タイの寺院や街で見かける、プルメリア(現地ではリラワリー)の花。
プルメリアは、以前タイではラントンと呼ばれ、悲しい花とされて個人の家で植えることは敬遠されていた。
が、「こんなに綺麗なのに」と王妃様がリラワリーと呼び名を変えたら、一般の人にも受け入れられるようになったとか。
12月上旬、郷里の母も退院できホッと一息ついた頃、新聞広告で目に飛び込んだ《超格安・タイツアー》
国内旅行と大差ないその価格に魅かれ、すかさず電話で申し込んだ。
申し込みから出発まで1週間ほど。
下調べも何も出来ないまま、国内旅行のような気分で機上の人となる。
乗り継ぎは台湾。
台湾と言えば何年か前に訪れたが、その時の印象は、
美味しい食事と、博物館でみた翡翠で作った白菜の置き物くらいなもの。
あの時も今回と同じで、下調べのない旅行が如何に心に何も残らないものかは分かっているが、
最近の旅は、こうして思いつきで急に出発することが本当に多い。
以前のように、出発までに3か月~半年かけて航空チケットやホテルまで手配し、
その間は、その国に関する本で下調べをすることで充実した旅が出来ることは分かっている。
でも今は・・・
年齢だろうか、そのエネルギーが湧いてこないので仕方がない。
言い訳はこのくらいにして、ただ行ってきただけのタイ旅行。
写真だけでも記録として載せていこう