風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

礼文島 3日目(前半) 猫台桃台展望台⇒元地海岸⇒礼文林道

2016-06-30 | 北海道の夏 9年目(2016)
6月14日
今日も雨が降ったり止んだりの生憎の天気
ガッカリだが宿にいても仕方ないので、朝食後に宿の車で「猫台桃台展望台」まで送っていただいた。


                        


以前も来たことがあるし、この展望台には特に期待はしていなかったが、
今日の眺めは素晴らしかった。

季節的に岩肌に茂る草木の色が綺麗で、この2日間に降った雨が滝となって流れていたり、
その清々しい景色にしばし見入ってしまった。
以前に来た時は観光バスで時間に追われていたし、人数も多かったので、
同じ景色でも2人だけで眺めるのとは印象が違うのかもしれない。



猫の姿に似ていることから「猫岩」と言われる。
背中が丸い猫背で ピョンと立った小さな耳が可愛い。



桃の形に似ているのだ「桃岩」と呼ばれている。
てっぺんの尖がりが桃を連想させるのだろう。


                        

ちょうど雨が上がっていたので、しばらく周囲の眺めを楽しんでから、
自動車道を歩いて元地海岸へ
自動車道と言っても、車は殆ど走らない。
道端に咲く花を眺めながら歩く。

 
 
 
バイケイソウもセンダイハギも、これから最盛期を迎える。



新しく造られているトンネル道(新桃岩トンネル)は、ここ元地から香深までの1.6キロもあるとか!
それに伴って現在使われている桃岩トンネルは来年から使われなくなるというが、
あの眺めのいい道路はどうなるのだろうか。
こうして島の生活もだんだんと変化していくのが、いいような困るような・・・



メノウ海岸と、その先にある地蔵岩(細くそそり立つ岩)
50年ほど前に友人と来た時、この海岸でメノウを探したことを覚えている。
結局、メノウらしい石は見つけられなかったが、今日はほんの短い時間だったが
小さい小さいメノウを数個見つけた。


左は私が見つけた小さなメノウで、右は売店の御主人に頂いたメノウ



こちらに来る時に箸置きを持ってくるのを忘れたので、ついでに箸置きになる小石も探した。
白い石が欲しかったけれど、ちょうどいい大きさの石は黒い石ばかり。
バスの発車時間までに白い石を見つけたいと探していると、福岡からいらしたご夫婦と一緒になった。

話しているうちに、私達がこれから行こうと思っている礼文林道の入り口を通るとのことで、
急遽、乗せて行ってもらうことになった。
福岡と言えば、夫の馴染みある街。
これも何かのご縁だねと話が弾み、感謝しながら別れた。


この後の、礼文林道から香深港までの話は・・次回に。

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