風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

まずは市内を巡る

2009-05-03 | カナダ(バンクーバー) (2009)
今日は市内の案内をお願いしてるので、そのガイドさんとホテルのロビーで待ち合わせ。
小型マイクロバスに、私達夫婦の他には母娘2人連れの4人だけ。

今年のバンクーバーは冬が長く、4月に入って一気に春の陽気になり、
その影響で、梅とアンズと桜が一緒に咲き出したそうだ。
おかげでダウンタウンも郊外も、白・ピンク・赤の花が満開。
特に桜の木が多く、一瞬東京の街を歩いているような錯覚になる。



ガスタウン(バンクーバー発祥の地。町のシンボル蒸気時計の音が可愛い)

チャイナタウン(中国色の異空間だが、英語ばかりの中では漢字表示が妙に嬉しい)

スタンレー・パーク(その広さなんと日比谷公園の25倍とか。ツクシがたくさん生えていた!)



トーテムポール広場(それぞれ特徴のある、インディアン各部族のポールが並ぶ)

クイーンエリザベス・パーク(高台にあるので、遥か雪を抱いた山々の眺めが美しかった)

バンデューセン植物園(世界の植物園ベスト10に入っているそうだ)

と、お決まりのコースを巡る。

                              

特に私が一番気に入ったのは、バンデューセン植物園。
バンクーバー最大の植物園で、7500種以上の植物が植えられているそうだ。
園内にはたくさんの散歩道が設けられており、のんびりと季節の植物を楽しむことが出来る。



入口付近エリアには大株の多品種のクリスマスローズが満開
そのほか、水仙、ヒヤシンス、チューリップ、ヒース、etc・・・の花々
それに最近知ったアイスプラントの種類もいろいろと

初めて見る花も多いが、それぞれに名前や属科などの説明表示があるのが親切だ。
特に嬉しいのは、その時季に咲いているお花の切り花が、出入り口に通じるアプローチに並べられ、
それぞれの説明表示がしてあることだ。



写真表示をしている所はよくあるが、
このように実物と説明がズラリと並べられているのは初めてのような気がする。

絵や写真ではわからない微妙な特徴が、実物ではよくわかる。
私のように植物の名前に疎い人間には、こんな表示がとても有難い。

せっかく咲きながら切り花にされた花には申し訳ないが、
こんな親切な植物園が、日本にもあるといいのだけれど。