川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

ステッカーチューン!翡翠丸の青化を進めるにはこの手しか残っていなかったw

2015年02月15日 | 俺のDIY

「売約御礼」

先日、フレームを新調するなら今かと思いながらも二の足を踏んでいた、TREKのフレームの話。型が古すぎるかなぁ、足つきどうかなぁ、TREKはアメリカのメーカー?俺のイメージじゃ無いなぁ、弱虫ペダルでは金城さんのバイクか…特に憧れないなぁ。などとウダウダ言っているうちに、他の人に買われてしまいましたw まあ、このフレームとは縁が無かったんでしょう。(でも、売れるまでの2週間は、「ああ、誰も買わないって事は、俺が買う運命なんだよ!」って、だいぶポチリ未遂しましたけど。)

ならばですよ。今のアンカーRFA5とは、長い付き合いになりそうだなと。正直、いろんなフレームを乗り継いで、このフレームをチョイスしたという訳でも無く、自分に合ったフレームなのかどうかも分かりませんが、でも全然不満は無い。不満があるとすれば…

地味

その一言に尽きますなw

 

さて、俺の家には、色々なルールがあるんですが、その一つに「2月の吉日にひな人形を出す。その日はひな人形を飾る1階の和室に俺一人で寝て、早朝にひな人形を飾る。」というのがあります。まあ、俺がひな人形飾りの責任者で、子供に邪魔されずに作業を進めようと思ったら、早朝。だからこのルールに不満はありません。で、その日、残りの家族は…と言うと2階の和室に全員寝ます。

チャンスじゃんか!!

その日、一晩限りだけど、家族に内緒で家の「1階」で自転車いじりが出来る。けっこうね、自転車を2階まで持っていくの大変なんですよw

その日を狙って、ある計画を準備します。

今年の嫁が決めたひな人形飾りは2月15日。つまり、14日の夜が決行ってことで。

 

まず、14日、午前中は幼稚園で息子の生活発表会。そこで結構バタバタしました。でも午後から特に予定が無かったので、準備を始めます!

ミッション名

「自転車に青いステッカー貼って、青い自転車にしちゃおうぜ作戦!~ただし1日で~」


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/400s, f/8, ISO 100

ステッカー貼るにはまず脱脂。でもその前に汚れなどは徹底洗浄です。洗浄の邪魔になるパーツはすべて取り除きます。

まあ、ハンドル周り、ディレーラー周辺のワイヤーの調整が必要な物は極力外さない方向で。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/400s, f/9, ISO 100

シートステーにはリング錠を付けていましたが今回一旦外します。ここの部分には傷防止のために透明のシートを貼っていましたが、それも取ります。

取ったあとはパーツクリーナーで糊の除去。

で、写真が暗いのは、良く見ると、この部分にも目立たないロゴが。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/320s, f/8, ISO 100

フレームに付いた汚れ、最初はパーツクリーナーで取っていたのですが、ぶっちゃけ、このスプレー式のマジックリンが最強です。

パーツクリーナーは、洗浄力はすごいですが、すぐに揮発してしまうので、表面だけキレイになるという感じ。一方マジックリンは泡になって、その場所に留まり、どんどん汚れを溶かしてくれます。

特にホイールの汚れに悩んでいる人は、マジックリンを試して欲しいです。リムに泡を付けて、3分ほど放置。タイヤの下には真っ黒な水の水たまりが出来ていますから。これが「拭かないでも取れた汚れ」です。あとはざっと水で流し、気になるところには雑巾に含ませたマジックリンでゴシゴシ。これだけです。簡単簡単。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/7.1, ISO 100

一応定点撮影w


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/250s, f/5.6, ISO 100

うお!なんとダウンチューブの下の方にもロゴが。ここは、クランクに隠れてしまうところなんだけどな。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 1,600

そして、みんなが寝静まってから、フレームを家に持ち込みます。今はこたつマットを床に敷いているので、少々乱暴に扱ってもフローリングに影響なさげ。

で、さっきのダウンチューブのロゴは、この様にカーボン調カッティングシートで隠します。前輪の石はねから、フレームを守るプロテクター。そんなイメージでデザインしました。

貼る前には、もちろん脱脂剤で脱脂。これを怠ると、剥げやすくなります。

なんか、白地に黒って、スペースシャトルっぽいなと思ったり。

※カッティングシートはオートバックスで購入。送料考えたら、ネットで買うより安いかも?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/80s, f/2.8, ISO 2,000

シートステーのロゴも、こうして隠しました。カーボン製のシートステーで、振動の軽減をしている…つもりのデザインw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/80s, f/2.8, ISO 500

さて、肝心の一番大きなダウンチューブのロゴマークですが、ステッカーの作成は業者に頼みました。

ロゴマーク大×2

ロゴマーク小×6

ラインテープ幅1cm×2

ラインテープ幅5mm×2

これだけで、3,000円ぐらいかな?

 

文字の大きさは指定できるんだけど、字間の幅はおまかせ。商品は、ちょっと間延びしている。全体で1cmほど。

こんなのでうまくいくのかな?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 800

とりあえず、単語として貼るのでは無く、文字単位で貼ることにしました。

ただ、全く同じ大きさではないようで、下の文字が見え隠れ。

どうせ消えないのなら、立体感が得られるよう、少しずらして貼ってみることに。白い影がある。そんなイメージで。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/40s, f/2.8, ISO 500

うん、まぁ良いんじゃない?元のステッカーと貼り付け後は字間が大きく違います。

このカッティングシートは、業者の話では、F1カーにも使われているんだそうです。F1=耐久性では無いわけで、だから何?なんですけど。

 

でも、このシートは適度な光沢もあり、貼りやすく、気泡が入っても自然に抜けていく素材らしい。色々進歩してるなぁ。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/30s, f/2.8, ISO 400

シートチューブはフレームにそのまま貼るんじゃ無く、カーボンシートを巻き付けて、その上からロゴを貼ります。黄色いテープは、マスキングテープ。目盛りが入っているので、すごく便利。

この場合は、カーボンシートに隠れるロゴの位置をマスキングテープで記録します。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 1,600

はい、こんな感じです。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 800

トップチューブにもロゴマーク。ここでもマスキングテープ大活躍。

目盛りが入っていると、左右で位置を合わせようとするときすごく便利。微調整が容易。「何ミリ下げる」とか、目盛り通り下げれば良いのだから楽ちん。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/50s, f/2.8, ISO 1,600

で、ラインテープで、バイナルっぽく。

傍目で素人の自作っぽく無くなるでしょ?贅沢言えば、スカイブルー一色というのがさびしいかな?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 1,000

ダウンチューブにラインテープとアンカーのマークを。ボトルケージ取り付け穴はスルー。どうせ見えなくなるし。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/40s, f/2.8, ISO 1,000

トップチューブにも同様のラインを施します。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 1,000

この、マークとラインという組み合わせは、仮面ライダードライブのおでこを参考に作りました。

今回、ステッカーの配置やデザインを考えるに当たって、基本はストライプで行こうと決めていました。もう少し幾何学的なデザインをちりばめる様なパターンも模索してたんですが、うちの自転車の青いアウターケーブルや、タイヤの青などを考えると、線をデザインすると馴染むんだろうな、そんな感じで。

俺は正解だったと自画自賛したいところですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/60s, f/2.8, ISO 800

ラインの先の処理。尖らせました。

画像検索で「アンカー」「フレーム」なんか調べると、アンカー(ホンモノ)のフレームのステッカーは、トップチューブには結構こうしたデザインを持ってきているので。

メーカーのデザイナーがどうしたデザインを好むか、そういうのも参考にデザインしました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/40s, f/2.8, ISO 1,000

とりあえずステッカー貼りは完成。

ビニール袋は、リアディレーラーを隠しています。ある程度洗浄しましたけど、部屋を汚したらいけないので。

明日は朝イチで自転車に戻そう。

…ってその前にひな人形出さなきゃw

と言って寝たのが午前2時。

 

で、5時半起きでひな人形出し。

7時から、自転車組み立て。色々取り外しているので結構大変。チェーンとかも外しているんだけど、せっかくのフレームを汚さないように細心の注意で組み立て。

8時半に完成しました。

 

それでは感動のリフォームの全貌をご覧ください。

【BEFORE】

 

【AFTER】


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/160s, f/5.6, ISO 100

なんということでしょう!

なんかそれっぽい、レース仕様になったような気がします。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/160s, f/5.6, ISO 100

前から。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/160s, f/6.3, ISO 100

後から。

青いパーツが増えたという印象よりも、黒いパーツが増えた分、白いパーツが減ってきて締まって見える様になった…って感じでしょうか?

でも真っ黒のバイクは重たそうなイメージなんだよなw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/125s, f/5, ISO 100

昨日頑張って貼ったステッカー。やっぱ部屋の中より、太陽光で見るとキレイです。

問題は剥がれないかどうか?それに尽きます。

結構尖っているところが多いので、そこからペロッと行きそうで怖いです。

ただ、それが嫌だからと、クリヤー吹きつけ、パフ磨きまではやりたくないめんどくさがりやの俺。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/125s, f/4, ISO 100

リング錠界隈。

自転車も派手になったから、盗難のリスクもあがるでしょう。リング錠1個だけじゃ正直不安を感じます。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/200s, f/5, ISO 100

ダウンチューブの下側のカーボンプロテクター風のステッカー。ひらめきで付けた割には結構気に入っているんですよね。

周りの人がどう思うかは、ま、どうでも良いですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-70mm 1:2.8 L USM
1/200s, f/5, ISO 100

最後に、大きなロゴマークがどうなったか?

写真を暗くして、もともとの白いマークがどう見えるかのチェック。

多少見えますが、見える事で、文字がちょっと浮き上がっているような?

ま、イヤになったら、また別の方法を考えます。

 

さーって、明日から汚さないように乗らないとね。ステッカーも完全に接着出来るのは3日後ぐらいだろうから、それまでは雨に濡らせたくは無いなぁ。