風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

十勝へ女性3人旅 大森カントリーガーデン 

2013-09-19 | 北海道の夏 6年目 (2013)
ここ滞在地で知り合った友人は土いじりが大好きで、
「以前からずーっと行きたいと思っていた」というのが広尾町にある「大森カントリーガーデン」

お花の綺麗な時季に一緒に行こうという話になったが、同行の3人のスケジュールがなかなか合わず、
やっと行けたのはお盆過ぎの、お花の季節が終わる頃。
それぞれ夫を家に残し、しばし家事から解放されて女性だけの1泊旅行。

  
入口は丸太を重ねたり束ねているだけの素朴さ。
「作りのが簡単そうだし、温かみがあるし、自分の家の庭作りに取り入れたい」って話になったが、
よく考えてみると、北海道の広い庭なら可能だけれど、我が家の狭い庭では無理・・


   
ここは1000種に近い品種の宿根草を販売していて、昨年からカフェもオープン。
カフェの中からは、手入れの行き届いた花いっぱいのガーデンが眺められ、
横のコーナーではガーデニング・グッズや小物を販売。

 
  
本来は苗の卸し販売が主らしいのだが、その苗の見本を兼ねてのガーデンがとても素敵
結構広いガーデンなのに、よく手入れされていて気持ちいい。

このところ北海道の花ガーデンが人気になっているが、
その多くのガーデンが、ここで苗を仕入れているとか。
 


ふと目にした白いギボウシが何故か心に残り、庭を見終わったあとにその話をすると、
どういう訳か3人とも同じように気になっていたことが判明。
「3人が同じように心惹かれたのだから」と、その花を購入することにしたが、
残念ながら正確な花の名前も分からないし、場所もハッキリ覚えていない。
すると売店の女性が
「では、その花が咲いていた場所まで一緒に行きましょう」とついて来てくれた。

忙しいのに、ただ1本の苗の為に、ガーデンのあちらこちらを歩き回って探してくれることに感動したが、
このような心遣いが、このお店のそこかしこに感じられる居心地のいいガーデンと販売店だった。


因みに、3人の心を捉えた白いギボウシの名前は《ダイアナリメンバード》
あのダイアナ妃を偲んで名付けられた新しい品種だとか。