【世界らん展’22】その2
蘭の表現方法も様々だ!めったに見ることが出来ない、中国、ヴェトナム国境
に咲く蘭や、南アフリカ原生の色鮮やかな蘭・・・女性作家たちの感性溢れる
フラワーデザイン、人気の華道家二人の競演、ミニ会場にも拘らず何時もと
変わらぬ充実したラン展だ!
ディサ ~テーブルマウンテンに輝く赤い宝石~
南アフリカ原生のディサは、「神々の花」と呼ばれる幻の洋蘭、赤く輝く
宝石にも見えるディサを沢山集め、宝石箱のような花畑を演出している。
新感覚フラワーパーク「HANA BIYORI」をテーマに
飾られた蘭は一風変わった演出を見せてくれた。
初めて見る蘭「パフィオペディラム・ハンギアナム」20世紀最後の大発見!
1999年に中国とヴェトナムの国境付近で発見された。
「フラワーデザイン部門最優秀賞作品」「根葉・蘭土」~never land 蘭の妖精~
一本の蘭の成長する姿に焦点を当てている。
最も苦労したのが土の部分と、作者が話していた。
様々なデザインが美しく楽しい・・・毎回楽しみに見ている。
発想が素晴らしい作品がずらりと並ぶ。
賑やかに、華やかに、作家の個性が存分に表現された作品で見飽きない。
ドレスに身を纏い優雅に舞っている…ひと際目立っていた。
青色コチョウラン~BLUEGENE~
世界で初めて天然の青色を叶えたコチョウラン。15年以上に
わたって研究開発を重ね石原産業の情熱とバイオ技術の結晶として
夢を実現した。
華道家:假屋崎 省吾 作品名 (紅輝燦然)
花創作家:志穂美 悦子 作品名(紫雫)
らん展に欠かせない二人の華道家の作品。展示作品が大きく会場に飾れないため、
東京ドームホテルの1階ロビーでスケール大きく華麗に飾られていた。
ラン展には毎年足を運んでいる、コロナ禍で物足りないらん展が続いたが
今年は狭い会場を存分に楽しめる様に工夫され、充実したラン展だった。