風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

24時間かけてパースへ

2012-01-08 | オーストラリア 師走のパース (2011)

機内から見た夕焼け

パースへは、以前はカンタス航空の直行便があったが、
3月の大震災以降、取り止めになってしまった。
この路線は以前から赤字だったらしく、今後も再開の見通しはたっていない。
直行便が楽なことは言うまでもないが、仕方なくシドニー経由のチケットを入手した。

このチケットを選んだ決め手は、往路は成田空港だが、復路到着が羽田空港ということ。
しかし、このシドニー経由での航路は、
自宅を出てパースに落ち着くまで24時間もかかってしまった。(シドニー乗換え時間も含めて)
何とも果てしなく遠い飛行機の旅であった。

                                 


シドニー空港で入国審査→手荷物の受け取り→税関検査を受ける。
その後は、ひたすら国内線の案内ボード「Domestic Transfer」に従って歩いていく。

国際線の隅っこにある国内乗換え案内所で手荷物を預け、
そこからはバスで国内線空港まで移動。


国際線と国内線が離れているので心配だったが、無事パース行きの搭乗口に到着。
思った以上にスムーズな流れで出発時間の1時間半も前に着いてしまった。

一人旅で話す相手もないので、待ち時間は周囲の人物ウォッチングとなるが、
肌を露出した軽装が多いことで、改めて日本と季節が逆の南半球にきたことを実感。


機内では窓側に席をとり、しばし空からの景色を楽しむ。

 
蛇行する川が見えた。                       アデレード付近の海岸(この海の先は南極海)
本当に大蛇が動いているようにも見える。      

 

 

窓から見える陸地の景色は、まるで大きな地上絵。
あの白い部分は砂漠だろうか、それとも塩を含んだ塩湖だろうか。

1年ほど前にもアデレードとの往復で同じ景色を見て感動したが、
次から次に広がる不思議な形を眺めていると、4時間半の空の旅が短く感じる。



同じ国内でありながら、シドニーとパースとの時差は通常は2時間。
日本を発ってシドニーに着いた時には時計を進め、パースが近づくと、また遅らせる。
おまけに、シドニーはサマータイムを導入しているが、パースは今年は導入していないので、
更に遅らせる。
時間(というか頭)の切り替えが、ちょっと大変

最新の画像もっと見る