【世界らん展”21】
今年のテーマは~「いつにない春、いつもの幸せ」~
らん展初の特集となる春に咲く希少な日本の蘭「えびね」が一堂に集まった。
コロナ対策のため、ドームからプリズムホールに移り、規模を大幅に縮小し
入場制限をしての開催だ、些か拍子抜けしたが、お陰でゆっくりと珍しい花々
を鑑賞することが出来た。
オーキッドゲートを抜けると色どり鮮やかな「えびね」が出迎えてくれた。
日本大賞
デンドロビュームハワイアングリーン”ダイセン”抜けるように白く美しい
色彩が大賞に結びついた。
優良賞
デンドロビュームレポリナム”ペピリオン”
優良賞
優秀賞
カランセトウキョウベイ ドルフィン「えびね」”サワヤカ”
花一輪が1円玉の半分程度の世界最小の愛くるしい「えびね」だ!
名付けて”一寸法師”希少な花である。
白と赤のコントラストが際立って美しい最高峰の「えびね」だ。
名は”Mirai”・・・世界に数株しか存在しないため、希少性が高く
約100万円の価値があるそうだ!
一寸法師とMiraiが、それぞれガラスケースに収められていた。
グロテスクでもあり可愛くもあり。
日本の蘭「えびね」
海老根:北海道から九州にかけ全国的に咲く、地上性の蘭である。
らん展には欠かせない御三家
IKKO・志穂美悦子・假屋崎省吾の作品
今回の世界らん展は、新型コロナ感染防止のため展示面積も展示作品も
入場者も、大幅に縮小され寂しいらん展になってしまった。
7日間開催の、6日目に見に行ったが狭い展示会場で精いっぱい咲く、花たちも
悲しそうに、ややくたびれていた。
来年こそは広いドームの晴れ舞台で、思いっきり咲き競ってもらいたい。
マンション横の会館の桜もすっかり葉桜になってしまいました。暫くは楽しませていただきました。
季節は間違いなく進んで行きます。
コロナの野郎は停滞し、益々えばりくさっておりますが頭に来ます。もう暫く我慢しましょう。