付けるとこんな感じ。(ボルトがひとつ抜けていますがw)
それでは早速、BB交換前後の比較動画をご覧ください。(俺、ユーチューバーってヤツになれるかもしれないなw)
…てな感じなんですが、チェーンをかけて、後輪の負荷がかかったとたん、性能差なんて分からなくなりますw
プーリーほど驚きはなかったですね…w
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5.6, ISO 100
あ、俺、このシルバーウイークにカーポート奥の自転車置き場にタイルを貼りました(置きました)。
これで少しは雨の日でも泥汚れを防げるんじゃないかなと。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100
山翡翠丸側もこんな感じ。翡翠丸Cは贅沢に、カーポートの屋根の下ですが、濡れるときは濡れますw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/32, ISO 200
今日は三脚を使っての定点撮影。小型三脚ですから、ちょっとローアングルで格好良い!
「お、プーリー変わってるじゃん!」
そんなん分かる人いないよねw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100
さて、左クランクの手術を行います。
残ったネジ部分をドリルで穴を開けて少しずつでも崩していこうという作戦です。
真上から、ドリルを突き刺しゆっくり回す。うーん全然歯が立たない。ちょっとスピードアップ。削れた金属粉が飛び散りだした次の瞬間。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100
おお!奇跡だ!
ドリルが付けようとした傷が、引っかかりとなって、ドリルの回転でネジが回りました。
あ、そうか、ネジの頭がないから引っ張られないので、固着でもしていない限り、簡単に回るんだ。
ここからが長期戦。ねじ穴とか破損させたら、取り返しがつかないぞ?とか思っていたので、こんな、開始30秒ほどでのあっけない幕引きにビックリw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100
いやー、このボルトに泣かされましたw
でも結果楽しめたから、もう良いかなw
さ、このネジの注文しなきゃ。300円だったっけ。安く済んで良かったよw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 320
最後に、昨日105から外したプーリーは山翡翠丸に移植しました。
写真は山翡翠丸に付けていた社外品のプーリー。色だけで選んだので、性能云々は考えていません。で、片方のベアリングが壊れてて、動きが激シブになっていました。
ちょうど交換時期だったのかもしれませんね。
おー、成功おめでとうございます!
絶望の淵から生還すると達成感ありますね。
プーリー交換、やってみようかな
プーリー交換はお勧めですよ。10分もかからないし。
作業するときは、チェーンを外すとやりやすいですが、外さなくても出来ます。俺は前のギアのチェーンを外し、後ろのギアは最小のものにして、テンションを緩めて作業しました。