7日から始まった山王祭は、8日の神幸祭で最大のクライマックスを迎えた。
総勢500名余、神職による先導に始まり、諫鼓鳥・大鼓・神幸祭旗・金棒・高張提灯・御幣
鼻高面に朱傘・大真榊・錦旗に大幟・獅子頭に御神馬・御弓・御鉾・御楯が続き舞姫・童女・楽人
花山車や干支山車(龍)美少年山車に東郷元帥山車と牛若大山車、それに御鳳輩2基と宮神輿
が並ぶ優雅で格調高い御列が都心に華麗な王朝絵巻を展開した。
山王祭は神田明神・深川八幡の祭りと並び江戸三大祭りとして長い歴史をもつ。
「神輿深川、山車神田、だだっ広いは山王様」と言われているが、神幸祭の御列は赤坂日枝神社を
朝8時前に出発し、麹町から四谷~市谷から靖国神社~国立劇場・最高裁判所を通って~内堀沿い
を抜け皇居外苑~東京駅に向い丸の内仲通り~八重洲・八丁堀~日本橋日枝神社(撰社)~
日本橋の繁華街~銀座通り~新橋に出て日比谷公園を通って日枝神社に戻る、大パレードである。
所用時間9時間、暑い日差しのなか、御列に参加された皆様本当にお疲れ様でした。
国立劇場前では、神職による「駐輦祭斎行」が厳粛に行われた。
ビジネス街は丁度昼休み時、若いビジネスマンたちが思わぬ行列に歓声を上げていた。
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